「水鏡」さんのページ

総レビュー数: 73レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年01月19日

「改造」に比べると少しキレが無くなってますね。
その分他の部分に力を入れているようには感じるのですが、やや中途半端さがあります。

何故か読んでて安心感を覚える漫画ではあるのですが。

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[投稿:2006-01-20 09:36:02] [修正:2006-01-20 09:36:02] [このレビューのURL]

ギャグ漫画です。
変な生き物の音速丸が中心となりギャグが展開されていくんですが、
古賀節とも言える独特のテンポとセリフのいいまわしが見事に脳をかき回してくれます。
とにかく音速丸のキャラが素敵です。彼(?)の暴走無くしてこの漫画は成り立ちません。

作者の自己ツッコミみたいなのは個人的に寒い時があるですが、
ノってる時の怒涛のギャグは凄まじいです。爆笑ですよ

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[投稿:2006-01-19 06:35:01] [修正:2006-01-19 06:35:01] [このレビューのURL]

なんと言ってもガッツの豪快さが見所です。
ドラゴン殺しで敵を薙ぎ払い、肩で止めてビシッと見得を切る。
キメ所がわかっているって感じですね。最高にツボです。

人物の描写も見事です。内面表現もあるのですが、
表情だけでそれ以上に物を語ってくれる。
特にガッツの見せる「執念」の顔は良いです。

アクション時は気迫の篭った絵で熱くさせてくれるのですが、
普段からの緻密な絵柄も凄いです。
中世的ファンタジーを細かに感じられる街や森の風景も良いですね。
続きが物凄く気になる漫画なのですが……終わるのはいつになるやら

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[投稿:2006-01-19 06:15:43] [修正:2006-01-19 06:15:43] [このレビューのURL]

いきなり頭に矢、という不条理感バリバリの展開で始まる、
作者が持つ独特のセンスをそのまま描き出したような、
シュールで満ち溢れた作品で、
読んでいて脳がねじれていくような不思議な感覚に襲われます。
あすみはコンプレックスによりかなり精神が歪んでいるんですが、
それによる主人公との勘違い、すれ違いが続いていくうち
読んでて愛しくなってきました。
あまり丁寧な絵柄とも言えないんですが、
独特の「味」があり、扉絵などもなんとも言えぬ不思議さというか、メンヘルさというような物を醸し出していました。
ただ一話ごとに性格が微妙に変わったり設定が継ぎ足されたりするのは最初慣れませんでしたね。
基本恋愛路線で話は進んでいくんですが、二人のやりとりはもどかしさ、微笑ましさがあってよかったです。

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[投稿:2006-01-19 06:03:07] [修正:2006-01-19 06:03:07] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

12年もまたいでるので、ベイスと他三作の間に物凄い絵柄の差がありますね。
昔のはキャラの顔が薄めですがしっかり米原先生の絵の特徴は見て取れます。
やっぱり「内面の熱さ」みたいな物をキャラが放ってますね。
『GARAKUTA』でも、消えてしまったかのように見えて燻り続けてる魂を持った主人公が、
ラストでしっかりとそれを爆発させ解放していて、こちらもさっぱりとした感覚を味わえます。
小さいですが、粒揃いの一作です

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[投稿:2006-01-19 05:03:39] [修正:2006-01-19 05:03:39] [このレビューのURL]

岩間の頼り甲斐は異常。
寡黙で、渋くて、決める時に決めてくれるので惚れそうになります。
さくらとの掛け合いも楽しくて、まだまだ続きが読みたくなる作品。
単行本で追加のエピローグで明かされる岩間の秘密で益々もっと読みたくなります。
この頃の米原秀幸が好きですね

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[投稿:2006-01-19 04:21:35] [修正:2006-01-19 04:21:35] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

淡々と、主人公を置いてけぼりでストーリーが進行するんですが
本当に、淡々と、なんですよね。作者の絵柄も手伝ってあまり起伏というものが無いように感じます。
それ故に刺激的な物も無いのですが、物語の中には読んでる内に深く染み入るようなテーマがあったりします。
「窓の外」を見ている丸神町の住人は、それに縛られ、
儀式、慣習を実行し待つ事のみをするだけでした。
教授も能力の正体を探って、自分なりの真相に辿りついたにも関わらず、儀式の神官になる道を選びました。
丸神頼之は「窓の外」の意味、能力についての事を考え、行動を起こしました。
結果としてどうなったかはわかりませんが、彼は前に進む事を選んだわけです。
たいして主人公のアクションは「何もしない」です。
能力に頼って生きる事もせず、儀式へ依存もせず
とにかく生きるというものでした。

能力の有無、窓の外を見たか見ないか、等もそれぞれあり、
誰が正しいのかはわかりませんが、最後の各々の顔はあくまで晴れやかです。
色々な面で考えさせられる作品でした。

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[投稿:2006-01-19 03:54:45] [修正:2006-01-19 03:54:45] [このレビューのURL]

エロマンガとして読んでは駄目でしょう。
板垣先生の気迫、魂がここには込められています。
「生」とは闘争であり「性」もまた闘争なのです。

とりあえず私は、爆笑しました。

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[投稿:2006-01-19 03:27:40] [修正:2006-01-19 03:27:40] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

じっとりとした内面描写と、危機に陥った時の緊迫感が見所です。
特にちょくちょく訪れる「追い詰められ感」は読んでいて緊張しますね。
これは同作者の『彼岸島』よりも生々しく感じました。
ユウジが潤に与える恐怖感をそっくり味わっているような感じがしました。
おどおどとしながらも芯がしっかりした潤が絵衣子や仲間のためにたくましく戦う様は勇気を与えられます。
特に最後のセリフは心に深く食い込みました。とても良かったです。

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[投稿:2006-01-19 03:07:04] [修正:2006-01-19 03:07:04] [このレビューのURL]

主要キャラの異常性がそれぞれうまく表現されていて、
中でもイチのトラウマが巧みに誘導され、引き起こされるという流れが鮮やかでした。
人物の心情が濃く描写されていて、生々しいです。

「暴力」を文字通りこれほどに表現する漫画も中々無いと思います。
垣原の拷問も見てて痛くなるようでした。

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[投稿:2006-01-19 02:44:26] [修正:2006-01-19 02:44:36] [このレビューのURL]