「dollbox」さんのページ

総レビュー数: 155レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月09日

「漫画好きのくせに、川原泉を知らないのはありえない。」そんな知人に感謝感謝。
お嬢様高校に通う、猫かぶりが3人。彼女らがふとした事から怪力になり、世間を騒がす誘拐組織に立ち向かってみたりする。
それが二巻までのあらすじ。
誘拐犯云々の件は僕的にはなくてもいいぐらいです。
なぜなら3巻のそれぞれにスポットを当てた読みきりがすばらっしいから。
特に『空色の革命』は50ページほどの内容ながら、さまざまなドラマがきれいにまとまっておりカーラ教授の短編でもトップレベルの完成度です。
うひゃひゃと笑えてほろり切ない良作。

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[投稿:2006-06-25 23:23:42] [修正:2009-04-22 23:23:50] [このレビューのURL]

川原泉作品で一番好きになったマンガがこちら。

これぞ川原流「泣き笑い」の真骨頂!
つらい時は涙を隠さず笑って生きたいね。

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[投稿:2006-07-03 04:11:52] [修正:2009-04-22 23:13:59] [このレビューのURL]

とにかく柳沢教授のキャラクターがほんとにおもしろいです。
完璧であるが故にいびつで不完全。
そんな教授自身の゛学ぶ゛という行動を通じて人間のおもしろさを再発見させてくれるのが楽しくてたまらない。きっと自分も根本的に柳沢教授側の人間なのだ。
1話完結の交流ものも好きですが、自分は長編の゛戦後篇゛がツボすぎて涙腺ウルウル。

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[投稿:2007-03-02 18:04:00] [修正:2007-03-02 18:04:00] [このレビューのURL]

蚊で病気が感染したり、マンホールから変態が現れたりとなかなかバイオなサスペンスです。
とにかく蚊の描写がグロキモくて良いです。自分は犯人のおっちゃんより蚊の群のほうがよっぽどおそろしい。

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[投稿:2007-03-02 17:43:42] [修正:2007-03-02 17:43:42] [このレビューのURL]

3点 DUDS HUNT

まとまりはあるけど、これぐらいのものは小説にしろ映画にしろいくらでもあるんじゃないかっていうのが正直な感想です。
ま〜こうくるだろうなという展開と結末。予定調和な意外性で特筆するものはないよいに思える。
ただ誰でも読めるWEB漫画として公開するならまあまあな完成度だと思う。

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[投稿:2007-03-02 17:37:23] [修正:2007-03-02 17:37:23] [このレビューのURL]

8点 櫻の園

主な登場人物はみんな高校生の女の子。男の自分が彼女たちのことをきちんと読み取れているかはわからない。だけど言葉じゃない゛なにか゛に包まれたような気分になったのは確かなこと。
まるで春のすべてを閉じ込めたような美しさにふれたくて、ふとした時になんども本を開いてしまいました。
志村貴子さんの『青い花』や『放浪息子』になにか感じた人におすすめです。

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[投稿:2006-11-25 23:00:18] [修正:2007-03-02 17:22:29] [このレビューのURL]

得点のみ

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[投稿:2006-11-25 23:00:48] [修正:2006-11-25 23:00:48] [このレビューのURL]

得点のみ

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[投稿:2006-11-25 23:00:31] [修正:2006-11-25 23:00:31] [このレビューのURL]

6点 学校

とりあえず表題作「学校」について。
実験作。
この作品にはストーリーらしきものはありません。
校舎内で起こっている8つの出来事が同時進行してゆき、本来関係していない台詞やコマがテクニカルに絡み合いながら、不穏で、まるで夢を見ているような心地良い雰囲気を構成していく。
なにか意図や主張があるような気もするし、ただ悪戯に好き勝手してるようにも見えるんですよね。
幻惑という言葉がとても似合う作品です。
音楽のように。
そしてそれらは交響曲のようにジャジャンと終わりを迎えるわけで。
それが本当に夢の結末の寸前で起こされた時のような感覚に似ているんです。
漫画という枠組みの中でこれだけ自由に遊べるんだなと、ただただ感心させられました。
陳腐な感想ですけど「すごいなあ」です。
僕はこの作品はホラーと思ってるんですけどどうなんでしょ?そんなに怖くないですけど。
とにかくまあ、これだけは自分の目で確かめていただくしかない。
きっとこの山本直樹ワールドに幻惑されるはず。

うん、レビュー放棄してやろうかって言うくらい書きにくい作品です。好きです。
話がもっとおもしろかったらよかったのに。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-05-29 03:28:07] [修正:2006-11-12 00:45:56] [このレビューのURL]

この作品の評価は最後のシーンによるところが大きいです。
美しくて、切なくて、夢と現実が一瞬わからなくなるような名演出。
このラストは山本直樹の演出家の才能が見事に生きている。

ただ作品全体を見直したときに感じるのは、これって山本直樹っぽくないよねってこと。
エロ描写が薄いのだ。(これはペラいって意味の「薄い」じゃなくて、「濃くない」の意味なので誤解しないでね。)
山本直樹のさまざまな持ち味が結晶した「ビリーバーズ」に比べると、「僕らは〜」はどうも社会派漫画というカテゴリーにいってしまう。
僕は思う。山本直樹のジャンルはあくまで「エロ」なのだ。核にはあの「エロ」がなきゃ山本直樹は本当の山本直樹にはならないのだ!(すいません、かなり偏見入ってますね(笑))

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[投稿:2006-02-05 12:30:15] [修正:2006-11-12 00:37:07] [このレビューのURL]