「ヨノナカ」さんのページ

総レビュー数: 48レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年01月06日

[ネタバレあり]

私がマンガを読むきっかけになった作品。

冬目景作品はどれもほのぐらく、それにどれだけ心を通わせるかで面白さが違います。従って非常にレビューが難しい。人に寄ってどれだけ琴線が触れるか違いますから。

羊の群れに紛れた狼は悲しい牙で己の身を裂く。

という冒頭の一文が心に響いた方は読んでおくべきです。きっとあなたの心に残る作品になるはずです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-01-07 16:34:37] [修正:2006-01-07 16:34:37] [このレビューのURL]

7点 DEATH NOTE

ジャンプ購読してる方はご存知かもしれませんが、実はデスノートには読みきりの作品があります。私はこっちの読みきりを推しますね。

連載の方はジャンプではまれに見る本格サスペンスです。字が多く、小説にしろと言いたくなりますが良く作りこんである作品です。
では読みきりは、というと、こちらはデスノートという人の殺意をたやすく実行に移す凶器を通して人間の心を鋭く抉る作品になってます。

読みきりが単行本として世に出てるかは残念ながら解らないのですが、機会があったら読んでみる事をオススメします。

点数は読みきり8点連載6点で平均とって7点ということで。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-01-07 16:19:27] [修正:2006-01-07 16:19:27] [このレビューのURL]

7点 軍鶏

[ネタバレあり]

良いマンガです!バキよりこっちを人に薦めたい。
絵柄・演出・ストーリー、どれをとっても文句なしの一級作です。

しかし、あえて付け加えると主人公の心理変化の過程がよろしくありません。悲しい過去を背負った最強の少年、という感じで初めは書きたかったんでしょうが、だんだんと主人公から過去を省みることがなくなっていき、最近では「昔こんなことがあった」ぐらいの挿入の仕方しかされないのが残念です。ここを巧みにかけていたなら超一級の作品になれたというのに・・・

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-01-07 16:09:34] [修正:2006-01-07 16:09:34] [このレビューのURL]

6点 GOTH

大岩ケンジさんは才能ありますね。NHKにようこそと平行して読むと良く解る。


さて、GOTHですが、良質のミステリーです。読んでおいて問題はないかと。

ケチつけるとすればやっぱり小説とマンガの違いですかね。乙一はその文体から刹那的な印象を与えるミステリー小説家として成功しましたが、マンガになるとありがちな(といっても良くできてますよ)雰囲気になってしまっていまいち楽しめない感がありました。私は小説GOTHの方を推します。

乙一的な雰囲気の作品って小説よりもマンガに多いですね。あの無生物的な雰囲気が・・・

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-01-07 16:01:17] [修正:2006-01-07 16:01:17] [このレビューのURL]

あぁぁ・・・冬目景作品は好きだったんだけど・・・(泣)

冬目景は良くも悪くもメジャーな作風になってきましたね。独りよがりの書き方じゃなくなってきて作品に幅が出てきた分、今までのちょい暗めの書き方をしなくなってきました。

この作品もまさにそれです。時代背景もしっかりしていてこれからのハナシの展開が気になるところですが、今までの作品のような雰囲気を楽しめるものではなくなっています。まだ1巻しか読んでないのでこれからの話の盛り上がりに期待!ですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-01-07 15:51:54] [修正:2006-01-07 15:51:54] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

恋愛小説の二番煎じ、というのが率直な感想。村上かつらの作風といっちゃそれまでだけど。

村上かつらさんは、キャラを通じて自分の言いたい事、それも思想的なことじゃなくて聞こえがいい(格好が付く)ことを言わせるからどうしても物語に影響がでます。

例えば、「劣等感が強い人は優越感も強い」なんて台詞をユキが言いますけど、この台詞は物語を進める上ではっきりいっていらない台詞です。こんな台詞をそこかしこに入れていくから演出・構成がおろそかになって、最後には「作者のエッセイをふんだんに盛り込んだ恋愛小説の2番煎じマンガ」ができあがってしまう。

逆に言えばそんなカッコイイ台詞回しが聞きたいという人にはうってつけ。ただ、それだったら恋愛小説(山田詠美とかね)読んだほうがいいかと・・・^^;

ナイスレビュー: 2

[投稿:2006-01-07 15:36:01] [修正:2006-01-07 15:36:01] [このレビューのURL]

つい最近完結したミステリーアクション。世界観がよく練られており、伏線も巧みに張っているのだが・・・・


おしい!おしすぎるぞ!!


この作品がおしい理由は以下の2つ。

?.▲?ションシーンがわかりにくいこと。
?▲潺好謄蝓爾任△蠅覆?らあまり怖くないこと。


?,呂?そらく読めばわかるかと。作者は独特の絵をお持ちの方でかつ背景までしっかり書いてらっしゃるのでアクションがあまり映えず、しかも次々と話が展開し見せ場を作るための間があまりありません。そのため、アクションを生かしてヒヤリ・ドキリとする感覚が味わえないのです。


?△呂海虜酩覆鬘吋薀鵐?下げている大きな原因です。この作品は確かに伏線を張っています。張っているのですが、その伏線は振り返ってから生かされるいわゆる「謎解き」的な伏線であって、読者に期待感を持たせて、「これから一体どうなるんだ・・・」
と展開をリードする伏線ではないのです。
これがもし浦沢直樹が書くような巧妙な伏線の張り方をしていたならば、大ヒット作となった可能性大です。

作品を読むと、繰り返されるアクションに翻弄されつつ読み進めていくと、段々と謎が解けていく、という印象を受けるでしょう。ただ、決して悪くはありません。むしろ優秀な作品です。後半からややこしくなるので、古い巻片手に「なるほど!そういうことだったのか!」と全てが明らかになっていく感覚を味わう楽しみ方ができるマンガです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-01-06 18:06:41] [修正:2006-01-06 18:06:41] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

よくできた少年マンガです。読んで損はないでしょう。

ストーリーといい、キャラ設定といいどれも魅力的。スポーツマンガとしての見せ所もキチンと押さえています。

難を挙げるとすれば演出が奇抜すぎるということ。
「ちょっと足速いだけなのにこんなに砂煙立たないだろ!」
とか突っ込みを入れたがる方は避けとくのが無難ですかね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-01-06 17:46:30] [修正:2006-01-06 17:46:30] [このレビューのURL]

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