「十歩神拳」さんのページ

笑って泣ける名作だと思います。個人的にはソドム兄弟のエピソードが好きです。
原作では各ストーリー終了後のエピローグが1ページくらいで終わるため、アニメ版と比較して余韻がないのが若干残念なところ。


ドラゴンボール以降のバトル漫画では気功波や衝撃波の類の技が氾濫している中、この作品では基本的には梁師範以外は気を使わないことにより、梁師範の活躍するシーンそのものを作品全体のアクセントとして上手く機能しているように思いました。

また、素手でも梁師範をさらに上回る強さを持つことで、ターちゃんの規格外っぷりを見事に表現しています。


キャラクターによって戦闘態勢の構えやモーションが異なることや、きっちりと役割分担されたキャラ付けからも、キャラクターそれぞれの個性を出すための細やかな配慮が感じられるため見ていて楽しいです。

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[投稿:2009-11-30 11:34:47] [修正:2010-04-07 14:54:06]