「dollbox」さんのページ

総レビュー数: 155レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月09日

最近話題の菌漫画「もやしもん」。
「美味しんぼ」みたいな語り合うタイプのウンチク漫画かと思っていたら、ドタバタしたコメディ中心のウンチクものだったので長めの説明があっても飽きずに読めました。
てゆーかフツーにおもしろいです。
この作品を読んでから、日常生活でヨーグルトやカビを見る度に、菌達がかもしまくってる光景が頭の中で浮かぶので、ひとりでめっちゃ楽しいです。

特にひどいところもないし、絵もとても巧く女の子もかわいいのですが、
ウンチクと女の子メインで話が展開する傾向があるので、ちょっとは主人公中心の展開があったほうが作品としてはいい気がしました。
「俺から菌が見えるの取ったら、なんの取り柄があるんだ?」と主人公がつぶやいていたのでちゃんと考えてあるのだと思いますけど、主人公が農大で能力を活かして成長していく様子が描かれたら、もっと良い作品になるのではないでしょうか。

どうでもいいですけど、作者の女の子キャラへのこだわりは相当ですよね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-05-25 22:13:40] [修正:2006-05-25 22:13:40] [このレビューのURL]

たとえばコナンが完結して数年後。
完成度の高い事件と、黒の組織に関わる話だけを厳選した総集編が出たならば、この作品はそれなりに良作として名を残すであろう。
ただしその総集編だけが後世に残った場合のみに限る。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-05-21 22:59:22] [修正:2006-05-23 17:58:41] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

『コーヒーもう一杯』の山川直人さんがこの15年間に同人誌などに執筆した作品を厳選した短編集です。

僕は『コーヒー〜』を読んで山川さんの存在を知ったんですけど、久しぶりに本当に素敵な絵と出会えたって感じでしたね。
最近はやれCGだ美形だという漫画が増えている中で、人形劇の人形のようなかわいい造形をしたキャラクターや、一本一本丁寧に描き込まれたカケアミで表現される絵がとても新鮮に映りました。

そんな素敵さMAXの絵で描かれた小物なんかも、見ているとすごく落ち着いてくるんですよね。
古い洋楽のレコード、カメラ、アコースティックギター、探偵、コーヒー、クラシックカー……。
どうです。聞いただけで心が安らいでくる気がしませんか?
テラピー的な。
なんでしょうねこの感じ。
懐かしいレトロな雰囲気から伝わってくるのは人のにおいですかね。

『写真屋さん』という短編は特にそういったものを感じましたね。
年に一度町にやってくる写真屋さんにいろんな住民が写真を撮ってもらう話なんですけど、昼間撮影した写真に囲まれて眠るシーンがねえ・・・いいんですわ。
現像した写真に写ってる住民の表情っていうのはやっぱり笑顔、まあ幸せな顔なんです。何十枚とある写真の中で不幸な顔した奴はひとりもいなくて、みんながみんな幸せな今を残してほしくて写真屋さんのところへ来るわけでね。(まあ不幸やのに写真撮ってくれっていう奴はそういませんけどね)
いろんな人の人生があって、その幸せな瞬間を形にして残せる写真屋さんの喜びといったらもうどんなにでしょうか。
そんなことを考えるとどうしようもなくニヤけてくるんは僕だけなんですかね。

目新しいストーリーや、派手さだけがええもんではない。ベタな話でも何気ない日常でも良いもんは良い。
現代人は山川テラピーに酔いしれてしまえばいいのに。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-05-23 09:27:14] [修正:2006-05-23 09:27:14] [このレビューのURL]

2点 涼風

内容は他のレビュワー様方がおっしゃる通りで、特に惹かれるものもなく。
絵は上手いと思います。トーン多めのマガジン的な綺麗系で。
好みではないですが。
大味気味でさすがに胃もたれします。
顔のアップばかりの構図もさすがにうっとうしいです。
酷い言い方をしてしまうと、青春イラスト集って感じです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-05-10 13:25:07] [修正:2006-05-10 13:25:07] [このレビューのURL]

『ナウシカ』や『もののけ姫』などにつながる、宮崎駿氏の価値観や思想なんかがいろいろ伺えます。
初版は1983年。
本作のキャラクターや表現は、後の宮崎作品を彷彿させるものも多く、今読むと新鮮さはあまりないかもしれない。
しかしそれは、当時『ナウシカ』以前に、宮崎氏の表現したいものの方向性が、完全に見えていたということでしょう。

まあ先入観やパブリックイメージは忘れて、シュナと共にこの旅に身をゆだねてみてください。
豊かな自然も、生命力の満ちた生物も、神話的な世界も、どれも素晴らしく美しい。
だけどやっぱり残酷でどうしようもないのは人間。
しかし、それもまた一面。
生きる人間は強く、そして素敵です。
シュナやテアのような人間を、僕はやっぱり嫌いにはなれませんよ、宮崎さん。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-05-10 01:33:30] [修正:2006-05-10 01:33:30] [このレビューのURL]

得点のみ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-05-06 02:48:03] [修正:2006-05-06 02:48:03] [このレビューのURL]

アフタを買ったらまずは江古田ちゃんっていう。

彼女との出会いは忘れもしません。
彗星のごとく誌上に現れ、裸で毒と愛嬌をふりまく、はっちゃけたその姿に釘付けにされました。

実話なのか想像なのかさえ判別しがたい自虐ネタと、
生々しい本音(むしろ叫びに近い)は、
いとも容易く、男が抱く「女」という名の幻想を打ち砕く。

これはあれだ。Coccoの曲を聴いたとき以来の衝撃(笑)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-05-03 01:20:28] [修正:2006-05-03 01:20:28] [このレビューのURL]

7点 Palepoli

得点のみ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-04-24 01:35:29] [修正:2006-04-24 01:35:29] [このレビューのURL]

伊藤君は本当にかっこいいやつですね。
正義感があって人情派、ちょっとヘタれなとこもまたいいじゃないすか。
もうね、男でも惚れるわこの人。
それにひきかえ、三橋のまあ卑怯なこと(笑)
やりたいほうだいっぷりにはもはや感心させられましたよ。
まあ、だからこそお互いの個性が際立つんですけどね。

硬派なんだか、アホなんだかよくわからん奴らだったけど、かっこよさは本物ですね。

個人的にギャグはそんなにだったんですが(まあツボの問題なんで残念でした)、今井が廃ビルに閉じ込められた回だけは腹筋痛くなりましたよ。あれは。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-04-22 19:16:40] [修正:2006-04-22 19:16:40] [このレビューのURL]


ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-04-18 00:05:12] [修正:2006-04-18 00:05:12] [このレビューのURL]