「コステロガーデン」さんのページ

総レビュー数: 225レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年06月12日

努力、根性で成長するスポ根マンガの王道

「登場キャラすべてが主人公」と作者がいうように、
本来の主人公「一歩」以外のキャラにもスポットをあてています。
ボクシングという、精神力が重視されるスポーツのなかで、
その精神力の強さを知るベースになるものを、
それぞれのキャラにきちんと与えており、
時にはそれが勝敗のカギとなり、
試合のすさまじい緊張感の中でのせめぎあいを、
より効果的に面白くさせています。

試合中の躍動感や軌道のデフォルメが非常にうまく、
その雰囲気に強く引き込まれていきますが、
丁寧に描き過ぎている為、テンポが悪く、週刊で読むにはちと辛い。

今までの数ある試合の中では、鷹村対ホーク戦がダントツで面白く、
今後、この試合を超えるものが出てくるのかが心配。
連載が長過ぎるのもあり、最近では必要無い試合やマンネリ試合があったりして、
面白さが尻つぼみにならないように早めのエンディングを希望したいところです。

◇この作品の個人的価値=73巻までで 6000円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-07 21:49:54] [修正:2005-08-07 21:49:54] [このレビューのURL]

廃バスでの同性生活は憧れたなぁ。。。

ヤンキー漫画定番のコンビ設定。
その設定が、どんぴしゃと当てはまったのがこの作品。
英吉と龍二のコンビは個性が際立つすばらしいものでした。
30巻以上も続いた作品にしては、
最終回も非常にキレイにまとまっていたのが印象的ですし、
自由気ままに生きるというスタイルもよく表現されていました。
中には後味のすごく悪い話や、グダグダ感もありましたが、
全体的に高いクオリティで維持された良作でした。
鬼塚のむらさき色だったあるものを見たリアクションが
面白すぎて今でも忘れられません。

◇この作品の個人的価値=全31巻+BC全1巻で 4500円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-04 23:14:19] [修正:2005-08-04 23:14:19] [このレビューのURL]

手当りしだいのチャンコ漫画。

この作品はなんなんだろう?と
首をかしげてしまう程、いろんなところに手を出しています。
ギャグにもならない歯の浮くキザなセリフで
女の子達がバタンバタンと倒れたと思ったら、
髪が逆立ち、スーパーサイヤ人になって超能力バトル、
「ぷうっ」っていうオナラの擬音を1ページ丸まる使うし、
でもベースにあるのは、お決まりの恋愛モノとプチエロ。
こう書いてみると、余計よくワカンナイなぁと実感します。
こうやって、いろいろな要素を詰め込んだ割には、
たいして記憶にも残らず、
ラストも気持ちのこもっていない
キザなセリフで幕を閉じました。

◇この作品の個人的価値=全5巻で 200円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-04 22:28:18] [修正:2005-08-04 22:28:18] [このレビューのURL]

黄泉がえり効果抜群です。

あまりにもキャラが生き返りすぎなので、
つっこみをあきらめて、
戦死した時、こいつはいつ生き返るのだろう
と逆に期待していました。
やられキャラの顔をゆがませ、
時には涙を浮かべて仰け反り「ぎゃ―」と叫ぶ
そのやられ具合が痛快です。
塾長の豪快ぶりもすごいです。
終盤「え?」というような終わりかたがあったりもしますが、
ずーーーっとバトルばかりしている割に
面白い戦い方が多かったせいか飽きずに読めました。
先日、本屋にいったらびっくり!
なんとあの「民明書房」が出版されているではありませんか!
びっくりついでに思わず買っちゃいました。

◇この作品の個人的価値=全34巻+民明書房1册で 7000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-07 19:34:46] [修正:2005-08-02 22:45:46] [このレビューのURL]

美しいものを求める醜い人間。

絵画や彫刻にとどまらず、アンティークや時計に至るまで、
さまざまな価値ある美術品、骨董品に出逢うことができ、
それだけでも見ごたえ十分。
欲望うずまく業火の世界に生きる人間の姿を、
美術品を通して深く見る事ができ、
そういった人間ドラマ的な要素が、
一話一話よくできていて満足いく作品です。
いい仕事してますねぇ〜。

◇この作品の個人的価値=全32巻で 6500円也

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-08-02 22:25:05] [修正:2005-08-02 22:25:05] [このレビューのURL]

80年代アイドル量産時代のマンガ。

マンガでは作者のセンスがモノをいう音や歌の表現。
音楽を主とする数々の作品もさまざまな表現を使って
それをあらわしています。
この作品は必ずしも音楽マンガとはいえないジャンルながらも、
その表現の仕方は、当時すばらしいと感じたものでした。
ストーリー的には障害を糧に成長するシンデレラストーリーで、
特質すべきところはありませんが、妙に印象に残っている作品です。

◇この作品の個人的価値=全2巻で 160円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-02 21:35:14] [修正:2005-08-02 21:35:14] [このレビューのURL]

アメコミ調なキャッツアイ。

この作品は、
読み切り、Vジャンプ、Wジャンプと
似たようなシチュエーションの中、
それぞれ異なった物語を展開していますが、
このWジャンプのものが一番バカっぽくてよかったです。
のびのびとした雰囲気がありました。
童話、おとぎ話に出てくるような独特の町並、
夜にその町並を見下ろし、高い屋根から屋根へ飛びまわる姿は、
まさにバットマンやスポーンを連想させます。
(どちらかというと同作者のZETMANの方がアメコミ色が強いのですが)
壱にヒーロー、弐に女の子が好きな作者としては、
ほとんど自分の趣味の世界だったと思います。
終わり方が結構好きです。

◇この作品の個人的価値=全3巻で 300円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-02 21:08:10] [修正:2005-08-02 21:08:10] [このレビューのURL]

パニくるドラえもん。
土壇場に強いのび太。
パワーファイターなジャイアン。
ホームシックになるスネ夫。
お風呂ばかり気にするしずかちゃん。

幼少の頃に読んだインパクトが残っていることと、
故・藤子・F・不二雄氏が手掛けていたこととで、
やはり初期の作品が一番面白く感じます。
個人的には、
「大長編ドラえもん2 のび太の宇宙開拓史」
「大長編ドラえもん3 のび太の大魔境」
「大長編ドラえもん5 のび太の魔界大冒険」
が、ベスト3といったところ。
それでも、なんと言ってもこれらの作品は、
映画で見るのが一番面白いように出来ているんですけどね。
映画あきりでの漫画なので。。
18巻以降は、
藤子プロが手掛けるようになったということと、
特に最近のネタ切れな感じで、面白さは初期の半分にも満たない。
何よりも、似たような作品が多い気がして、限界を感じます。

◇この作品の個人的価値=全24巻で 6000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-07-11 23:18:12] [修正:2005-08-02 20:42:16] [このレビューのURL]

暇つぶしギャグディスカッション!!

面白さの高低差が結構はげしいので、
このぐらいの点数しか付けられませんでした。
「課長バカ一代」ほどの面白さはありませんが、
このダラダラしたテンションのなか飛び交う
言葉のキャッチボールは、はまるとヤバいです。
最近のネタの遣い回しや、ネタ切れ感、ネタの薄さは
ちょっといただけないものがあります。
映画、早く見たいです。

◇この作品の個人的価値=12巻までで 1000円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-01 22:48:25] [修正:2005-08-01 22:48:25] [このレビューのURL]

全身の刺青が何故かむなしい。。。

「スラムダンク」や「ルーキーズ」なんかを
意識しつつ、作者なりのスタンスで描いたのでしょうが、
野球する前の話の方がマシでした。
野球する度にどんどんショボくなるキャラ達に
読む気が失せます。

◇この作品の個人的価値=全6巻で 50円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-01 22:31:06] [修正:2005-08-01 22:31:06] [このレビューのURL]