「Suzz」さんのページ

総レビュー数: 112レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年02月05日

4点 LIAR GAME

この作者の漫画は好きなんだけれど、正直読んでて辛い。
というのも基本的にキャラクターが弱い。引っ張っていく力がない。
そしてなにより、漫画である必然性を感じない。
ゲームの展開自体は面白いだけにもったいなくて仕方ない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-02-08 14:08:38] [修正:2008-02-08 14:08:38] [このレビューのURL]

まとめて読んだのが結構前で、もしかしたら脳内補完で美化されているのかもしれない。
それでも僕の印象は「これ以上ないくらい面白い」としか表現できない。
試合の描写が好きだ。いいのが入った時は見てるだけでスカッとする。
練習風景が好きだ。新しい練習法があまりないのが地道な努力の大切さを物語る。
キャラクターが好きだ。使い捨てキャラでもきっちり掘り下げられている。
合間の息抜きが好きだ。下手なギャグマンガより純粋な意味で笑える。

そして試合を通して選手の「生き様」が感じ取れるのが一番好きだ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-02-08 13:51:32] [修正:2008-02-08 13:51:32] [このレビューのURL]

典型的なまでに雰囲気で読ませる漫画。
この雰囲気を面白いと思えるか否かで評価はばっさりと分かれると思う。
細かい部分が若干気になることもあるが、
そんなことが些細だと思わせてくれるだけの個性がこの作品にはある。
頭から読む人は多少空気が合わなくても我慢してできるだけ先まで頑張って読んでみて欲しい。
きっと、多分、おそらく、読んで損は無かったと思えるはず。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-02-08 13:20:30] [修正:2008-02-08 13:20:30] [このレビューのURL]

6点 3×3EYES

連載を追っていた人には長すぎて飽きたと言われがちだが、
まとめて読むと面白くないことはない。むしろ面白い部類には入ると思う。
アジア系の神話をベースにした世界観はとても魅力的で、特に序盤は文句無しで素晴らしい。
作画についても終始丁寧で好感が持てる。

ただ、戦闘シーンではパワーバランスが設定上変わっていないのに変動していた印象があったり、
そのせいでいつも必要以上に苦戦していて見ててだるかったり、
終盤の展開はどっかで見たことがあったり、
風呂敷を広げすぎてたたみ所を間違えた感があったりと
無駄を省いたらもっとすっきりと読ませられたんじゃないかとも思う。
良作止まりである所以である。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-02-08 13:03:38] [修正:2008-02-08 13:03:38] [このレビューのURL]

戦争の爪跡の描写はこれでもかという位えげつなく、
戦争に対するトラウマを植えつけるにはもってこいの作品。

ただし、何故戦争が起きたのか等の根幹部分の掘り下げはほぼ無く、
登場するキャラクターの反道徳的行動は全て戦争のせいであるかのように扱ったり、
作中で語られる思想もかなりの勢いで偏りが見られたりと、ぶっちゃげ短絡思考の塊なので、
昨今の図書館等に置かれるような歴史的教科書としての機能は存在しないと断言する。

客観的に見れば読者に何かを感じさせる、エンターテインメント作品としての点数は7点はつけたいが、
残念ながら僕はノンポリではないので「ほんとうにその結論でいいか?」という
疑問に邪魔をされがちになり感情移入しづらい。
その分を考えればどうしてもこれ以上の点数は付け難い。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-08 06:53:34] [修正:2008-02-08 06:53:34] [このレビューのURL]

根幹部分に奇抜な設定があるが、オーソドックスな青春ラブコメ。
可もなく不可もなく。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-02-07 09:16:40] [修正:2008-02-07 09:16:40] [このレビューのURL]

あれは開始2p目のことだった。
作詞コンクール用の詩を友達に見せているシーン・・・

友人B「さっすが 国 語 だ け が と り え の愛音!!」

作詞と国語がどう繋がってくるのか、全く意味が分からなかった。
本当に分からなかった。今でも分からない。
上記は一番早かっただけで、???となる部分が、大から小まで、
ピンからキリまで、それはもう山のように出てくる。
そんな所が僕の心を捉えて離さない。

何よりの魅力は決め台詞。
歯が浮くどころか歯が飛びそうになる。
そんな所が僕の心を捉えて離さない。

そして、狙って描いてるというより、多分作者は素なんだろうなと思う。
素人の妄想漫画でもここまで酷くはない。多分。
そんな所が僕の心を捉えて離さない。

僕の心を捉えて離さない、という点においては5億点位はあげたい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-07 06:49:07] [修正:2008-02-07 06:49:07] [このレビューのURL]

10点 SLAM DUNK

印象に残るシーンの質・量共に他の追随を許さない名作。
僕は2回しか読んでなかったりするが、それでも数十箇所の台詞、シーンが頭に残っていたりする。
他にこれほどまでに記憶に残る漫画は僕は未だ出会ったことがない。
それだけで満点を付けていいと思っている。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-02-07 05:23:58] [修正:2008-02-07 05:23:58] [このレビューのURL]

よく出来たストーリーやよく出来たトリックもある反面、
あまりにも不出来なご都合主義も多数混在しているため、
主人公が計算高いのか計算高くないのかブレてしまっている。
依頼者がハメられる話では、その過程が割りとよくできている傾向があるだけに、
解決でご都合主義を出されるとものすごく微妙な気持ちになる。

基本的に正義という言葉を否定する主人公なのに、勧善懲悪にしかなっていないのも個人的にはマイナスポイント。
何がしたいのかさっぱり分からない。ブレ過ぎである。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-07 03:28:10] [修正:2008-02-07 03:28:10] [このレビューのURL]

7点 餓狼伝

板垣節全開のリアル系格闘漫画。
いつも思うことだが、この作者のページの使い方の贅沢さは半端無い。
新人でやったらまず確実に切られるようなことでも平気でやってくる。
正直盲目の表現とバックドロップ(正確にはジャーマンスープレックス)の表現には震えた。
それだけにページ数の割には進行は遅いが、その分迫力も凄い。
ちなみに僕がこの漫画(外伝含めて23冊)を読み終わるまでにかかった時間は3時間であった。

原作モノであるがために(とはいっても原作に忠実という訳でもないらしいが)
話の展開がトンデモ方向に飛んでいくこともなく、安心して読める作品である。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-07 03:04:31] [修正:2008-02-07 03:04:31] [このレビューのURL]