「チーズカバオ」さんのページ

総レビュー数: 75レビュー(全て表示) 最終投稿: 2017年07月23日

典型的な「おもしろくもないが、つまらなくもない漫画」。
本当に暇で暇で仕方ない時に、目の前にこの漫画しかなければ読む程度の内容。でも、2週目以降はそれでも躊躇うかもしれない。

しかし最近の漫画やアニメ関係のアンケートによくこの作品の名が挙がっているのを目にするが、今の若年層にはこの程度の作品がそんなにもてはやされてしまうのかと思うと、少年漫画の未来に少し不安を感じる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-04-11 10:39:41] [修正:2023-04-11 10:41:18] [このレビューのURL]

根本的な話運びが今一つ。
展開が劇的なのは良いが、作者の描きたいシチュエーションありきでキャラクターが動くので、色々と唐突な流れが多い。
しかもその割りにはとりとめのない場面をじっくり描いたり、妙に伏線が張ってあったりと、慎重に読ませようとしてくる要素が多くバランスが悪い。

全体的に作者が自分の発想に陶酔している感があるような気がするが、それぞれの要素の繋ぎ方が稚拙に感じる。
大まかなプロット自体は悪くないとは思うが、若年層向けの子どもだましな展開が多くてしんどかった。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2022-06-25 05:58:33] [修正:2022-06-25 05:58:33] [このレビューのURL]

この作者は読者に甘えすぎだと思う。
ヘルシングの後半から言えることだが、平野耕太がどんな話を描いても「ヒラコーカッコイイ」って感じで全肯定する読者が多いものだから、もはやこの十余年は作者も「以下に楽に、適当に仕事するか」しか考えていないと思う。
だから、1、2年に一度出るコミックスでまとめ読みをした時ですら、滅茶苦茶散漫な展開で、メリハリがまるで無い。
たまにちょっと閃いたときや、少し興が乗った時にイカす話は描くものの、基本的に向上心も探究心も無いのですぐになぁなぁで終わるし。
ドリフターズもこれだけ完璧なベースを創ったのに、作者のモチベーションがこれでは名作には成り得ないだろう。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2017-07-30 20:46:08] [修正:2017-07-30 20:46:08] [このレビューのURL]