「blackbird」さんのページ

総レビュー数: 185レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年03月31日

「はいからさん」や「緋の稜線」みたいな、古き良き大正の雰囲気を楽しめる。

まだまだ女性が結婚して家に入るのが当たり前だった時代に、新聞社を立て直すべく、社会に強く挑むチカラはさわやかに凛々しい。
男性陣が和服やらマントで、格好良く見えること二割増し。

短い作品ですが、丁寧に描かれています。

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[投稿:2011-05-09 20:42:02] [修正:2011-05-16 17:27:03] [このレビューのURL]

5点 殺手

「天涯の武士 小栗上野介」が予想外に面白かったので、また満州という、描くのが難しい時代・土地を描いた本作品に手を伸ばしてみました。

面白かった!
この作者は引き込んでいくのが上手いなあ。

・・・でも、これで未完なんてあんまりです。
なんとか最後まで描いてほしいですが・・・無理でしょうかね。
本当に残念です。

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[投稿:2011-05-16 17:05:15] [修正:2011-05-16 17:25:45] [このレビューのURL]

一気に遅れを取り戻すために、愛子先生の元でベネチア国際での優勝を目指すことにした鯛子。
静香や、龍一、小泉レナ、ウォンなど、新しいキャラも登場し、世界に出るにはまだまだ壁は高そうです。でも、時折型からはみ出るほどの個性がきらめく鯛子に、ついつい期待をしたくなります。コンクールなんていいから、早く世界の舞台で踊れるといいなあと思いますが・・・

やはりそれには鯛子は恵まれ過ぎなんでしょうかね。(お母さんの事は不幸でしたが) どこかまだまだハングリーさが足りない甘ちゃんかも。三上君と踊れればいいというような、そんな気持ち?

三上もようやくパートナーの怪我から立ち直り、復活してきました。
でも、そんな王子様よりも、すごくぶきっちょで自分の気持ちを素直に伝えられない孤高のプリンス、龍一が気になります。ようやく氷のような冷たさが少し溶けてきたのに、これで出番はなくなっちゃうのは惜しい。

第一部のレビューでも書きましたが、絵がどんどん残念なことに・・・。
特に龍一王子の崩れ方、ウォンの荒っぽさなんてひどいですね。
折角のバレエ漫画(鯛子の人生漫画だと作者は力を入れてそうですが)、綺麗な線で見たいです。
話もちょっと荒っぽい印象を受けます。

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[投稿:2011-04-26 22:42:04] [修正:2011-05-16 17:24:41] [このレビューのURL]

コンサルタント会社に入った錦小路さんを中心に、働く女性、男性、上司の物語。

作者が得意とする、会社でのキャリアも恋も頑張りたい女性たちの様子が、テンポよく描かれている。

実際に会社で女性がキャリアを積んでいくと、男以上に肩肘張って成果を出さないといけなかったり、どうしても性差を感じることが多い。

今は色々環境も変わり、女性も多くキャリアを積んでいるが、それでもちょっとバブルの時代を感じるこの作品の時代とも、基本的にはあまり変わらない部分があるのではないかと思わせる。

オムニバスぽく構成されているので、最後はこれでいいのか?と思ってしまう。錦小路さんの話で終われば、何となくまとまりもつきそうなんだけど、ちょっと尻切れトンボのように感じてしまう。

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[投稿:2011-05-16 17:23:25] [修正:2011-05-16 17:23:25] [このレビューのURL]

基本的に、虫や動物は苦手ですが、この作品はとても丁寧に描いていて、楽しく読んだ記憶があります。

話の筋はどうでもよいのですが。
特に元太はどうしようもないダメダメ君だし。

こういう物知りな人がそばにいたら、色々知りたくなるだろうなあ。

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[投稿:2011-05-16 16:59:20] [修正:2011-05-16 16:59:20] [このレビューのURL]

いかにもサイバラ的子育て。
しかもその間に離婚はするわ、鴨ちゃんは本当にいなくなってしまうわ・・・昔から本当にこの人の人生はすごいですね。

ほろっとする「ええ話」が時折混ざる塩梅もお手のもの。
でもやっぱりサイバラ的な毒が一番です。

もう子供たちもかなり大きくなっちゃったなあ。
お母さんたちが生まれたばかりの赤ん坊によってたかる姿。
大変だったといっても、なんと無垢でかわいかったのか。でかくなってからそれがよく分かります。

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[投稿:2011-05-16 16:51:42] [修正:2011-05-16 16:51:41] [このレビューのURL]

すごかったです。
グロなシーンの連続。

でも、なぜか放り出さずに全巻読んでしまえたというのが不思議なところ。
半分笑いながら読んじゃいました。
何かあるんでしょうかね。

まあ、二度と手には取らないですが。

レビューに書かれているように、グロがだめな人は読まない方がいいです。

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[投稿:2011-05-16 16:18:43] [修正:2011-05-16 16:18:43] [このレビューのURL]

時代を感じますね。
今のフィギュアにはコンパルソリ(規定)無いですし。
ソビエトがフィギュア全盛だった頃で、今の日本のように選手層は厚くないですから・・・大事に大事に金の卵を育てた挙句、プレッシャーにつぶされていくような、そんな時代。

正にスポコン少女マンガ+LOVE。

黒川さんが暗くてね・・・でもその陰がよかったのですよ。昔は。

恋愛と競技をごちゃごちゃにして、一度はだめになったけど、何とかお互いがそれぞれ自分の力で立ち、1たす1以上の世界を作り上げていく。希望に満ちたエンディングです。

最近本当のフィギュアはシングルばかりが注目されていますが、それはそれで見ごたえがありますが、ペアになった時にできる世界、やはりこれも感動倍増なんですよね。

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[投稿:2011-04-08 00:13:34] [修正:2011-05-16 08:17:44] [このレビューのURL]

好きな人やバンドを踏み台にして、死に物狂いで成り上がっていこうとした、謎に満ちた弥樹。

ジェットコースターのような展開の中で、その謎は後半に明かされるが、ひとみに与えた影響は大きい。

彼女は弥樹に裏切られて、無我夢中で歌手として成長していこうとしているが、弥樹の死でようやくすべてを悟り、人間的にも深さが出た。

最後のひとみの表情は、哀しみをすべて包み込んで、どこか優しい。きっと心に響く歌を歌うシンガーになったのだろう。

全体的に漂う、80年代洋楽の雰囲気・ファッションが懐かしい。

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[投稿:2011-05-15 22:33:26] [修正:2011-05-15 22:48:35] [このレビューのURL]

舞台演出家を目指すという、演劇界でもちょっと変わった裏方で、夢を実現させていく女の子の話。

イマドキ三つ折りソックスに三つ編みという、ダサダサな田舎ものが、華やかな世界であれよあれよと成功していき、しかもほのぼの恋愛も成就するというのは、若干都合よすぎ、と思えるが・・・
演劇界に飛び込むきっかけとなった、櫟(いちい)君の一人芝居をどうやって完成させていくか、引き込まれる。かなりの迫力で、舞台を見たくなる。

舞台の演出ってこうやって変わっていくんだ、という裏事情が見えるのは面白い。

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[投稿:2011-04-06 23:15:40] [修正:2011-05-15 22:43:15] [このレビューのURL]