「霧立」さんのページ

総レビュー数: 33レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年05月13日

作者がいい意味で肩の力を抜いて
好き勝手できている作品。

90年代のキャンパスライフをベースに
恋愛・痴情・復讐(笑)などをちりばめた
テンポのよいストーリーで大いに笑い、
ちょっぴりの感動も心得ている。

サブキャラたちが面白すぎるので
主人公が埋没しているのが少し残念ですが
そんな所も気にならない、とにかく楽しい作品です。

同作者の「無限の住人」を読んでも読んでいなくても
楽しめます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-13 00:01:24] [修正:2010-11-13 00:01:24] [このレビューのURL]

色々な面白さを持っているのでまとめるのが難しいのですが、
敢えて言うなら
漫画の持つあらゆる要素(ストーリー・絵柄・構図・セリフ・擬音etc…)にオンリーワンを追求し、
かつそれをエンターテイメントの域まで高めている作品です。

確かに好き嫌いは分かれます。基本グロですし絵はクセがあるし
難解すぎて「?」な展開などもあります。ですが
それを補って余りある魅力があるのもまた事実。
ハマった時の中毒性はどの作品よりも強いと思います。

生理的に受け付けなかったら申し訳ないけど、それでも薦めずには
いられない、そんな作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-12 23:40:12] [修正:2010-11-12 23:40:12] [このレビューのURL]

8?9巻くらいを境に緩やかに変質していった作品。
後半になるに従って、Monsterなどにも見られるようになった
人情話が多くなり、キートンもどんどん感情豊かになっていく。
寝ぼけたようだった目つきも、力がこもってきている。
こちらのほうが浦沢らしいと言えばらしいのだろうが、
個人的には初期のころの、より淡々としたストーリーのほうが
味わいがあってよかった。キートンも何を考えているか
わからないような飄々とした立ち振る舞いでありながら
それが周りを引きつけていく力にもなっているあたり、
とても楽しめたのだが、このあたり、原作者との距離感も関係して
いるのだろうか。
前半だけなら9点または10点だった作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-13 11:01:41] [修正:2010-05-13 11:01:41] [このレビューのURL]

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