「ヨノナカ」さんのページ

総レビュー数: 48レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年01月06日

[ネタバレあり]

タイトルの「へうげもの」とは「ひょうきんもの」と言う意味。そのタイトルの通り、主人公の古田左介は相当のひょうきんもの。織田信長に仕える武士だというのに、焼きものなどの名作に目がない大の骨董好き。かといって武功に目もくれていないわけではなくて武士としての生きかたに反して骨董を愛する自分が嫌気がさしたりも・・・つまるところ、左介はオタクなのですね。古き良き、戦国時代のオタクですよ。そしてこのオタクと周りの武士たちの関わりが面白い。キマジメ〜な武士の中にオタクが一人。その行動のずれ具合といったらもう、含み笑いを堪えきれません!!
ちょっとギャグの感が強いですが、勢いのある線で描かれる戦国武士たちのやり取りは思わず手に汗握ります。必読!!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-03-25 20:53:16] [修正:2006-03-25 20:53:49] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

作者の実話を基にしたという作品。
一時は書店からなくなるほど売れ、あちこちから2005年を代表する名作との評価を受けています。

ですが・・・



すみません!
僕にはこの作品のよさがわかりません!


「作品のよさがわからない」というのは嫌味ではなくてホントにわかんないんです。

確かに背景に流れる暗さは相当のものでしょう。
それを受け止めて作品にして世に送り出した作者には心から敬服します。

ただ、これをそういう作者のすごさを抜きにして作品を見た場合、「ん?終わり?」っていう物足りなさを感じてしまうのです。1巻終わっただけなのでなんとも言えないんですけれど、なんか全体的に未完の作品だなぁ、と。

もし、「これはこう読むんだ!」という方がいれば感想なりを書いてくだされば、と思っています。

このレビューサイトではあまり読んでいる方は多くないので、未熟なレビューですがあえて挙げます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-02-04 16:57:06] [修正:2006-02-04 16:57:06] [このレビューのURL]

音楽×ミステリーのありそうでなかった新境地!!

故意に悪魔に魂を売り渡した主人公は神業とも言うべきブルーズを奏でられるようになった代償として様々なものを失ってしまう・・・

思わずページをめくる手が震えてしまうほどの展開に目が離せません!!!(ちょっと言い過ぎ?)1巻の中ほどまで読めば作品として面白さが出るかと。是非試し読みしてみてください。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-01-09 22:37:58] [修正:2006-01-09 22:37:58] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

私がマンガを読むきっかけになった作品。

冬目景作品はどれもほのぐらく、それにどれだけ心を通わせるかで面白さが違います。従って非常にレビューが難しい。人に寄ってどれだけ琴線が触れるか違いますから。

羊の群れに紛れた狼は悲しい牙で己の身を裂く。

という冒頭の一文が心に響いた方は読んでおくべきです。きっとあなたの心に残る作品になるはずです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-01-07 16:34:37] [修正:2006-01-07 16:34:37] [このレビューのURL]

7点 DEATH NOTE

ジャンプ購読してる方はご存知かもしれませんが、実はデスノートには読みきりの作品があります。私はこっちの読みきりを推しますね。

連載の方はジャンプではまれに見る本格サスペンスです。字が多く、小説にしろと言いたくなりますが良く作りこんである作品です。
では読みきりは、というと、こちらはデスノートという人の殺意をたやすく実行に移す凶器を通して人間の心を鋭く抉る作品になってます。

読みきりが単行本として世に出てるかは残念ながら解らないのですが、機会があったら読んでみる事をオススメします。

点数は読みきり8点連載6点で平均とって7点ということで。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-01-07 16:19:27] [修正:2006-01-07 16:19:27] [このレビューのURL]

7点 軍鶏

[ネタバレあり]

良いマンガです!バキよりこっちを人に薦めたい。
絵柄・演出・ストーリー、どれをとっても文句なしの一級作です。

しかし、あえて付け加えると主人公の心理変化の過程がよろしくありません。悲しい過去を背負った最強の少年、という感じで初めは書きたかったんでしょうが、だんだんと主人公から過去を省みることがなくなっていき、最近では「昔こんなことがあった」ぐらいの挿入の仕方しかされないのが残念です。ここを巧みにかけていたなら超一級の作品になれたというのに・・・

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-01-07 16:09:34] [修正:2006-01-07 16:09:34] [このレビューのURL]

つい最近完結したミステリーアクション。世界観がよく練られており、伏線も巧みに張っているのだが・・・・


おしい!おしすぎるぞ!!


この作品がおしい理由は以下の2つ。

?.▲?ションシーンがわかりにくいこと。
?▲潺好謄蝓爾任△蠅覆?らあまり怖くないこと。


?,呂?そらく読めばわかるかと。作者は独特の絵をお持ちの方でかつ背景までしっかり書いてらっしゃるのでアクションがあまり映えず、しかも次々と話が展開し見せ場を作るための間があまりありません。そのため、アクションを生かしてヒヤリ・ドキリとする感覚が味わえないのです。


?△呂海虜酩覆鬘吋薀鵐?下げている大きな原因です。この作品は確かに伏線を張っています。張っているのですが、その伏線は振り返ってから生かされるいわゆる「謎解き」的な伏線であって、読者に期待感を持たせて、「これから一体どうなるんだ・・・」
と展開をリードする伏線ではないのです。
これがもし浦沢直樹が書くような巧妙な伏線の張り方をしていたならば、大ヒット作となった可能性大です。

作品を読むと、繰り返されるアクションに翻弄されつつ読み進めていくと、段々と謎が解けていく、という印象を受けるでしょう。ただ、決して悪くはありません。むしろ優秀な作品です。後半からややこしくなるので、古い巻片手に「なるほど!そういうことだったのか!」と全てが明らかになっていく感覚を味わう楽しみ方ができるマンガです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-01-06 18:06:41] [修正:2006-01-06 18:06:41] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

よくできた少年マンガです。読んで損はないでしょう。

ストーリーといい、キャラ設定といいどれも魅力的。スポーツマンガとしての見せ所もキチンと押さえています。

難を挙げるとすれば演出が奇抜すぎるということ。
「ちょっと足速いだけなのにこんなに砂煙立たないだろ!」
とか突っ込みを入れたがる方は避けとくのが無難ですかね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-01-06 17:46:30] [修正:2006-01-06 17:46:30] [このレビューのURL]

家族を失った主人公を中心に描かれる物語はそこそこ読み応えがあります。が、この作者さんってもしかして前作もこんな感じだった?なんかあまりにも設定がこなれすぎているというかなれているというか、空気が出来すぎちゃっていていまいち違和感を感じます。言ってみれば私小説みたいな作者の心情をそのままマンガに投影したような感じなんですよね。冬目景さんとかがその代表格ですが、羽海野チカさんは、それよりももっと作品の雰囲気が幼いというか、拙い空気感をかもしているので、アイデンティティクライシス真っ最中の少年少女ははまるかもしれないですが、もう社会人年目に突入するようなおじさんにはちと物足りない感じです。

まぁ2巻に期待ってことで1つ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-24 01:43:27] [修正:2008-03-24 01:43:27] [このレビューのURL]

王道野球マンガ。

すんげぇぇ!面白ぇぇええ!!

ってほど面白いわけでもなくかといってつまらないわけでもない。いたって良質な野球マンガ。画力も十分、ストーリーも膨らませ甲斐がある感じでキャラクターもぶっ飛んでるわけでもなく十分に好感が持てる。

しいて言えば王道過ぎることが問題か?

いまいちパンチに欠けるところがあるのでそこのところをこれからどのように味付けするかで一味も二味も変わってくるでしょう。
逆に言えばこれからが楽しくなってくるマンガ!
見守る意味も込めてマンガ好きのあなたに是非。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-26 22:16:44] [修正:2007-01-26 22:16:44] [このレビューのURL]