「即身仏」さんのページ

総レビュー数: 106レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月22日

原作者が元名ジョッキーらしく、レース中の騎手の心境や、お手馬に乗れない葛藤とかがなかなかリアルだったし競馬漫画としての完成度が高いが、原作者の憂さ晴らしの場面があったのは非常に余計。

その原作者も今は堕ちるとこまで堕ちてしまったのは非常に悲しい。

ただ純粋に評価すればこの点数です。

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[投稿:2010-10-26 20:37:28] [修正:2010-10-26 23:13:02] [このレビューのURL]

こちらも「聖☆お兄さん」と同じく神様を題材にした漫画ですが、仏教・キリスト教よりマイナーで、しかも神々が実に人間臭いギリシャ神話なのであんまし違和感とかは感じず。とりあえずちゃんとギリシャ神話とかの薀蓄とかはあるものの、そんなに深い感じはせず。今の所はこいつら馬鹿だな、と笑い飛ばしながら見れる流れですが、主人公の青年が爆弾を背負い込んだ状態なので、展開次第でどう転ぶか分からない。という面白さはあるが、絵柄のHさ以外は「聖☆お兄さん」のスケールダウン版といったところでしょうか。今後の展開次第。

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[投稿:2010-10-26 19:55:04] [修正:2010-10-26 19:55:04] [このレビューのURL]

2点 幕張

ギャグ自体はかなり笑える。いじり方が上手い・・・んだけど、天下の週刊少年ジャンプでの過激な身内の暴露ネタとかは正直やり過ぎだと思った。これだけ酷かったら打ち切られて当然。と言える位やりすぎた。ギャグで笑う話なのに近しい他人を卑下して貶めて笑いを取るというやり方は、漫画家として人間としてやってはいけない行為だと思う。

例え面白かろうとも、こういう作品は評価してはいけない。

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[投稿:2010-10-26 07:23:16] [修正:2010-10-26 07:23:16] [このレビューのURL]

0点 MAR

お手軽にそこら辺の漫画やアニメ・ゲームから表層だけをパクった漫画。これが連載された時の主人公を見て「FF7のクラウドだよね、これ」と思ったです。肝心の中身も読者の心を打つ代物でもありません。

前作の「烈火の炎」でもそうでしたが、この作者の漫画家としての引き出しの異常な少なさはどうかと思う。この人の存在が漫画家全体の平均点を下げてるとしか思えないです。

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[投稿:2010-10-24 00:25:00] [修正:2010-10-25 18:54:35] [このレビューのURL]

7点 咲-Saki-

生粋の麻雀漫画というより、キャラクター漫画と言った方がしっくり来る漫画。とにかくキャラクターが実に可愛く出来ていて、出てくる登場人物が結構個性的というかキャラが立ってるのは大きい。そして何より池田華菜が実にいい!

麻雀漫画としては物足りないけれど、それを補って余りある魅力のある漫画だと思います。ただ、ちょっと(それなりに健全ですが)エロさがあざとい感じなのはマイナスですが・・・。

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[投稿:2010-10-24 01:22:54] [修正:2010-10-24 01:22:54] [このレビューのURL]

その気になれば出世出来るであろうに、釣りを道楽に人生を楽しんでる欲の無い浜崎伝助と、(鈴木社長は置いといて)
典型的な俗物ながらもどこか憎めない佐々木和男の馬鹿みたいなやり取りがこの漫画の一番の魅力だと思う。

一応釣り漫画ではありますが、トラブルメーカー佐々木と縁の下の力持ち的な立ち位置にある浜ちゃんの光と影のような一心同体の展開が楽しい漫画だと認識しています。

長く続くのが納得の、安定した良作であります。

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[投稿:2010-10-21 22:51:42] [修正:2010-10-21 22:51:42] [このレビューのURL]

この主人公の一応のモデルは、RUFFIAN TURFMAN CLUB(ラフィアンターフマンクラブ)という一口馬主の会社を1代で大きくした岡田繁幸がモデルとされています。
基本的に話の調子は「風のシルフィード」等の流れ(臭い人情話や典型的な悪徳オーナーなど)に酷似しているんですが、肝心の骨組みはそれらよりもしっかりしているのは間違い無いので、それなりに読めます。そういう意味ではまだ良心的ではあります。が、素人よりちょっとだけ競馬を知っているつもりの一般人の自分としては、ちょっとした知識を大げさに描くかのような見せ方なのはどうかとも思う。それでも競馬ファンでもそれなりに楽しめる作品かと。

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[投稿:2010-10-12 22:10:22] [修正:2010-10-20 23:13:15] [このレビューのURL]

7点 HELLSING

ヒラコーがエロ漫画家だった頃から続いていた(コヨーテ)流れの集大成ともいえる作品。アーカード達ヘルシング機関と少佐率いるミレニアム(ついでにバチカン)の血みどろの戦いは、流れこそ単純かつ大雑把だけど濃度がドロドロな位濃い。少佐の出撃前の「私は戦争が好きだ(略)」とかセラスと傭兵ベルナドットとの絆・ヘタレのペンウッド卿が見せた意地とかがキチガイじみた流れながらも燃える展開を加味していました。
この漫画の本質は人間賛美であり、アーカードみたいな化物じみた強さを持つ存在でさえも人こそ素晴しい存在だと認め、最後にヘルシング機関の長であるインテグラルが少佐を打ち倒した時も人を捨てた存在である少佐を否定・化物を打ち倒すのは常に人だ。という台詞が良かった。

本編とは関係ないけど、巻末の馬鹿兄弟(ヴァレンタイン兄弟)の漫画やや表紙を外して見れるカバー裏のおまけ漫画が地味に好きでした(笑)

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[投稿:2010-10-16 00:32:47] [修正:2010-10-16 00:32:47] [このレビューのURL]

最近のチャンピオンはどれも思い展開の話が多い中、ギャグ漫画陣はどれも軽く笑い飛ばせる作品ばかりで息抜きにはピッタリ。中でもこの漫画は話は2ページと短いながらもその殆どがオチが付いてるしどれもクスリと笑えるネタばかり。この安定感こそがこの作者の一番の強みだと思う。しかし、この漫画家さんを週刊少年チャンピオンに引っ張ってきた秋田書店には感謝しないと(笑)

ちなみに、お気に入りの内容なのは鯨井先輩が変な詐欺にだまされる「○○詐欺の手口、一部始終」とか。本当にあぁいうネタをよく思い付くものだと感心します(笑)

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[投稿:2010-10-11 09:21:25] [修正:2010-10-14 23:49:29] [このレビューのURL]

4点 血と骨

原作である小説でもそうでしたが、決して明るい漫画では無くむしろ重過ぎる展開が目白押し。ただ、在日朝鮮人の生き様を金俊平という絶対に共感出来ない存在を中心にして戦前・戦後の在日朝鮮人の歴史を示した漫画でありますでので、この漫画にカタルシスとかそういうものを求めてはいけません。

もう一度書きますが、この漫画は楽しむためにあるものでは無く戦前・戦後の在日朝鮮人の生き様を描いたものなんだと思います。

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[投稿:2010-10-12 21:34:43] [修正:2010-10-13 08:15:44] [このレビューのURL]