「あおはな」さんのページ

総レビュー数: 150レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年11月03日

8点 ヒミズ

万人向けではないですね。

心にも物理的にも闇を持ち、文字通りアンダーグラウンド(地中)にもぐりまったく日の目を見ることのない(いやもしかしたら必要ですらない)生態系を持つ住田をヒミズという動物に照らし合わせているメッセージ性は強烈です。

終わり方に賛否両論がありますが、ヒミズは地上に出してもらって果たして生きて行くことができるか?ここに本書のテーマ性のひとつがあるような。

ヒミズ=日不見、日見ずですから。

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[投稿:2010-12-11 18:11:43] [修正:2010-12-11 18:15:41] [このレビューのURL]

グリフィスがフェムトになる「蝕」までの完成度の高さはすごい。その後はどんどん精密になっていく画力を除いて、あらゆる意味でトーンダウンしてしまいますが、なぜか連載が再開されると読んでしまう作品。もうなんだか完結しない雰囲気すら漂うのですが、漫画の世界における一種のお祭り騒ぎ的な勢いで今では懲りずに読んでいます。

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[投稿:2010-11-14 12:34:33] [修正:2010-11-14 12:34:33] [このレビューのURL]

押切先生の現在の連載作品。押切先生の作品の中では間違いなく本作が最も面白い。連載当初およびコミックの序盤では相変わらず幽霊あんど妖怪系のギャグで進んでいったので「またこの展開かな」と読んでいたのですが、途中からストーリーがしっかり明確になってきて、主人公の男の子の出生の伏線についても気になるようにしっかり描かれています。いい意味で裏切られた作品。押切先生、鬼頭先生、日本橋先生、オノナツメ先生などは作品を重ねるごとに内容も画力もどんどん良くなっているのでとても追いかけたく作家さんたちです。

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[投稿:2010-11-06 15:46:17] [修正:2010-11-06 15:46:17] [このレビューのURL]

分かる人にしかわからない記述があまりにも多すぎるこの漫画。あからさまに万人向けではないです。でもスイマセン。分かる人にだけ異常に面白い漫画なもんで、あくまで個人的、全くもって個人的な点数ということで。理由1・この漫画のネタが全てわかるギリギリの世代。2・私、舞台になっている学校を知りすぎてます。3・作者やエヴァの庵野さんつまり先輩です。つまりあまりにも「身内ネタ」な漫画。本当に分かる人を除いてはきつい可能性があまりにも大きい漫画です。主人公のキャラクターに親近感が湧いたひとや漫画家を目指している人なら読んでおいて損はないとおもいますが。

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[投稿:2010-11-06 12:25:07] [修正:2010-11-06 12:26:48] [このレビューのURL]

カイジシリーズではコレが鉄板でしょう。スピード感、スリル感、発想、心理戦のやり取りどれをとっても飽きさせないのは本シリーズだけ(?)かも知れません。福本先生の絵柄で最初この作品を読んだとき「あれ、あの人達本当に死んだのかな」とか思ったりしてしまう。漫画だからとかそういう意識をある意味で吹っ飛ばしてくれるのもこのシリーズだけでしたね。

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[投稿:2010-11-05 06:22:12] [修正:2010-11-05 06:22:12] [このレビューのURL]

松本次郎先生の作品は「小ネタの妙」かな。本作品でも発揮されてますね。話の内容は若干難解。理解できない場合は雰囲気漫画と受け取られる恐れかなり大で、その場合まさに「べっちんとまんだら」の掛け合いの面白さだけで終わります。でもよく読むと「バグ」について執拗なほど張り巡らされた伏線(小ネタ含む)。特にラス前の道路の白線の表現(あっちの世界コッチの世界)には鳥肌がたちました(コレがまず読解できないとかなり本作品はきびしい)結局べっちんは?ここもそれなりに読解力を求められます。そして本作のラストシーン(まさに最後のコマ)。読み終わった後に「てんとうむし」を英語で調べてください。まさに「小ネタ」伏線です。

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[投稿:2010-11-04 20:17:32] [修正:2010-11-04 20:17:32] [このレビューのURL]

説明不要の漫画の1つ。アニメも漫画も良かった作品。カイオウと戦うところまでは全く緩みなく進んでいったと思うのですが。個人的には南斗六星の話の完成度がやはり素晴らしいのですが、ジャコウのキャラにも個人的には当時受けてました。アニメ版での千葉繁さんの声も抜群でした。というか千葉さんこのアニメで何役こなしたんだろう。違うことまで気になり始めるループする漫画です。

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[投稿:2010-11-04 06:07:07] [修正:2010-11-04 18:11:32] [このレビューのURL]

「幕張」を連載していた木多先生が格闘ものを連載。最初耳を疑ったものだが・・・読んでみると・・・いい意味でショックだった。面白いです。画力も格段に上がって読みやすさもはるかにアップ。そしていわゆる「知的バトル」がこの作品の特色。でも入江文学の父親のエピソード・・・「泣かないと決めていた」あのフレーズの連呼。意外ときました。普通この点数はつけないかもですが、あえて。

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[投稿:2010-11-04 17:51:29] [修正:2010-11-04 17:51:29] [このレビューのURL]

史記をベースによくココまで幻想的に仕上げたなあという意味で通常より高めに点数をつけました。ストーリー良好。画力良好。デザイン性良好。ギャグもまあまあ。非常にバランス力のよい良質漫画でした。「歴史の道標」の伏線は結構良くできていると思います。途中なんどかつまらないと感じる瞬間がありましたが、聞仲との戦いが終わったアタリから一気に収束していったので完全に挽回したと思います。今読んでも面白いですよ。

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[投稿:2010-11-04 17:08:55] [修正:2010-11-04 17:08:55] [このレビューのURL]

8点 DEATH NOTE

Lとライトの戦いは間違いなく面白いですね。この漫画新しいなと当時感じたものです。後半は個人的にはだれているのではないかと感じるのですが、コレは人それぞれで12巻完結の分量から考えれば完成度は高いのではないかと思います。アニメも漫画も映画もどれもが微妙に展開が異なるので、どれもはずさないまさにメディアミックスの大成功例でストーリーをしっていても大丈夫なところがいいです。

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[投稿:2010-11-04 07:39:57] [修正:2010-11-04 07:39:57] [このレビューのURL]