「チーズカバオ」さんのページ

総レビュー数: 14レビュー(全て表示) 最終投稿: 2017年07月23日

作者の描きたい場面や台詞が点在していて、その点を繋ぐために登場人物や物語を繋げているかのようなプロットになっている。
そのためか、作品全体としての展開が浮き足立っていて、地に足が着いていないような気がする。
しかしそれも含めて本作の個性であり、中々面白いと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-08-19 09:04:50] [修正:2017-08-19 09:04:50] [このレビューのURL]

藤田和日郎の漫画はどれも独創的で刺激的だが、あえて最高の作品を挙げるなら私はからくりサーカスを選ぶ。
かつて、これ程までに漫画的表現技法の限界を超えた作品を見たことが無かったから。
数多くの名シーンがある本作の中でも、特に凄まじかったのはルシールの最期の、見開きのセンターカラーである。
残念ながらコミックスではモノクロページになっているが、当時のサンデー紙面で見たあのシーンは、究極のカラーページの使い方としていまだに心に焼き付いている。

作品全体を総じて見れば無駄もあるし、正直あまり面白いとは思えない展開も少なくないが、それでもこも作品が漫画の凄みの本質を描いていたことは間違いない。
鬼才・藤田和日郎の真骨頂を存分に体感できる逸作である。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-08-13 20:47:01] [修正:2017-08-13 20:47:01] [このレビューのURL]

完結の告知を大々的に出していたのに、(掲載紙の事情もあるとは言え)しれっと連載を続けていたり、その割に数年間にわたり支離滅裂な展開でグダグダやっていたり、もはや全盛期の面白さが嘘のような駄作に成り下がってしまった。
せっかくの登場人物の魅力も、作者自ら潰していっているので、キャラ萌え要素すら薄れてしまっている。
もはや魅力的な要素が絵柄しかない。
10年くらい前は大好きな作品だったため、非常に残念である。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-08-11 23:18:22] [修正:2017-08-11 23:18:22] [このレビューのURL]

もう色々な意味で「なんだこれは!?」ってなる作品。
アクション描写や、登場人物の造りがもはや別次元であり、作者の頭が心配になってしまう。
恐らく、アクション描写を表現する上で最も優れた媒体であるということを確信させてくれる、究極の大傑作である。
あと、終盤のストーリー展開や、着地のさせ方もかつて読んだ漫画の中でベストだと断言できる。
あえて難点をあげるとすれば、序盤を読むのがしんどいことか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-08-11 22:50:05] [修正:2017-08-11 22:50:05] [このレビューのURL]

この漫画を文章でレビューすることは難しい。
本質的な意味で漫画や映画などの創作物を愛する人間の思いや精神が、隅々まで表現されているという、まるで白昼夢のような作品である。
自分が漠然と感じた気持ちが、漫画として可視化されていることに、形容しがたい魅力を感じる。
もはや優しい精神攻撃である。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-08-11 22:36:15] [修正:2017-08-11 22:36:15] [このレビューのURL]

この作者は読者に甘えすぎだと思う。
ヘルシングの後半から言えることだが、平野耕太がどんな話を描いても「ヒラコーカッコイイ」って感じで全肯定する読者が多いものだから、もはやこの十余年は作者も「以下に楽に、適当に仕事するか」しか考えていないと思う。
だから、1、2年に一度出るコミックスでまとめ読みをした時ですら、滅茶苦茶散漫な展開で、メリハリがまるで無い。
たまにちょっと閃いたときや、少し興が乗った時にイカす話は描くものの、基本的に向上心も探究心も無いのですぐになぁなぁで終わるし。
ドリフターズもこれだけ完璧なベースを創ったのに、作者のモチベーションがこれでは名作には成り得ないだろう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-07-30 20:46:08] [修正:2017-07-30 20:46:08] [このレビューのURL]

2点 ONE PIECE

アラバスタまでなら面白いが、その後はどうしたという感じ。
ストーリーも作画もキャラクターもセリフも兎に角グチャグチャに盛り込んだ、ヘンテコで煩雑な漫画になり果てた。
喩えるなら、ヤシの実をくり抜いた器に、オムライスとカレーとラーメンとシチューとハンバーグと唐揚げとアイスクリームとチョコを入れて、その上にマヨネーズをぶちまけて、ポッキーを突き刺して海賊旗を付けたような感じ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-07-28 10:43:08] [修正:2017-07-28 10:43:08] [このレビューのURL]

確かに面白いし、冨樫義博の他の漫画家を超越したセンスや技術が遺憾なく発揮された傑作である。
しかし、その特異なセンスと連載ペースが相まって、テンポが悪く、勢いで読ませる痛快さや娯楽性に欠ける。
鉄は熱い内に打てではないが、読者の心が熱くたぎっている状態で畳みかけないと到達できない、刹那的な面白味みたいなものがあると思う。そして、この漫画ではそれが味わえないような気がする。
そういう点では個人的に、ハンターハンターより幽遊白書を推したい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-07-28 10:14:53] [修正:2017-07-28 10:16:25] [このレビューのURL]

能力者バトルの原点にして頂点であり、漫画界の至宝。ジョジョを語るには、全ての言葉が陳腐にすら感じるので、必要以上のレビューは無粋というもの。もし未読の漫画読みがいるならば、必ず読まなければいけないバイブルである。ジョジョを読まずして、能力者バトルが何たるかなどわかるはずがないし、語る権利も無いと言っても過言ではないだろう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-07-23 16:43:09] [修正:2017-07-23 16:43:09] [このレビューのURL]

1点 最遊記

自分には面白さがわからないが、それでも固定層からの根強い人気があるのだから、この漫画の舵取りは間違っていないのだろう。
作者のある種のストイックさには敬意すら覚えるし、いい意味(?)で女性向け要素に特化させた世界観は、何周か廻って割と好きかもしれない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-07-23 16:32:14] [修正:2017-07-23 16:32:14] [このレビューのURL]

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