「チーズカバオ」さんのページ

総レビュー数: 75レビュー(全て表示) 最終投稿: 2017年07月23日

この作者は読者に甘えすぎだと思う。
ヘルシングの後半から言えることだが、平野耕太がどんな話を描いても「ヒラコーカッコイイ」って感じで全肯定する読者が多いものだから、もはやこの十余年は作者も「以下に楽に、適当に仕事するか」しか考えていないと思う。
だから、1、2年に一度出るコミックスでまとめ読みをした時ですら、滅茶苦茶散漫な展開で、メリハリがまるで無い。
たまにちょっと閃いたときや、少し興が乗った時にイカす話は描くものの、基本的に向上心も探究心も無いのですぐになぁなぁで終わるし。
ドリフターズもこれだけ完璧なベースを創ったのに、作者のモチベーションがこれでは名作には成り得ないだろう。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2017-07-30 20:46:08] [修正:2017-07-30 20:46:08] [このレビューのURL]

確かに面白いし、冨樫義博の他の漫画家を超越したセンスや技術が遺憾なく発揮された傑作である。
しかし、その特異なセンスと連載ペースが相まって、テンポが悪く、勢いで読ませる痛快さや娯楽性に欠ける。
鉄は熱い内に打てではないが、読者の心が熱くたぎっている状態で畳みかけないと到達できない、刹那的な面白味みたいなものがあると思う。そして、この漫画ではそれが味わえないような気がする。
そういう点では個人的に、ハンターハンターより幽遊白書を推したい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-07-28 10:14:53] [修正:2017-07-28 10:16:25] [このレビューのURL]

能力者バトルの原点にして頂点であり、漫画界の至宝。ジョジョを語るには、全ての言葉が陳腐にすら感じるので、必要以上のレビューは無粋というもの。もし未読の漫画読みがいるならば、必ず読まなければいけないバイブルである。ジョジョを読まずして、能力者バトルが何たるかなどわかるはずがないし、語る権利も無いと言っても過言ではないだろう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-07-23 16:43:09] [修正:2017-07-23 16:43:09] [このレビューのURL]

1点 最遊記

自分には面白さがわからないが、それでも固定層からの根強い人気があるのだから、この漫画の舵取りは間違っていないのだろう。
作者のある種のストイックさには敬意すら覚えるし、いい意味(?)で女性向け要素に特化させた世界観は、何周か廻って割と好きかもしれない。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-07-23 16:32:14] [修正:2017-07-23 16:32:14] [このレビューのURL]

7点 日常

話により面白さのムラがあるものの、かなりの中毒性がある。
みおちゃんがアクセル全開の時は大抵、読者は抱腹絶倒させられる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-07-23 16:23:45] [修正:2017-07-23 16:23:45] [このレビューのURL]

作者の引き出しの狭さとストーリー構成力のなさにげんなりさせられる。前作同様に、生理的不快感を誘う展開と、何となく意識高い系の設定を武器に、中毒性の高い漫画を書こうとしているのかもしれないが、はっきり言って作者の身の丈に合っていない。
全てが稚拙で薄っぺらい作品に感じる。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-07-23 16:18:47] [修正:2017-07-23 16:18:47] [このレビューのURL]

長期連載になってきているが、ほとんどダレない安定の面白さ。
ストーリー構成や、脇役の背景に至るほど行き届いたキャラ造形の巧さ等、基本的な要素が高水準で纏まっているため万人に薦められる佳作。
しかし模範的漫画すぎるため、読み手を選ぶ劇薬的漫画に慣れた読者には、今一つ刺激に欠けてしまう感は否めない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-07-23 16:08:49] [修正:2017-07-23 16:08:49] [このレビューのURL]

5点 ARMS

進撃の巨人や、テラフォーマーズの作者に影響を与えたという、スタイリッシュ系近代バトル漫画の代表作。
ハードな展開と、格好良い設定や作画が魅力的。
ただ、進撃やテラフォ同様にダレるところが多いため、今読み返すと結構しんどい。
ジャバウォックの無敵っぷりにどれだけ心躍ろされるかが、この漫画を楽しむ上での肝である。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-07-23 16:00:04] [修正:2017-07-23 16:00:04] [このレビューのURL]