「ルリヲ」さんのページ

総レビュー数: 114レビュー(全て表示) 最終投稿: 2012年09月13日

疫病神と座敷わらしの女の子が主人公のもとにやってきて、彼が幸福になるか不幸になるかで力比べをするために住み着く、という4コマコメディ。

設定は面白いと思った。けど話の展開やギャグの質はそんなでもない。
たまにクスっとくるくらい。

無垢で無知なお子様座敷わらしが可愛い。疫病神もツンデレ混じってて可愛い。
ただ、不幸、幸福があまりにワンパターンなのが気になるところ。

ほとんどただの日常系4コマになってしまっているのが残念。

4.5点位。

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[投稿:2014-11-20 00:15:24] [修正:2014-11-20 00:15:24] [このレビューのURL]

人間の感情のありかたとか、うつろいであるとか、そういうものを描くのが非常にうまい。

物語の進み方は淡々としていて、そこにアクセントのようにちょっとしたコメディ的会話が差し込まれたり。決して作風は明るくないけれど。

登場人物の話すこと、またその考えに「成程」と思わされたり「うーん?」ってなったりする。
共感できるときは心にグサグサ。ピンと来ない時はモヤモヤ。
でも、本来人の考えってこういうものだなあ、と思った。
登場人物がとても人間っぽい作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-11-11 22:05:52] [修正:2014-11-11 22:05:52] [このレビューのURL]

まつり(真性のバカ)、奈緒(性格キツイツッコミ)、智花(メガネ委員長)というある意味テンプレな3人のみが登場人物の女子高生日常系ギャグ。

読み味は少しハトポポコ作品っぽいかも?
だいたいはまつり(バカ)のバカが起点にギャグが展開していく。
殆どが会話劇。
Sっぽい奈緒もまつりの奇行にのっかってみたり、たまに見せる一面がいい。
こういう作品の委員長はいい人でまともなキャラが多いけど、この作品ではどこかずれている。
と、キャラクターもどこか変わっているけれどその影は薄く、あくまでネタの内容で勝負している印象を受けた。(もちろん3人ともかわいいのだけれど)

どこかで聞いたことあるようなつまらないギャグは少なく、ちょっと新鮮でシュールな空気を味わえた。

最後にはいい話なような、でもそうでもないような話で終わっており、気持ちいい読後感とともに、終わってしまう寂しさも感じた。

1巻完結で読みやすく、アタリだと思う。

追記
すいません、まだ完結してないみたいでした。嬉しいです。

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[投稿:2014-06-04 18:45:06] [修正:2014-11-09 23:15:44] [このレビューのURL]

毒舌女の子を中心とした4コマギャグ。

理不尽な毒舌そのものも面白いけど、特に秀逸だと感じたのはそれを活かした爽快感。
小さい子供のうざったい言動とか、学校行事に非協力的なことなかれ主義っぽい奴とか、そういう文句の言いづらい相手にもバッサリと切り込んでいく姿はスカッとする。

ギャグも面白いしスッキリもするしでかなり面白かった。

後半では魅力的な新キャラも出てきたし続きに期待。

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[投稿:2014-10-28 03:17:37] [修正:2014-11-07 01:27:30] [このレビューのURL]

駄菓子漫画。
ヒロインが「今日のテーマはこれよ!」と言って駄菓子をバーンと見せ、それを主軸にギャグを展開していく。

ギャグは面白いし、たまに挟まれる駄菓子トリビアも楽しい。
表紙のいい感じの雰囲気の可愛い絵に釣られたけど、中の絵も結構綺麗。
それでいてギャグシーンではタッチを変えるのも良い。

不満点といえば露骨なエロくらい。狙い過ぎだと有り難みがなくなる。
主人公以外へのラッキースケベは控えていただきたい。(真顔)

駄菓子という設定の割に登場人物の年齢が割と高め(高校生?)なのが気になったが、面白かった。
駄菓子ネタが尽きたときどうなるのか不安ではあるけど、今のところ良作だと思う。

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[投稿:2014-10-23 15:54:06] [修正:2014-10-23 15:54:06] [このレビューのURL]

天界からやってきた天使のアンジーとお付のムートン、彼女たちに勝手に居候される熊倉の3人が中心の4コマギャグマンガ。

アンジーの身勝手さが生み出す理不尽な笑い、ムートンの意外な性格の悪さ、熊倉のぼっちさ、ぼけっとしている所、かわいそうかわいい感じ。
各キャラが違った持ち味でそれぞれ魅力的。

途中からアホな悪魔のアミーも加わってネタも広がり、終始ギャグでもだれたりしなかった。

熊倉がかわいい。ツイッターネタはぜひ読んでみて欲しい。

ふざけっぱなしだったけど最後にはちょっとほっこリさせられたりもしたし、もっと読みたいと思わされた。

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[投稿:2014-04-29 18:14:21] [修正:2014-04-29 18:14:21] [このレビューのURL]

主人公のとなりの席の柏木さんは完璧超人で無愛想なんだけど実は隠れオタクで・・・
というお話。
理由なくヒロインが主人公を好きになったり、いきなりモテモテになったりせず、柏木さんと主人公の距離が少しずつ少しずつ近づいていく。

とにかくヒロインの柏木さんがかわいい。
ひたすら男の理想を固めたような可愛さじゃなく、自分のやったことを考えすぎてしまったりとか、調子にのった主人公に泣きながら怒ったりとか、人間らしい可愛さがある。

だからこそ、こんな主人公とくっついてしまって(まだなにもないけれど)いいのか、とこっちが考えてしまう。笑
主人公の時々見せる男気には感心させられるが、すぐ調子にのるし空気が本当に読めないしイマイチ好きになれない。

柏木さんが本当にかわいいので、主人公ももうちょっと魅力的になってほしい。

2人の関係の進展がゆっくり丁寧に描かれていて、長い目で見守っていたいなあと思わせてくれる。

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[投稿:2014-04-24 02:34:05] [修正:2014-04-24 02:34:05] [このレビューのURL]

著作に「惑星のさみだれ」がある水上先生の最新作。

物語は、主人公とヒロイン、友達たちの日常パートと、主人公が過去生を体験するパートが交互に来るような形で構成されている。

過去生は主人公の魂がこれまでに体験した人生を、ある地点から死まで追憶する形になっており、それぞれが中々濃厚。

ヒロイン曰く「7回過去生を体験してもらう」とのことで、物語の核心に触れるのはまだ先になりそう。

各過去生の話もよくできており、内容の割にまあまあコンパクトにまとめられていて読みやすい(ひとつの過去生に使う話数が大体5話ほど)。
泣ける話のつくりは流石。それぞれをオムニバスの1話としてみてもクオリティは高い。

体験した過去生が現代の主人公に影響を与えたり、現代とのつながりがあったり、他の過去生で影響が出ていたりするのも面白い。

まだ既刊3巻で先は長そうだけれど、名作になりそうな雰囲気がある。というかすでに相当面白い。

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[投稿:2014-04-17 20:55:37] [修正:2014-04-17 20:58:35] [このレビューのURL]

中学生たちの青くて臭い、恋とか性とかの青春オムニバス。
自分の体が他の人と違うことを悩んだり、かっこいい男の子に恋したり。
透けブラに興奮したり上級生を大人と感じたり。
自分は好きな女の子といい感じだと思っててもその女の子は他のイケメンが好きだったり。

なんだか見に覚えがあるような、だからこそ胸に来る、甘酸っぱい気持ちにさせられる作品が揃ってる。
自分もあそこの毛が生えてくるの遅いなあと悩んだこととか、好きな子はイケメンが好きだったとかいろいろ思い出させられた。

どれも楽しめる話なんだけどおすすめはやはり1話。野口さんかわいい。

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[投稿:2014-04-14 15:29:16] [修正:2014-04-14 15:29:16] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

まだまだ人間的に成熟していない中学?高校生をメインに据えた日常漫画。

事件なんかは殆ど起こらないが、よくあるほのぼの系とは違い、登場人物たちの悶々とした気持ちとか、自分に都合のいい考えとか、整合性のない言動が随所に現れ、人ってこういうもんだよねと思わされる。

いいなあと思うのは、主人公やヒロインたちの気持ちがどんどん変化していく所。
よくいる主人公に一途キャラは途中であきらめるし、主人公の初体験の相手は「やっぱり違う」とあっさり離れていく。そのくせ困ったときは頼ったり。
主人公も気になる相手をコロコロ変えていく。元担任の奥さんにコロッと惚れそうになっていたのなんてリアルだった。

最初から最後までなんとなくモヤモヤ(割と心地よかった)しながら読まされた。読後感もなんとなくいいものを読んだようなちょっと疲れたような。
面白かったことは間違いない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-04-04 02:20:59] [修正:2014-04-04 02:20:59] [このレビューのURL]