「blackbird」さんのページ
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胸キュンものから硬派なものまで。
少女・少年マンガから青年マンガまで。
大事なことはたくさん漫画から学びました。

7点 すぐりの季節
作者お得意の、親を亡くしたりして、どこか寂しくも健気に頑張る女の子が主人公。そして、そんな子になぜか魅かれてしまうのが、結構恰好いい男の子。一つのパターンですね。
若干健気すぎて、義理の母や妹にガンガン嫌味を言われまくっても、一人で前向きに頑張ろうとする姿にちょっといらっとしたりもするけど、本心がぽろっと出た時にほろっとさせられます。
寂しさや、本当の想いを伝えられない切なさみたいなものを描かせたら天下一品。
人形ってそんなに馴染みのあるものではないけど、そこに込める思いはこうやって表れるんだなと感じました。
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[投稿:2011-05-15 22:42:33] [修正:2011-05-15 22:42:33] [このレビューのURL]
7点 imagine29
「アラサー」秘書が中心の話なので、オトナの恋愛・・・のようですが、年齢だけ重ねて、自分自身がよく分かっていなかったという志摩子が、表面ばかり見て、ちょっと情けなかった自分を見つけなおすという、自分再発見の物語。
最近この作者の得意としている成長物語ですね。
またか、とちょっと食傷気味に思うテーマかも。
でもお互いが、自分の情けない部分、欠けている部分を認識して、そこも含めて付き合い直した志摩子カップルは、いい感じになりましたね。
また、最初ぶっとんでいるような自由人みのりちゃんも、男性陣もそれぞれ
地に足がつくように。
みんなカッコよく大人になりつつある姿を見て、元気になれるお話。
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[投稿:2011-05-15 22:19:33] [修正:2011-05-15 22:19:33] [このレビューのURL]
告白したら、今の関係自体がだめになってしまう。
そんな思いを心にぎゅっと押し込めていたのに、どうしても抑えられなくなってしまう。結局二つの話では、うまくいくことはなかったけど、読後感は不思議とさわやか。
失恋しても意味はある、と、元気が出てくるかも。
個人的には、ちょっとざっくり感を感じますが、大判のコミックだからでしょうか。
でもやっぱり谷川ワールドですね。
アニメだと続きがあるらしいですが、やはりこの人の作品はコミックで読みたいです。
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[投稿:2011-05-15 21:48:21] [修正:2011-05-15 21:48:21] [このレビューのURL]
7点 NANASE
原作を読んでいないので分かりませんが、比較的イメージを損ねずに漫画化しているようですね。
色々な超能力者が出てきて、(悪いことにその能力を使う奴もいるけど)、七瀬を始め、タイムトラベラーも、周りにその能力を気づかれないよう、ひっそりと生きていきたいとただ願っている。
こういう超能力者を扱う作品だと、常に能力者たちを忌み嫌う人達に迫害され殺されてしまうという哀しい道をたどってしまうのが悲しい。
これが、自分達の能力を超えたものへの、人間の恐怖心がなせる業なんでしょうか。
最後は結構あっさりとみんなが殺されてしまい、残念でした。ああ、やるせない。
七瀬が綺麗な分、結構セクシー系なコマも多いですが、絵も上手でいやらしくなり過ぎず、話に入り込めます。
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[投稿:2011-05-15 19:31:08] [修正:2011-05-15 19:31:08] [このレビューのURL]
6点 ありをりはべり
こんなかわいい神様ばかり見えたら楽しいかも?
長い歴史の中で、これだけ宗教がらみで血が流されたことを考えると、日本にある、「八百万の神」という考え方っていいなと思ったりもする。
ほんわか、のんびりとした空気の中で、もう少し周りを意識してみたら面白いと思わせる。
主人公と須佐君のほわっとした空気も良いのですが、結構部長と普門寺さんのエピソードも面白い。
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[投稿:2011-05-14 23:46:16] [修正:2011-05-14 23:46:45] [このレビューのURL]
8点 マカロニほうれん荘
小さいころにはまったギャグってのは、改めて大人になって評価できるものでもないのだけど・・・
とにかくたくさん笑いました。
トシちゃんの絵はいまだに描けます。
だんだん作者が崩壊していったのは悲しいけど、あんなのを毎週描いてたら、壊れもしますね。
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[投稿:2011-05-14 23:37:46] [修正:2011-05-14 23:37:46] [このレビューのURL]
7点 鉄道員
さすが浅田次郎 プラス ながやす巧。
泣かせないわけがない。
浅田氏自身も自分の漠然としたイメージをよくここまで漫画化したと驚いたようだが、「お伽話のような」北海道の風景や、哀しみを心におし込めた表情、上手いです。
ちょっと話は読めてしまいましたが。
「ラブ・レター」も泣かせます。
でも状況やこの世界にそれほど入り込めなかったかも。
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[投稿:2011-05-14 22:47:47] [修正:2011-05-14 23:33:00] [このレビューのURL]
4点 Lady Love
個人的には、槇村さとるのバレエ漫画との出会いの方が先だったので、どうしても二番煎じのように思えてしまいます。
挫折やバレエへの思い、恋愛、成功など、典型的な昭和の少女バレエ漫画。
当時は作家同士の交流やお手伝いがあったりしたらしく、作品の中でもお互いのキャラが出ていることもあるので、当然絵柄も似てしまうのもありますが・・・こちらはかなりデッサンも狂っていたのが気になった。
最近また続編が出ている模様。
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[投稿:2011-05-14 00:14:51] [修正:2011-05-14 00:14:51] [このレビューのURL]
6点 ES
それほど得意分野の話ではありませんが、好きな作者さんなので・・・男性誌に描かれた硬派な内容なので、絵柄もかなり骨太になっています。
記憶をすり替えてしまったり、乗り移ったり、設定は面白かったのですが、残虐なシーンも多く、気分が悪くなってくる人もいるかも。絵が綺麗なので救われますが。
でも、最終的には特殊な能力を持った人物の話は、こういう結末になっていくのかな。イザクは怖かったけど、それを作り出した人間が怖くなっていきます。
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[投稿:2011-05-13 23:59:55] [修正:2011-05-13 23:59:55] [このレビューのURL]
8点 おひとり様物語
オムニバス形式で、色々な「おひとりさま」女性の心情を優しく描く。
おひとり様といっても、独身気ままな人、仕事に悩む人、おひとり様生活を満喫する人、別れておひとりになってしまった人・・・と、様々。
女性なら、今までの人生の中で、ここに出てきた女性の誰かのような思いをしたことがあって、共感できそうです。
お一人=寂しいを感じたとしても、そこで終わらせずに、お一人でも楽しみがあるよ、一人のようで一人じゃないよ、といったような温かみが随所に感じられるので、切なく、ほろっとしながらも、読後感がすっきりしています。
三巻の時点で、同じ女性が3回出てきました。また今度出てくるのかな。
三巻では、初めて男性が主体になったこともあります。こういう設定で来たか、という感じ。
谷川さんは、こういうちょっと切ないお話を作るのが本当に上手です。
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[投稿:2011-04-25 22:50:38] [修正:2011-05-13 23:40:19] [このレビューのURL]