「白い犬」さんのページ
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ブログはじめました。
内容はここで書いたものの転載。もしくは加筆修正したもの。あと適当なこと書いてます。

5点 ボーイズ・オン・ザ・ラン
読んで持て「これは!!」と思いました。
別に感動したとかではなくまさにこの漫画は
現代の「非モテ」人口をターゲットにした
漫画だったからです。
みうらじゅんの作った言葉に「童貞をこじらせる」
というのがあるんですが、それはつまり童貞であることは
悪いことではないのにコンプレックスを感じて卑屈に
なってしまうことをあらわしています。
この漫画は非モテをこじらせた人達にとってはたまらない
のではないかと。一見ヒロインと思わせてくれたちはるちゃん
ですがとった行動はイケメンでモテる男とくっついた末妊娠して
捨てられるという非モテ男が抱く女への絶望そのもので
作者の内面は相当鬱屈した何かがあるとしか思えません。
非モテサラリーマンの現実とでもいいましょうか
対極にあるモテサラリーマンの島耕作とかサラリーマン
金太郎とかヒーロー的なものと異なり
田西はとことんみっともない。不器用でこれといって
秀でたものを持っていない。何をやってもうまくいかない。
そこが多くの非モテ層に支持を得ているのだと思います。
田西がなにかやりとげる、といったカタルシスが今後
物語の中にあるかどうかわかりませんがとりあえず
最後まで見守っていきたいと思います。
あと「宮本から君へ」と似ているという意見がネット上で
ちらほら耳にしますが、私は似てないと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-01-17 01:14:19] [修正:2007-01-17 01:14:19] [このレビューのURL]
8点 YOUNG&FINE
山本直樹の作品はどれも好きなのだが一番は?ときかれたら
迷わず「YOUNG&FINE」と答える。
最近の観念的な作風よりもストーリーがしっかりしてるし
田舎町の高校生のノスタルジックな描写がさえてる。
それに加え山本直樹のエロ!!
青春とは性春なのですね、とつくづく思わせてくれます。
キャラクター一人一人も生き生きとしていて
完全に脇役だと思っていた主人公のお母さんが最後魅せてくれます。
山本直樹にいまいち手が出ない、という人はまずYOUNG&FINE
からはじめてみてください。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-05-13 16:40:59] [修正:2006-05-13 16:40:59] [このレビューのURL]
6点 あずみ
あずみ、のタイトル通り小山ゆうがあずみを
描きたくて連載してるような作品。
男性作家のヒロインへのこだわりって読んでてなんか
引いてしまうものがある。まあ理想の女描くのって
描き手からしてもれば楽しいんでしょう、多分。
あずみがかわいいのはわかったがその周辺のキャラの扱いがひどい。
陵辱、拷問、殺戮だらけ。痛々しいよ。
個人的にはあずみがきくと旅していたときが一番好きでした。
あと、小山ゆうはもうあずみの処女を誰にもやりたくないとみた。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-05-03 13:49:49] [修正:2006-05-03 13:49:49] [このレビューのURL]
4点 焼きたて!!ジャぱん
18巻まで買っていたのですがどういうわけか
新刊買わなきゃ、という気持ちがなくなってしまった。
新人戦まではパンの解説やリアクションやギャグ面白かったんだけど
モナコカップ以降パンがトンデモパンになり
リアクションも他作品のパロディをしはじめたところにも
なんだか不快に。(別にパロディが嫌いなんじゃなくて
パロディの描き方が私には合わない)
そしてなによりも河内いじめが嫌い。
ジャぱんに限らず特定のキャラをやたらいじめたり
最低な性格に描いたりする描き方が私には
許せないのだ。
食べ物が出てくる漫画でうんこネタは勘弁してください。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-12-28 14:51:32] [修正:2006-04-15 23:02:15] [このレビューのURL]
5点 あさりちゃん
まだやってんの!?な漫画ですね。
いつのまにかキャラの年を追い越して
年齢を感じさせてくれました。(甲子園児が年下になったときと
同様の感覚)
子供のころからくらべると
あさりちゃんもタタミちゃんもかわいくなってます。
でもこんな姉がいたら普通グレますね。
あ、でもあさりちゃんは絵の才能とかけっこが早いって言う才能が
あるからちゃんと逃げ場があるか。
演歌はよく一曲ヒットで一生食べていける、といいますが
漫画にしては珍しく一作ヒットで一生イケちゃってる例ですね。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-03-25 19:12:31] [修正:2006-03-25 19:12:31] [このレビューのURL]
7点 神罰
よくぞここまで、と笑ってしまった。
キャラの絵柄はもちろん手書きの擬音や細かい効果表現まで
大御所漫画家をパクるパクる。(しかも全部下ネタ)
後に手塚プロから直々に仕事依頼がきたところを見ると
ルパンのモノマネしていたクリカンが本当にルパンの声優に
なっちゃったようなもんだ。(わかりづらい例えですね)
下ネタ耐性のない方は読まないほうがいいですよ(笑)
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-03-25 16:30:53] [修正:2006-03-25 16:30:53] [このレビューのURL]
7点 北斗の拳
ケンシロウとラオウの勝負は
漫画史にのこる名勝負ですね。
毎日悔いだらけの私は
生涯に一片の悔いがないラオウがうらやましいです。
一巻からじっくり読んでいくとこの壮絶な
戦いの元になったのはユリアのとりっこ。
ユリア、おぬし罪な女よのう・・・。
バットとリンが大きくなっちゃってからは
あまり好きではありません。
そして私は今日も夜空を眺め死兆星がないことを
確認するのであった。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-03-25 16:01:46] [修正:2006-03-25 16:01:46] [このレビューのURL]
9点 ピンポン
それまでスポーツ漫画で卓球というジャンルは未開拓でした。
(稲中みたいなギャグはあったけど)
卓球のあの一瞬一瞬をドラマとして描ける漫画家がいなかった
というのが本当のところでしょう。
個人的にピンポンの醍醐味はそれぞれのキャラ(ペコ、スマイル
アクマ、ドラゴン)の敗北の部分ではないかと。
勝つことは無条件に「強者」の称号を得られ「カッコイイ」
とされるけどピンポンは負けていく姿さえかっこいいのである。
やっぱ松本大洋は天才ですね。
映画の「ピンポン」もよかった。
本当に「ピンポン」を好きな人たちが集まって作った
というのがひしひしと感じられた。
でも窪塚くんのマンション9階からの「アイキャンフラーイ!!」
はびっくりしました。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-03-20 17:50:19] [修正:2006-03-20 17:50:19] [このレビューのURL]
8点 めぞん一刻
いわずもがなラブコメの金字塔。
五代君と響子さんを応援し感情移入して読んでいた人なら
最終巻のあのセリフに涙腺を刺激されたことであろう。
今読み返して多少時代を感じさせるものはありますが
それを超える感動が名作にはあります。
だけど五代君の初体験、私は納得いかない派です…。
3月18日追記
最近読み返しましたが響子さんって
むちゃくちゃ嫉妬ぶかいですね。
自分の彼氏でもない男にそこまで露骨に嫉妬しては
いけませんよ。ラムちゃんなど他のヒロインもそうなところを見ると
たぶん高橋留美子本人が嫉妬ぶかいタイプなんでしょう。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-12-07 11:55:00] [修正:2006-03-18 21:15:43] [このレビューのURL]
5点 NARUTO-ナルト-
作者が本当に描きたいキャラはサスケではないでしょうか?
読んでいてどう考えてもナルトよりもサスケに思い入れがある
描き方なんですよ。
でもタイトルがNARUTOであるからにはこれ以上サスケを
目立たせてはいけない、と作者自身の判断か編集者の判断か
知りませんがサスケは物語り中盤で強制退場(笑)
なんかそれ以降漫画にあまり気合が入ってないような気がします。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-03-17 15:53:43] [修正:2006-03-17 15:53:43] [このレビューのURL]