「十歩神拳」さんのページ
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凄惨な戦場の緊張感や人間の優しさが描かれている漫画が好きです。
また、画力や演出の上手さ等の、視覚的な面でも魅せてくれる作品も大好きです。
好きな漫画家は内藤泰弘、岩明均、三条陸(原作者)、藤田和日郎、荒川弘、夏目義徳など。

5点 南国少年パプワくん
前半のシュールなギャグや登場キャラクターのインパクトが絶大な作品。
アニメ版の最終話に相当するエピソードまではその魅力が強烈でとても楽しめますが、後半は秘石の謎について中途半端に触れてバトル漫画にしてしまった挙句、方向性を見失ってしまったと思います。
それでも支持する人が多くいて、続編まで連載されたのは、先述の魅力を最大限に活かしたアニメ版の存在あってこそだと思います。
特に主題歌の「んばばラブソング」はパプワ島らしさ全開の名曲です。
gotouさんの仰ることは客観的に見ればもっともなのかと思いますが、アニメ版を含めた前半の魅力が、読者や視聴者が抱く「南国少年パプワくん」に対するイメージを明確に創り上げてしまったことが、本作の人気の理由なのではないでしょうか。
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[投稿:2011-04-12 10:43:41] [修正:2011-04-12 10:48:20] [このレビューのURL]
5点 犬夜叉
確かに皆さんのおっしゃる通り無駄に長い。
しかし個人的には、前半は少年漫画としては傑作の部類に入るものだったと思います。
それまでの高橋留美子の少年誌における代表作はドタバタラブコメ系統のものが多く、一般的にはそういった作品しか創れないという印象が強かったのだろうと思います。
しかし、るーみっくワールドには「うる星」や「らんま」等の陰に隠れて一般的に知られていないたくさんのタイトルがあります。それらの作品の中には、高橋留美子の才能がドタバタラブコメに対してだけのものではないと証明するに十分な珠玉の名作が多数存在するのです。
そして「犬夜叉」は高橋留美子がこれまで紡ぎあげてきた数多くの名作を抽出して、一つの少年漫画として調和させた最強の集大成であるはずなのです。
現代と戦国時代の双方を舞台とし、冒険、アクション、恋愛、コメディ、不気味さ、心理描写などの、るーみっく諸作品のあらゆる持ち味を詰め込んだ作風には隙がありません。
少なくとも爆流破を会得するまでは。
その後の引き延ばしによる失速感が酷い。
七人隊編あたりは引き延ばしなりにも、敵キャラが立っていたので読めましたが、白童子や魍魎丸がどうしようもなかった。
ただでさえ奈落の不死身と逃走ぶりに読者がうんざりしかけていたのに、同じようなのをさらに二体も作るなんて。
名前が違うだけで、ポジション的には結局「奈落(大)」、「奈落(中)」、「奈落(小)」ですから。
彼らが出ずっぱりの話(コミックスにして29から44巻あたり)と中盤以降の変わり映えのない構図がこの作品に「ループ漫画」のレッテルを張り、著しく評価を下げたきっかけだと思います。
ただ、45巻以降は緊張感があり、意外な展開も割とあったことに加え、他の少年漫画が全体的に不作だったこともあり、相対的に面白く感じました。
全体を評価すれば、中盤を差し引いても駄作と言いきるのはあんまりかなと私は思います。
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[投稿:2010-09-28 17:30:06] [修正:2010-10-27 14:41:28] [このレビューのURL]
5点 カムナガラ
ジャンルは「大河伝奇アクション」でしょうか。
高校生が謎の化け物と闘うという有りがちなシチュエーションで、系統的には「武装連金」とかに近い感じです。
スケールは大きかったものの、これと言って目を見張るものもなく、極めて凡作だったという印象。
比較的に近い系統の漫画では、本作と同じ掲載誌で後に始まった「ワールドエンブリオ」の方が、ほとんどの面で上回っていますが、アワーズらしい血生臭さは中々良かった感じです。
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[投稿:2010-09-16 12:11:11] [修正:2010-09-16 12:11:11] [このレビューのURL]
5点 銀魂
ギャグパート7点、シリアスパート3点、平均して5点くらいでしょうか。
ギャグとシリアスを上手く両立することの難しさを再認識させられる漫画。
ほかの漫画家を引き合いに出すのは悪いことなのでしょうが、真面目な話の最中でも自然にギャグをはさめる作者(徳弘正也先生とか)は凄いことやってるんだなと思いました。
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[投稿:2010-09-16 11:48:30] [修正:2010-09-16 11:48:30] [このレビューのURL]
5点 ACONY
遅筆は最早気にならない(むしろ早いと不安)のですが、飽きっぽさだけはどうにかしてほしいです。
せっかくかつてないほどフリーダムに冬目ワールドが展開されていたのに、あんな突然見切りをつけるなんてとても残念です。
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[投稿:2010-08-17 13:12:02] [修正:2010-08-17 13:14:05] [このレビューのURL]
5点 YAIBA
私が小学校低学年の頃に、初めて自力で全巻集めた長編少年漫画。
はっきり言って今読むとくだらないものに見えるし、大人が読むのには少し幼稚すぎるかもしれませんが、少なくとも小さい頃の私にとっては傑作でした。
現在のコナンといい、青山先生の作品には多くの子供の心を掴む魅力があると思いますし、少年が漫画という媒体に触れる上での入門書のような役割を果たしていると思います。
近年の少年漫画はもはやターゲットとなる層が「少年」ではなくなりつつあるためか、絵柄や内容にこだわりすぎて、本来のターゲットであるべき層には取っ付き辛いものが多くなっているように思えます。
このような傾向が、近年の少年少女の漫画離れの一因になっているのではないでしょうか。
私を含めた多くの漫画好きの人にとっては、今更ベタベタで大雑把な漫画をやられてもあまり嬉しくはないかもしれませんが、「YAIBA」のような純粋に少年のために描かれた少年漫画も必要なはずです。
大人にとって5点でも子供にとっては満点。
「YAIBA」は少年漫画として名作だと思います。
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[投稿:2010-07-09 11:16:52] [修正:2010-07-09 11:16:52] [このレビューのURL]
5点 ワールドエンブリオ
キャラもストーリーも設定もなんか見たことのあるものばかりで既読感を感じます。逆に言うと安心して読める作品とも言えますが。
2巻の後からは盛り上がるだろうと期待したらそうでもなく未だにあまり盛り上がっていません。
決してつまらなくはないのですが、良くも悪くも毒が足りず、おそらく中綴じ時代のアワーズだったら看板漫画にはなれなかっただろうと思います。
絵が綺麗なのは魅力です。
〈2010年6月修正〉
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[投稿:2009-12-04 14:24:20] [修正:2010-06-30 15:51:12] [このレビューのURL]
5点 玄米ブレード
漫画家、雷句誠の原点にして、この人の個性が凝縮されたタイトル。
表現は稚拙だし、絵もお世辞にも上手とは言えません。キャラクターの表情には柔軟さが無く、極端に喜怒哀楽を表しただけの数パターンしかありません(ババーンに至っては全部同じ顔です)。
しかし熱さはジュビロ先生に匹敵します。
魂がこもっています。
ギャグセンスも飛びぬけています(主にババーン)。
これらの面はこの頃から一級品だったし、それだけで本作には一読(特にババーンは必読)の価値があるでしょう。
例のガッシュ事件で雷句先生のこれらの持ち味まで消されてしまったことが残念でなりません。
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[投稿:2010-05-11 13:27:17] [修正:2010-05-12 14:29:26] [このレビューのURL]
キュラソ星人とかが出てきて喜ぶ子供がいたのだろうか。
ネタが「爆弾」って・・・(笑)
最後の方でグレートが出てきたのが嬉しかったような覚えがあります。
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[投稿:2010-05-11 14:02:21] [修正:2010-05-11 14:03:04] [このレビューのURL]
5点 トライガン
とにかく読みづらいです。
絵が非常にゴチャゴチャしています。
それも、マキシマムと違い単純な動作のアクションシーンですら一読しただけではわかりません。
おそらく、無理をしてまで格好いいポージングで描こうとしたためだと思います。
しかしその姿勢があったからこそ、「マキシマム」の革命的なアクションシーンが誕生したのではないでしょうか。
また、このころから既に登場人物や武器のデザイン、世界観、演出、画風等のさまざまな面で独創的なセンスと可能性が輝きを放っています。
そして、黒田洋介氏を筆頭とした想像力豊かでなお且つ優れた感性を持つクリエーターの方々が、格好良くてわかりやすいアニメ版「トライガン」を創り出したことで、多くの人にトライガンの魅力が伝わり、トライガンシリーズは名作としての地位を築くことが出来たのでしょう。
それに、トライガンシリーズは様々な面において多数の漫画やアニメ作品に大きな影響も与えています。
トライガンシリーズや内藤先生の漫画家としての礎なったこと、業界に与えた影響等を考慮すれば、この作品の存在意義は点数以上に大きなものがあると私は思います。
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[投稿:2010-04-07 14:33:00] [修正:2010-04-07 14:35:32] [このレビューのURL]