「ヨノナカ」さんのページ
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- 1984年生まれ(性別:男性)
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ヨノナカと申します。東京某所の書店員。池袋在住。
本屋勤務だからって漫画が沢山読めるかというとそうではなく、ただ売れる商品をひたすら売る日々。売れ筋と自分の好みの作品が全く一致しないことに嘆く23歳。
最近はこのサイトがすっかり掲示板化してることが残念。前はレビュアーの顔がわかるぐらい熱いレビューがいっぱいあったのになぁ・・・
注:URLはミクシィになりますので会員の方は暇があったらどんぞ。
ちなみに日常の雑記がほとんどになってます。

人によって評価が分かれてますね。私はというと・・・4点です。よろしくありません。
何がよろしくないって、これ、マンガでやる必要ないじゃないですか。
マンガにするならプロジェクトXみたいにもっとストーリー性があるのにしたほうがよっぽど意義ありますよ。
対談風景を絵にしただけのマンガに点数をあげろと??
もちろん登場人物のそれぞれが苦悩に満ちた人生を辿って今に至っている、そのことを否定する気は毛頭ありません。どの方も人間的にもすばらしいかたばかりだと思います。
ただ、現在「成功」している人が過去を振り返ったところで、現在「絶望」している人たちには決して届きません。平和な日本の反戦メッセージが中東の貧しい人たちに届かないのと同じです。
それなのに「私の成功体験談」を高々と掲げてそれを『絶望に効くクスリ』と銘打つなんてちゃんちゃらおかしい。
次は市販の風邪薬じゃなくて抗生物質ぐらいのクスリを処方してください先生。
ナイスレビュー: 4 票
[投稿:2006-06-24 18:40:28] [修正:2006-06-24 18:40:28] [このレビューのURL]
4点 サユリ1号
恋愛小説の二番煎じ、というのが率直な感想。村上かつらの作風といっちゃそれまでだけど。
村上かつらさんは、キャラを通じて自分の言いたい事、それも思想的なことじゃなくて聞こえがいい(格好が付く)ことを言わせるからどうしても物語に影響がでます。
例えば、「劣等感が強い人は優越感も強い」なんて台詞をユキが言いますけど、この台詞は物語を進める上ではっきりいっていらない台詞です。こんな台詞をそこかしこに入れていくから演出・構成がおろそかになって、最後には「作者のエッセイをふんだんに盛り込んだ恋愛小説の2番煎じマンガ」ができあがってしまう。
逆に言えばそんなカッコイイ台詞回しが聞きたいという人にはうってつけ。ただ、それだったら恋愛小説(山田詠美とかね)読んだほうがいいかと・・・^^;
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2006-01-07 15:36:01] [修正:2006-01-07 15:36:01] [このレビューのURL]
3点 BLEACH
画力だけならバカボンドの次ぐらいに位置づけられるかな、というほど絵に勢いがあるんだけれども最近の展開はちょっと・・・
主人公ピンチ→新しい能力で!というまぁよくある出来の悪い少年誌みたいな感じになってるのが至極残念。
ソウルソサイエティあたりは話が面白く(それでももう伏線が破綻していたんだけど)盛り上がっていたのだけれどもね・・・
このままじゃあ打ち切りになっちゃうぞ・・?
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-01-26 22:54:58] [修正:2007-01-26 22:54:58] [このレビューのURL]
3点 ケロロ軍曹
以下の文章は不快な表現も含まれて居ます。ご注意ください。
さて、ケロロですが。
アニメは面白かったですよアニメは。
コミカルがキャラが今までにないコミカルな動きをしてくれるだけで、アニメ慣れしていない私はそれだけでツボでした。
で、マンガを読んでみたわけですが。
なんていうか、落としどころというか笑わせどころがずれている感じでした。
キャラが面白い!
といわれてもキャラだけでは笑えないし、
パロディが!
といわれても元ネタ知らないから笑えないし。
画力も笑えるほど凄いわけでもなく。
最後には作者が何を書きたいのかわからなくなってきました。
だって、ギャグってギャグだけじゃあ楽しめないような気がしませんか?
テンテン君とかラッキーマンだとか、作者に「笑わせよう」とする以外何の意図もない作品というのは残念ながら飽きてしまいます。
よつばと!はよつばを通してみた人生の楽しみかたを、
クレヨンしんちゃんは野原家を通してみた家族愛を、
テーマが一本通った作品は感動までいかなくても何か心に残ります。
ギャグマンガ日和やマサルさんみたいに不条理マンガを突き詰めようとした作品ならば、目が回るみたいな笑い(というか感覚)を味わうことができます。
そのどれもが作者の「笑い以外の強い想い」を感じます。
別に笑いだけの想いでもいいですよ。誰にも負けない強い想いであれば。きっとそれは作品に表れるはずです。
しかし、
キャラ重視だとか、こうすれば面白いだろうという安易な考えでインスタントに作られた笑いではやはり感想もインスタント。
そして存在もインスタント。
金は入るから経済的にはOK。
笑いと金とは別にしてほしい。
パロディネタはかまわないが自分の作品自体をパロディ(どっかでみたようなもの)にはしないでほしい。
笑いは好きな人にとって本当に生きがいになるものです。
それが金儲けのためかはわからないけど平々凡々なものを作られたんじゃまるで自分の人生が平々凡々でインスタントで金儲けのための歯車か、という感覚にもなります。
内容は点数つけるほどのものでもないですが、そこそこ楽しめる(なによりアニメはおもしろい)ということで3点としました。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-12-09 14:46:35] [修正:2006-12-09 14:46:35] [このレビューのURL]
3点 ゴッドハンド輝
ある福祉マンガは「優しさ」を描いていて、
ある看護士マンガは「葛藤」を描いている。
であるのにだ、
この医療マンガが描いているのは「華々しさ」。
そんなことだから今の医療は腐ってるんじゃないのか?
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-06-24 18:20:07] [修正:2006-06-24 18:20:07] [このレビューのURL]
3点 幻影博覧会
あぁぁ・・・冬目景作品は好きだったんだけど・・・(泣)
冬目景は良くも悪くもメジャーな作風になってきましたね。独りよがりの書き方じゃなくなってきて作品に幅が出てきた分、今までのちょい暗めの書き方をしなくなってきました。
この作品もまさにそれです。時代背景もしっかりしていてこれからのハナシの展開が気になるところですが、今までの作品のような雰囲気を楽しめるものではなくなっています。まだ1巻しか読んでないのでこれからの話の盛り上がりに期待!ですね。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-01-07 15:51:54] [修正:2006-01-07 15:51:54] [このレビューのURL]
1点 タカヤ
あまりにもつまらなく
あまりにも早く打ち切られ
あまりにも評判が最悪で
それでもなんかみなさんコメントしているのでここまで来るともうすがすがしさまで感じてしまって
「なんだ、みんな結局タカヤが好きなんじゃん」
と思ったので10点挙げます。
もう気分は欽ちゃん。
もちろんこの点数自体完全にネタでございます。というか今までレビューして10点つけたのはこれが初めてでございます。
そのうち修正して0点にしますんで期間限定!10点レビュー!!ということでご容赦願います。
<更新>
期間限定10点レビュー終了。
作品自体は好きでも嫌いでもないという、箸にも棒にもかからない感想。というか、ここまでどうでもいいと思える作品と出会えたのはホントに初めて。
だからって点数あげられるわけじゃないけどね。
0点はさすがに気の毒なので1点をあげようと思います。
タカヤって何がしたくて書いたんだろ・・・
作者も編集者も・・・・
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-12-09 14:59:39] [修正:2006-12-15 15:14:55] [このレビューのURL]
1点 小早川伸木の恋
さて、柴門ふみの新作がドラマ化したわけですが。
以前から柴門の作風は好きではなかったのだけれども試しに読んでみることに。うん・・(以下感想)
柴門の作品がなぜ世に受けるかということだが、それはどうやらそのリアルな女性像にあるらしい。自身が恋愛に関するエッセイ本を出していることからも、恋愛に悩む(ということにしておく)多くの女性ファンから支持されているのだろう。
しかし私は声を大にして言いたい。罵声を浴びせられても構わない。
柴門はマンガを書く必要はない。むしろ書かないほうがよい。
柴門の作風は確かにリアルであるのかも知れない。しかしだ、マンガというメディアとしてのあり方を無視し、ストーリーに挿絵を加えただけとしかいえないマンガはマンガではない。
マンガのみならず、映画でも小説でもそれぞれ独自に持っている演出・魅せ方・表現方法がある。そしてそのどれもが尊重されてしかるべきものである。柴門はそれを完全に無視したかのような描き方をしている。ストーリーは確かに一定のレベルのものを持っているが、まるで魅せようとしない。つらつらと物語が展開していく。
え?その展開の仕方が等身大で日常的なマンガだって?
日常的なマンガと日常をかいたマンガはぜんっぜん違います!
「よつばと!」は日常的なマンガですが小早川は違います。
「三丁目の夕日」は日常的なマンガですが小早川は違います。
日常を描けばそれが日常的なマンガとして成立するわけではない!
同時にストーリーがよければマンガとして良質だとは言えない!
絵とストーリーと雰囲気が調和してマンガはマンガとして成りえます。ストーリーテラーとして活躍したいのならばマンガを選ぶ必要はありません。
少々辛口になってしまいましたがこの辺で。みなさんの「マンガは如何にあるべきか?」という切り口でこのマンガを読んでほしいと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-01-11 22:28:43] [修正:2006-01-11 22:28:43] [このレビューのURL]