「白い犬」さんのページ

総レビュー数: 116レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年12月06日

第一回を読んだとき長年の漫画読みの勘から
以下のような予測がついた
・井上雄彦がまた漫画至上に残るヒット作を生み出したこと。
・モーニングという雑誌からして講談社漫画賞確定。
・1ページのクオリティから換算して週刊連載に無理が生じること。

これらは当たった。NHKがバガボンド人気にあやかって
大河ドラマを武蔵にしたりするほどの超ヒットとなり
当然講談社漫画賞青年誌部門を受賞し、たまにしか
モーニングに顔を出す連載ペースになった。

予測できなかったこととして
・吉川英治の原作を無視して小次郎のキャラ設定を
大暴走したこと

井上の雄しゃん、ちょっとやりすぎ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-03-15 17:36:45] [修正:2006-03-15 17:36:45] [このレビューのURL]

ダメダメ「ああっ女神さまっ」。
可もなく不可もなくまあ
いい感じの漫画です。
ラブやん第一話を読んだときまさか連載になるとは
思っていませんでした。
絵がうまいわけでもなくストーリーがすごいわけでもなく
キャラ立ち(と、ギャグ)だけで漫画ってやっていけるんですね。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-02-26 23:34:48] [修正:2006-02-26 23:34:48] [このレビューのURL]

4点 3×3EYES

2部までは10点。
本当に面白かった。最高。
チベットとか香港とかアジアンテイストな
ところも新鮮だったし妖怪のデザインやエピソードの構成も
うまくて夢中になった、が
長すぎる!!だれた!飽きた!

終わったと聞いたとき「ふ〜ん・・・・」としか思わなかった。
サザンアイズだけにいえたことじゃないけど最近の漫画は
潔く終わるということ忘れてる気がします。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-02-26 23:27:47] [修正:2006-02-26 23:27:47] [このレビューのURL]

それにしてもまだ連載(?)してるんですね。
ストーリーもうわけわかんないです。
俗にいうフロシキ広げすぎちゃってるってやつですね。
ものすごいトーンワークが見ものだったのですが
CG化してそのありがたみも半減。
そしておっぱいの肥大化。
こち亀といいバスタといい長期連載するとおっぱいが
肥大する病みたいなのが漫画界には存在するんでしょうか。

ところで私の勝手な考えなのですがこの作者、読者に嫌われてる
漫画家の五本の指には間違いなく入ると思っているのですが。
あと4本は・・・ご想像にお任せします。

追記
ひょんなことから作者の同人誌を目にする機会がありました。
それはそれはハイクオリティなエロ漫画でした。
同人誌にかける時間があるならウルトラジャンプの
連載のほうに力注いでほしいものです。
そして今月も都合により休載。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-02-18 22:54:45] [修正:2006-02-18 22:54:45] [このレビューのURL]

            大・爆・笑!!
白馬に乗った王子様は現代では外車に乗ったアーティストへと変貌を
遂げたのだった!!
ラブひなやいちご100%のように平凡な男子がレベルの
高い女の子(多数)にモテモテという設定が夢見る男子の
理想ならこの快感フレーズは夢見る女子の理想形なのでしょう。
平凡な女子高生に地位も金も美貌も才能もかねそろえたモテモテ男が
他の女にわき目も振らずお前だけに夢中、という設定。
少林サッカー級に「ありえねぇ〜!!!」
この年まで生きていていろいろと人を見てきましたが
サクヤ(主人公にLOVEな男)のような
男とUFOは見たことがありません。(ラブコメのヒロイン
みたいな女も)

だからこそ夢見る乙女はこのフィクションに浸れるのでしょう。
そして夢見る乙女の願望をそのまんま漫画にしちゃった
新條まゆはある意味すごいプロ根性だと思います。

いろんな意味で皆さんに読んでもらいたい!!
あなたが夢見る乙女以外なら下手なギャグ漫画よりも笑えます。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-02-16 16:59:51] [修正:2006-02-16 16:59:51] [このレビューのURL]

ジャンプ編集部は時としてものすごい強力なタッグを組ませます。
小畑健&ほったゆみとか。
このアイシールド21もすごい画力と熱いシナリオのお見合いが
うまくいった例だと思います。
アメフトはさっぱりですが試合の疾走感とかカタルシスとか
ガンガン伝わってきます。

それにしても作者の絵のうまさ、センスのよさはワンピの
尾田以上だと私は思っているのですが。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-02-14 16:19:23] [修正:2006-02-14 16:19:23] [このレビューのURL]

登場人物全員が誰かを好きになり届かぬ思いを心に秘め
そしてその想いがかなっててかなわなくてもキスという形で
物語がつづられていく。
人を好きになるのは(想いが遂げられなくても)素敵なことだと
思わせてくれる。
それとこの作品から私が知ったことは物語とはけっして
「長さ」ではないということ。
何十巻のダメ大河漫画もあればこのラヴァーズ・キスのように
2巻だけで心の「本質」を教えてくれる漫画もある。
漫画は量ではない、質なのだ。



ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-12-28 14:05:09] [修正:2005-12-28 14:05:09] [このレビューのURL]

皆さん、気づくのが遅すぎます。
私はとうの昔に気づいていました。
人からもらった手作りおにぎりに目の前で採点する男。
うまい飯を作れと嫁さん死なせた男。
この二人を軸にして進んでく物語がどうなるかを。

それよりいつ終わるんでしょうか。
紅天女が先が究極のメニューが先か。 

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-12-16 19:49:45] [修正:2005-12-16 19:49:45] [このレビューのURL]

はまってました。この作品に。
でも今になって冷静に読み返すと抜群に面白いのは
十二宮編までですね。
ポセイドン編からパターン化してきて最後のほうは
小宇宙とかいてコスモがインフレ、ストーリーも破綻してますよ。
でも良くも悪くも「ジャンプ的」ですね。

え?好きだった聖闘士ですか?氷河ですよ氷河。
当時はマザコンでもおまるみたいな聖衣でも
金髪碧眼というオブラートによって
すごくかっこよく思えたんですよ!!(ってなに言い訳してんだか)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-12-16 19:32:33] [修正:2005-12-16 19:32:33] [このレビューのURL]

毎回スタンド能力の設定はそのままで新しい物語を描いているようですが、実はさまざまな因果でつながっており、パラレルのようでパラレルではない「一巡後の世界」。
SBRのレビューにも書きましたが荒木飛呂彦はもうJOJOしか描けないのです。

このジョジョリオンですが、一巡後の杜王町が舞台。
ジョジョで唯一旅をしない4部で出てきたあの町です。
旅をすると必然と目的地がゴールとなり、すごろく的な高揚感がうまれます。RPGもそれです。
しかしジョジョ4部は町という、どこへもいけないどこへも逃げられない閉塞感の中での高揚を描いた傑作です。
一巡後の同じ町で、荒木飛呂彦はあの時(4部)の高揚を越えるものが描けるでしょうか。

ジョジョの奇妙な冒険は、物語にどこかエロティックなにおいがあるのですが、エロそのものは描かれることはありませんでした。(おふざけなすけべ心くらいはありましたが)
それがジョジョリオンではあからさまに性欲が描かれている。
もちろんそれは萌えとかサービスショットといったものとは無縁で、欲望の狭間で見え隠れする人の邪悪さが含まれる荒木テイスト満載。だって究極生物は「SEX 必要なし」ですから。


物語は序盤で前の部とのつながりとか(まあ後付けっぽいですけど)まだベールに包まれた部分が多いのでこの点数。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-04-25 21:59:12] [修正:2012-04-25 21:59:12] [このレビューのURL]