「パンダマン」さんのページ
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最近になってやっと自分にあうかすぐに分かる漫画嗅覚みたいなのが出来た感じです
瞬時に見極めるので危険物管理も万全です
とっても便利です

8点 岳
ボランティアで山岳救助をしている主人公、三歩なしでは語れない漫画
三歩は、読み始めはさわやかなニコニコ笑顔の山男というイメージなんだけど、知れば知るほど、その懐の深さというのかでかい心は本当に山のよう。すごい深みのある人間なんだけど、全然嫌みがなく、心をゆだねてしまいたくなる大きさと強さと清々しさを持っている
命を扱う究極の選択が迫られるなか、この三歩という主人公がどういう選択をし、どんな思いでいるのか、ここにこの作品の面白さがあるんだと思う
三歩は救助された人の生死に関わらず「よく頑張ったね」という。この台詞に込められた意味をちゃんと理解するには自分はまだまだ先になりそうです
10年後20年後に読んだらもっと面白くなりそう。その時が楽しみです
このキャラクターを産みだした作者は何者なんだろう。そういう興味がでてくるほど三歩は魅力的でした
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-02-25 12:35:28] [修正:2008-02-25 12:35:28] [このレビューのURL]
5点 新暗行御史
韓国版水戸黄門というのかな?
死者の力を借りて正義を行うっていう設定は良かったです。水戸黄門よりも説得力がある。ダークファンタジーとしての切り口は良かった
ただ最初の方は話が薄いというか主人公の行動原理がよくわからないので凄い薄っぺらな話にしか見えなかった。なんであんな冷たい態度をとか、なんで?なんで?が続く。韓国と日本の感覚のギャップなのかなぁーと思ったりもした
過去の回顧に入ってからやっと主人公が見えてきてキャラクターが安定してくるにつれ話も安定してきた。しかしそれはもう後半。スタート失敗しすぎてないかな、これは
ご都合的な戦闘が多くてバトル漫画になれちゃってると納得いかないことが多いかも。過去編はずーっと伏線はっただけあって面白かったです
とにかく画力はすごい。書き込みも半端ない。話の作りがもうちょっとよければなぁーっと思う。ちょっと残念
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-02-24 18:31:00] [修正:2008-02-24 18:31:00] [このレビューのURL]
6点 クリア・クオリア
クオリアとは、「〜みたいな感じ」のように使われる曖昧なイメージをさす言葉
世界に蔓延した病気のせいで、体から無機質なロボットに近づき心まで影響を受け始めてる人類と、人間以上に人間らしい感情を持つ機械人形。
曖昧になっていく境界線。曖昧な中にあると思う、あるはずの確かなモノ。というお伽話
この人特有の流れるような会話は、スラスラ読める。ミュージカルのように踊るような会話。こういうのも会話が弾むっていうのかな?
お話は最初から核心をついてるんだけど、盛り上がるのはまだこの先。
仕込みは十分。大化けしていくかもしれない。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-02-20 00:27:30] [修正:2008-02-20 00:27:30] [このレビューのURL]
悪魔の力を使った魔法律というもので、悪霊と化した者を裁く話。呼び出される悪魔のデザインがイイ〜。雰囲気もいい
ただ、最初の方は短編のはかなりつまらない。読む気がなくなるほどに。問題起きた→ムヒョの魔法律を使ったパワープレイで解決っていう図式はまぁいいんだけど、話が浮世離れしているというのもあって気分がのらないから、解決してもスッキリしないので大して面白くない
面白くなってくるのは中盤あたりからのムヒョ達の過去の因果関係が絡んでくる長編の話になってから
キャラクターのバックグランドも書き込まれてて、化け物に近いイメージのムヒョに血が通い始めてから話が俄然よくなってきます
正直あの長編で話が終わった方がこの漫画は締まった気がする。残りカスを燃やしたような短編に戻ってしまって、テンションが落ちまくり。
悪魔で裁くシーンなんかは迫力あってゾクゾクする作品なだけに少し残念
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-02-19 14:09:31] [修正:2008-02-19 14:09:31] [このレビューのURL]
0点 FAIRY TAIL
絵がだれかに似てるっていうのは、まぁしょうがない。絵の上達の早道はだれかを真似るのが一番だから。だれかしらの絵に似てくるもんだと思う。
しかし、キャラクターは自分で作り出さないとやっぱりだめだろう。わかるだけでも、10作品近い有名な漫画やゲームからかっぱらってきてる。オリジナルキャラを探す方が難しいくらいだ
もう話の作りとかいう以前の問題
かっぱらってきたキャラクターで漫画かきたいなら同人誌でやることだろう
これをプロの作品と認めたら他はやってられないだろう
作者が悪いのか、編集者が悪いのかわからないが、2番煎じでもなんでも売れればいいじゃんってノリは読んでてつらくなる
著作権とか大丈夫なのかなぁ、これ
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-02-19 13:54:43] [修正:2008-02-19 13:54:43] [このレビューのURL]
10点 お茶にごす。
日本ではコメディーの評価は低く見られがち。まぁ色気とセットでとかで作られてきたから余計軽く見られる
ハリウッドではコメディーを作れる人は一目置かれる。作るのにはセンスが必要だし、演技するのも凄い難しいことだ。コメディーができればなんでも演じられると言われているくらいで、大物俳優や演技派と言われる人にはコメディアン出身者が多いのがその証明だろう
コメディーはすぐにそのキャラクターを理解できるほどの作りこみがないと、その先の笑いの部分に入っていけないのだ
この作者は、原作者がいたスピンナウト以外ずーっとコメディーを描いてきた。逃げずに描いてきただけあってレベルが違う。どんなキャラクターでも作れるし、演じることもできる。
これに出てくる大和撫子の部長さんは、今の日本ではもうファンタジーに近いくらい貴重な存在だけど嘘っぽくない。ちゃんとした存在感がある。主人公のまーくんやその他の存在感もすぐに心に残るほどの強さがある
キャラクターのリアクションもツボを押さえてるし、話の展開、テンポ、タイミングなんかは抜群にうまい。つまらない日常の切り口から話がどんどんふくらむ展開はお見事
やろうと思えば、もうどんな展開でも可能だろう
一番作るのが難しいといわれてる悪人も数多く作り出してきてる。今回は変化球をつけて悪人ができるまでを読者を楽しませながらみせる余裕っぷり
もう正直いうことない
なんか、横綱相撲をみてるくらいの安定感
まだ序盤だろうと、この評価は変わらないだろう
面白いっす
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-02-19 13:29:28] [修正:2008-02-19 13:29:28] [このレビューのURL]
6点 ヨルムンガンド
この漫画は、軍事知識がある程度ないと面白味がわからない漫画です、たぶん
いや自分もそんなにある訳じゃないんですが、逆に半端な知識だから楽しめたのかもしれません
RPGと書かれてロールプレイングゲームが浮かぶ人は避けた方がいいです。
これの一話目を読んで、理解できなければ多分ダメです
なんでベテラン兵士二人が少年兵を恐れるのか。ジャベリン(対戦車ミサイル)のイキなかわし方・・・とか全然興味ない人には全然面白くないし、それに対しての説明も全然ないです。
いきなりトップギアにして突っ走ってるこの漫画。多くの読者を置き去りにするのは間違いないです
だけど逆をいうと、徹底して無駄な所をそげ落とした作りはテンポがよく、スピードを感じさせる。同時に登場人物にプロフェッショナルさを醸し出しています。派手なドンパチ漫画を望むなら他を読んだ方がいい。無駄のない戦いは派手さがなくつまらない。逆にその無駄のなさがこれの魅力なのです。
なんでこの作戦をとっているのかとか、なぜその武器を使ってるのかとかの親切な解説が入ればわかりやすのかもしれないけど、それをするとこの漫画の魅力はなくなってしまうというなんともやっかいな漫画なのです
あらゆる情報を見逃さず、あらゆる知識を総動員しなければ、音も無く近づき、今まさに自分を飲み込もうとしている大蛇に気づくこともなく喰われるだけ。あらゆるものを飲み込む大蛇の殺し合いを観戦することもできない・・・といったかなり挑戦的な姿勢。
武器商人の話なのですが、映画のLOAD OF WARの用に人道的に訴えかけてる所は少ないです。いかにうまく武器を売るか。いかにライバルを蹴落とすか。そしていかに危険な地域へ商売をしにいき、うまく抜け出すか、なんかが主な話です
ライバルにC○Aが出てきた時は吹いてしまった。その情報収集力と情報操作技術は確かに営業向けだ。これってミリタリーマニアには常識的な知識なのかな。
ここまで人道主義や国際問題、そして読者を気にしないやりすぎな話は珍しいと思う。このまま突っ走って欲しいんだけどそう書くとちょっと人道的に疑われそうだなぁw
いや、それくらいやっちゃってるからこそ面白いんです、これは
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2008-02-16 07:50:22] [修正:2008-02-16 07:50:22] [このレビューのURL]
4点 エリアの騎士
ちょっとご都合主義すぎる話がずーっと続く
いや、ほんとずーーーーーっと
予定調和過ぎてつまらない
話の見せ方も単調で、謎の必殺技で話をつなぎ、謎のフォーメーションで話をつなぎ、試合はトリッキーな敵の技で翻弄される。
そしてたまに見せる登場人物達の世界レベルの才能。いやいやいやそんなに世界レベルの技ポンポンだしちゃ、どっかのテニス漫画と一緒だよ
まぁ、出し方が予定調和過ぎるから退屈に感じるのかもしれないけど、作者の面白いと思うサッカーってこんななのかな?
サッカーの魅力とはちょっと違うとこで勝負してる気がした
GIANT KILLINGを読んだ後だと「う〜ん ちょっとなぁ」っていうのが正直なところ
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-02-05 01:03:56] [修正:2008-02-05 01:03:56] [このレビューのURL]