「団背広」さんのページ
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(だん・せびろ/名前の由来はエンニオ・モリコーネの初期名義、ダン・セヴィオより)
ジョジョをこよなく愛する永遠の脳内中学生。
この漫画、どうやら絶版化してるらしく探すのに苦労した。
こういう本を探すときには古本屋が役に立つね。
読んでいてずっと既視感を感じていたのだが、一体それが何の既視感なのかわからなかった。が、後半に出てきたあるキャラクターの名前を見てああ、と気づいた。
この漫画は伊丹十三の映画にそっくりなのだ。
個性の強い脇役を山ほど出して、それぞれに個々のエピソードを与えてしっかりそれを描く。これは映画の「たんぽぽ」とかと同じ手だ。あれも本筋と関係のない脇役の話が面白く、しつこいくらいに多いそれが独自の世界を形作っていた。この漫画も同じ、脇役たちの話が主役を差し置いてまで大きく描かれる。
いや、驚いた。まさか漫画で邦画の感覚を思い出すことになろうとは。この点は完全にこの作者独自のものだろう、評価できる。
しかし、まぁ…はっきり言いまして、俺はこの作者とは肌が合わんな。
抽象的なんだよ、全体的に。言葉と理屈をあまり信用していない俺のような人間にとっては、この手の芸術感覚とでも言いますか、抽象性ははっきり言って気に入らん。こんなところまで邦画的なのには参る。
それに、方言がキツすぎて意味のわからんセリフが多いのがなんとも…
いくらか説明も入るけど、正直言って全然足りない。もう少し方言を砕くか、いっそ標準語でやってほしかったな…
日本語の漫画だっていうのにいちいち解読の手間がいるのはちょっとつらいよ。
あとは主人公たちに感情移入できないとか、やたら多いテロップがウザいとか、変な露悪性が鼻につくとか色々言いたいことはあるのだが、結局趣味が合わない、肌が合わないってことなんだろうな。
10年か20年過ぎてからまた読めば、印象が変わってくるのかもしれないが…とりあえず今の俺には合わないようだ。
なんか「たんぽぽ」見てたらいきなり「エヴァ」になって、最後は「2001年宇宙の旅」で終わったような、そんな印象。
パクリって言いたいわけじゃないけど、まぁ俺にはそう見えた。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-06-06 01:52:21] [修正:2005-06-06 01:52:21] [このレビューのURL]
5点 究極!変態仮面
変身シーンだけでこの話の何もかもがわかるという珍しいヒーロー漫画。
変態仮面がもうなんか凄すぎて、どっからどう見ても1発ネタなのに6巻まで単行本を出すほどに健闘した。
「フォォォォォォ!」「レスリングスタイル!」
これがすべてでありすべてがこれ。
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[投稿:2005-05-24 21:52:32] [修正:2005-05-24 21:52:32] [このレビューのURL]
フキダシを増やして会話の間を表現するやり方はちょっと馴染めないな、読みづらい。コマ割りも少しわかりづらい気がします。
ちゃんと作られているとは思うんですが、やはり内容を知りすぎているせいか、初めて読むときでもすでに読んだ漫画のような印象が…
ファーストガンダムにある程度の思い入れがないとつらいかもしれません。
ガンダム漫画としてはこれより「冒険王」版のほうが楽しめたかも…いや、あれと比べるのはおかしいか。あれギャグだしなぁ…
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[投稿:2005-05-23 09:30:27] [修正:2005-05-23 09:30:27] [このレビューのURL]
5点 サクラテツ対話篇
藤崎竜のブッ壊れたギャグセンスが全開になった漫画。
何から何までもうメチャクチャ、でもそこが楽しい。
ストーリーはないに等しいが、まぁ藤崎竜がホームコメディ書いたらこうなりますよ、というのがよくわかったのでオーケーオーケー。
ただ、俺は死ぬほど笑ったが人によっては全然笑えないかもしれない。良くも悪くも暴走漫画。
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[投稿:2005-05-23 00:41:53] [修正:2005-05-23 00:41:53] [このレビューのURL]
5点 社会不適合者の穴
鮮烈なタイトルとサイケな表紙に惹かれてジャケ買いしてみた漫画。
エロティックとか言って売られてるが、描写も弱めだしそのへんはメインじゃないのでエロ目的で買ったら損します。
内容はいわゆるSF・ディストピアもので、社会不適合者が落とされる穴の下にスラムのような奇妙な街がある、という設定も割とよくある感じ。
ただ全体的に退廃的な、どこにも出口がないような閉塞感が常にあり、この感じはなかなか他ではお目にかかれない。
この奇妙なセンスを味わうだけでもなかなかイケるかも。
あと、これ言うと変態と思われるかもしれんが…
脇役で出てくる目の見えない娼婦の女の子がかなり良い。ほんのチョイ役なんだが、なんかこうツボにハマってしまった。もっとあの子出してくんないかなー。
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[投稿:2005-05-20 12:20:57] [修正:2005-05-20 12:20:57] [このレビューのURL]
5点 女子大生家庭教師濱中アイ
この手の漫画、実は結構好きだったり…
まぁワンパターンだし主人公モテすぎ周りに可愛い子多すぎとかも思いますが、適度に気を抜いて読めるので良いなぁと。
「妹は思春期」よりもやや下ネタが弱いですが、このくらいのテイストが個人的にはちょうどいいなぁ。
しかしあれだ、この主人公は色々許せん奴だな。友達にもしこんなのいたら意味もなく殴ってやりたい。
ただのヒガミですが。
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[投稿:2005-05-20 06:42:08] [修正:2005-05-20 06:42:08] [このレビューのURL]
5点 西部新宿戦線異常なし
日本で起こった革命戦争、聞こえはいいがその中身は貧乏臭くて地味なもの。その中で少年が必死に空回りしたり成長したりする物語。
軽い軍事コメディーのように始まって、途中でミリタリーアクション化し、最後には犬の「リトリーブ」の話に収束するという構成は見事。
だがまぁ、良くも悪くも普通な感じ。一歩抜き出たキャラクターがいるわけでもなし、派手なアクションシーンがあるわけでもなし。全体的にヌルめな印象を受ける。そこがまた独特の味を出してますけどね。
戦車とかの細かいディテールには相当凝っているようで、これはミリタリーマニアにはたまらんかも。俺はあまり詳しくないのでよくわからなかったが…
この漫画は押井守のプライベートな作品という意味合いが強いように思う。主人公の「丸輪零」って、押井守が昔使ってたペンネームらしいしね。
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[投稿:2005-05-18 04:08:45] [修正:2005-05-18 04:08:45] [このレビューのURL]
5点 幕張
時事ネタが多いんで今読んだら微妙だろうが、ドン引きしそうなくらいヤバいネタばっかり使ってウケ取ってたギャグ漫画。
特に担当編集の浮気を暴露した回は凄かった。あの回は漫画史上に残る大問題シーンだろう。そんなに瓶氏が憎かったのか、木多…
ちなみにロリコンでゲイの変態として描かれているキャラ、奈良は実在するらしい。この漫画のせいでリアル奈良の職場内の立場が結構ヤバいことになったとの噂有り。
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[投稿:2005-05-10 00:57:03] [修正:2005-05-10 00:57:03] [このレビューのURL]
5点 銀魂
この手の独特なギャグ漫画は、最初はムチャクチャ面白いのに飽きると一気につまらなくなるから恐ろしい…
最初は大好きだったんだけど、「ササメケ」と同じくらい急激に萎えてしまった。うーむ。
なんつーかあれだ、ケーキみたいな漫画なんだよ。ケーキばっかり食ってると飽きるでしょ?そういう感じ。
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[投稿:2005-05-10 00:33:48] [修正:2005-05-10 00:33:48] [このレビューのURL]
5点 魁!!男塾
床屋とか、ラーメン屋とか、部室の片隅とかに置いといてほしい漫画。ダラダラ読めるし。
色々とツッコミどころは多くネタも尽きないのだが、まぁ今までに何百何千もの人々がツッコんできたと思うので俺は何も言いません。
昔「民明書房」を信じて本屋に探しに行った俺はピュアだった…
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[投稿:2005-05-10 00:24:10] [修正:2005-05-10 00:24:10] [このレビューのURL]