「チーズカバオ」さんのページ

GUN BLAZE WESTで手痛い打切りを食らった和月伸宏が、当時のジャンプのカラーで戦うために全力で創り出したと思われる作品。
特に自分の弟子であった尾田栄一郎や武井宏之といった所謂「和月組」がジャンプの主力となり、彼らの作風が紙面全体に波及していった中で、
意外と頑固な創作スタンスを貫いていた和月が、プロとして生きるために過去の自分の作風を越えようとしたことが見て取れる。
結果として一線級の作品には及ばなかったものの、独特の味がある一作になったと思う。

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[投稿:2021-10-03 22:37:53] [修正:2021-10-03 22:37:53]