「パンダマン」さんのページ

総レビュー数: 134レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年11月22日

 一話完結で、あそこまでドラマが書けるのは今考えるとすごいな、ほんと
 子供の時、よく読んでた数少ない漫画で、これがデフォルトだった。けど、これデフォルトにされたら他の作品はやってられないな
 「○千万円なら受けましょう」な主人公はえーーっ!って位インパクトがあった
 子供ながらに、ボッタクリ商売を、命が助かるなら安いのかで納得させられた
 以降、金をボッタくるキャラクターの漫画はみんなブラックジャックに例えらてるんじゃないのかな
 それだけ他の人にも、これはデフォルトなんだろうね
 子供でも理解できる内容であそこまで読ませる事を考えてもちょっと驚き。今読んでも面白いし。間違いなく本物だ

 んでも、いまだにピノコの構造は謎
ついつい考え込んじゃう
アッチョンブリケをする度に、脳が潰されないのか子供の時は真剣に考えてた
 アッチョンブリケ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-02 02:45:03] [修正:2006-12-02 02:45:03] [このレビューのURL]

9点 度胸星

 連載当初、度胸星ってタイトルがカッコワリーと全然サッパリ読んでなかった自分が一番カッコワリーと後日後悔しまくるくらい面白かったSFマンガ。わかりにくい例えだなーオイ

 これは未知の宇宙に挑む冒険心あふれる作品。未知の現象、未知の物体が出てくる。正当派冒険SFだ
 いや、もうこの未知具合が半端じゃない
 「こいつなにー!?」が続く。フ○ーザも真っ青の規格外が出てくるのだ

 一方で、宇宙飛行士になるために、数々の試験をクリアしていかなければいけない成長のドラマでもある
 主人公の度胸君は、死んだ父親の願いで宇宙飛行士を目指すトラック野郎
 でも、目が線な外見はさえない、マンガでよくありそうなド誠実な青年
 しかし、追い込まれた時のチラっと見せる彼の魂の輝きがすごいんです
 いや、もうこれが半端じゃないくらい輝いてる
 度胸君は作者が、マンガに描いてる架空の人物なんだ。そんなのはわかってる。
 でもヤツはほんとに生きてるようなくらいの存在感をみせつけてくれる
 ほんとにカッコイイんだ、これが

 作者の山田芳裕は、もうこれでもかってくらい直球しか投げてこない。もう全力で投げてくる。変化球なんか一切なしだ。
 それがまた、バシバシとど真ん中のストライクばっかりにくる
 ど真ん中に投げるだけの力量とイキオイが作者にはある
 これが気持ちいいのだ
 
 しかし、この作品は最初から、胸ぐら掴まされて、グイングインと振り回されて、もうこの先どうなるかわからん!!って時に、途中で試合続行不可が出やがった未完の作品
 もうこの作品の連載打ち切りほど怒り心頭した経験がない
 それだけこれが特別な光を放つ期待作だったんだからしょうがない

 だれがどう見ても未完なのでマイナス一点
 ただ未完だからといって読まないとオレみたいに後悔する人が多いので書き込みした

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-11-29 05:28:00] [修正:2006-11-29 05:28:00] [このレビューのURL]

 突き進めば本物になるという生き方が素晴らしい、なんちゃって侍がすべての価値観を変えていく漫画

 愛と偏見につまった侍英才教育された、なんちゃって侍の道士郎が段々と侍にみえてくるのね。道も突き進んじゃえば本物になるみたいな生き方が笑えるし、素直に感動した。
 殿や早乙女(前島)、エリタンもそれぞれ自分の生き方を貫いていく過程でどんどん本物に近づいていく。例え偽物だろうと貫いちゃえば本物なんだね。実感した
 そういう姿は、真剣だからこそ読者には滑稽だけど、同時に凄い登場人物に愛着が湧いて好きになっちゃうんだよね

 いやー笑った笑った。満足満足

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-27 00:59:28] [修正:2006-11-27 00:59:28] [このレビューのURL]

 主人公は自転車が大好きだ
坂ばっかりの街にきて、自転車で登るはめになる
そして、それすらも好きになる
 理屈じゃない
 自転車で坂を登りたいんだ
こんな気持ち、漫画で表現できないって思った

様々なチャリ馬鹿が出てくる
様々なプライドを持っている
すべてを賭けたライバル達との戦いに燃えないヤツがいるのか
熱いなぁ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-26 05:45:44] [修正:2006-11-26 05:45:44] [このレビューのURL]

 「必死」って言葉がある。将棋では「必至」ともかかれ、次なんらかの手を行わないと必ず詰む状態を指す。だけど、この漫画には「必至」ではなく、「必死」のほうがふさわしい

 この漫画の主人公は、己の命を拳にかけざるおえない状態にあり、結果、必死にならないといけない状態だ
 命を賭けるっていうのが、どれくらいすごいパワーかちょっと想像しにくいけど、自分が知ってる例だと始皇帝の兵馬俑でそれを体験した。今でもわからないくらいの高い技術力で、すごい金属の彫刻やらデッカイ焼き物なんかが作られてたのだ。これは始皇帝の事だから職人の命かかってたよなぁーっと思わされる仕事でした

 始皇帝は中国だが、これはローマの話だ。ローマっていうと今でも参考にされるくらい進んだ政治や文化をもった国。
なんでそんな優れた所で、拳に命を賭けねばならないのか、そういう背景も丁寧に描かれてて非常に興味がわく
 試合(死合?)も非常に理論的でよく解説が入るがウンチク好きなので見ていてとても燃えるものがある

 命を賭けた修羅場を乗り越えて女の子っぽい主人公が段々とたくましくなっていく姿は、王道的な話だが、丁寧に作られていて安心して読める

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-26 05:22:30] [修正:2006-11-26 05:22:30] [このレビューのURL]

 正直、これのレビューは難しい
 初めてこれを読んだときは、あまり面白くなかった
しばらくして読み返したら、すごく面白かった
レビュー書くにあたり、また読んでみたら、もっと面白く感じた
また、この先読み返したらもっともっと面白く感じるんだろう
 間違いなく自分の中では、このマンガは「本物」だからだろう

 しかし、うーん、どこが面白いというとちょっと説明しにくい
 4巻途中くらいまでは、規則正しい教授の生活をユーモアに描いている
 化け始めるのは、この後だ

 段々とヒューマンドラマとして色濃くなってくる
 柳沢教授が、人の心の中に発見したビューティーというのかな
 美だとちょっと堅いし、美しいだと詩的すぎる。まとめたビューティーがなんか一番近い気がする
 これを魅せられた時、ものすごい感動があるのだ

 でも、人によっては美しく感じないかもしれない
 最初読んだ時のオレのように
 美は難しく、感じとれればすごい熱狂できるが、ダメな人はダメなのだ
 バトル漫画のようにわかりやすい燃えるような展開があるわけでもない
 感じ取れた人だけ熱狂できるのだ
 たぶん、これが自分の感じた柳沢教授の面白さだと思う

 はっきりしてるのは、これを読んだとき、自分はものすごく幸せな気分になれたという事だ

ナイスレビュー: 2

[投稿:2006-11-22 22:57:52] [修正:2006-11-22 22:57:52] [このレビューのURL]

 すごい爆笑した。もう腹抱えるくらい
 面白いから友達勧めたが、「どこがおもろいの?」って言われた
 いや、正直にこれの面白さが分かってよかったよ、オレ
 こんなに笑ったの最近なかったもの

 ちゃんと安心して笑えるのも、よつばの目を通したほのぼのとした世界観があってこそだと思う
 つまらなーい日常の出来事をほんとに工夫して面白くみせてくれるんだよね


 まぁ 笑いのツボとかってのもそれぞれだしね
 面白くない人には面白くないみたいです。残念

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-11-22 21:48:03] [修正:2006-11-22 21:48:03] [このレビューのURL]

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