「punpee」さんのページ
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ネット上の漫画お薦めサイトやランキングが本当に当てにならない中、このサイトは比較的信憑性が高く、参考にさせてもらってます。
なので私もレビュワーとなり、迷ってる人、新たに発掘したい方の背中を押したいと思います。
ただ、自覚していますが、結構偏ってるので、あくまでも1意見として参考にして下さい。笑
評価基準は、ストーリー、演出力、構成力、感動、キャラクター、セリフ、心理描写、読み応え、オリジナリティ、普遍性、愛着の11項目の点数の総計で割り出しています。

7点 ラストイニング
まぁそこそこ評価されてる作品だから読んでおこうかといった軽い気持ちで入ったつもりが、
終盤は完全に惹き込まれてしまいました。
主人公が監督で、采配をメインに扱う点で、テーマだけ聞くとGIANT KILLINGと似ていますが、
GIANT KILLING程の演出力やエンターテイメント性はありません。
良作なのは間違いないのに、いまいち広く知られていないのはそういった理由もあると思います。
大一番の試合は流石にドラマティックですが、基本的には絵もキャラもストーリーも地味っちゃ地味です。
しかしブレはまったく無く、読み進めていく中で、どんどんキャラが成長し、深みが出て来て、ストーリーも膨らんでいく、尻上がりな作品だと感じました。
44巻という長丁場ではありますが、個人的に本当に魅入られたのはラスト10巻くらいです。
面白く感じ、好きになってきた所なので、もっと読み続けたいという私の想いとは裏腹に、何の蛇足も無く、爽やかに終わらせてくれた作品です。
残念だという余韻を残しながらも、やけに爽やかな、SLAM DUNKが終了した時の寂しい感覚を味わいました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2017-02-27 17:44:24] [修正:2017-02-27 17:44:24] [このレビューのURL]
7点 ヴィリ
面白いです。
1冊できっちり濃厚なドラマが完成しています。
「またバレエかよ!」なんて思ってしまってすいませんでした。。。
読み手を裏切る展開の連続で、
後半はサスペンス路線になりながらも、救いのある読後感に仕上がっています。
絵柄もストーリーも一見地味でも、読者を引き込む構成力・心理描写は流石。
また、バレエばかりの人生で、プレッシャーと闘いながら不器用に生きてきた玲奈の最後の回想の演出も巧み。
この作者はどの作品でも本当に丁寧で、真摯にものづくりに臨んでいる姿勢を感じ取るので、敬意を表します。
どの作品も、安定して面白いので安心して見れますね。
1冊で終わる作品の中では個人的トップ10に入る良作です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2017-02-27 17:38:52] [修正:2017-02-27 17:38:52] [このレビューのURL]
7点 BUTTER!!!
爽やかだけど、きっちりドロドロした心理描写もあり、
何よりダンスというテーマを扱うにあたって、キャラクターの自己顕示欲というテーマに触れてくれたのが個人的には嬉しいです。笑
部員たちの最初のぎこちない、気を遣ったりしてた距離感が、
過ごした日々の時間や喧嘩を経た上で、最終巻では生き生きと距離が縮まっていた成長描写は流石です。
頑張る事、一所懸命やる事の素晴らしさを再確認させてくれる良作です。
タイトル「BUTTER」の由来も最後の最後で明かされるのですが、その流れにもセンスを感じます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2017-02-27 17:38:02] [修正:2017-02-27 17:38:02] [このレビューのURL]
7点 宮本から君へ
TWIMやRIN、キーチ等、あれだけクセのある作品を量産してきた作者の「初期衝動」が溢れた一作。
先に述べた作品群よりもクセは成熟されておらず、読みやすいです。
前半は社会人漫画です。
泥臭い営業マンが必死で奮闘し、これでもかと苦労と根性を積み上げても負ける見積もり合わせや、ラッキーパンチが決まって取れた大きな受注や、心動くものがあります。
後半はバッタリと仕事描写が無くなり、腕力で負けたラガーマンにリベンジするという展開。
個人的には前半の営業マン漫画をずっとやってくれていた方が好きだったのですが。笑
若いころに読んだ時はヒロインの靖子に何の魅力も感じなかったのですが、大人になって読むと、いい女だったんだなぁとしみじみ思います。笑
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-12-05 21:13:07] [修正:2016-12-05 21:13:07] [このレビューのURL]
7点 ナチュン
よく分からない面白さがある、沖縄海洋SF作品。
めちゃくちゃ高度そうな知識や理論が出てくるが、どこまでハッタリなのかギャグなのか、、、
それでも登場人物はいたって真面目なので、なんとなくワクワクさせられます。
作者曰く、
「キャラやシチュエーションで遊びながら、予測のつかないスピーディな展開をドッキングし、藤子F不二雄と大友克洋を合わせた様な漫画」
そう語る様に、初期衝動を感じさせつつも、セリフやキャラクター、展開や演出等、確かな漫画的技術も裏付けされている不思議な魅力を持つ作品です。
改めて他の方のレビューを読ませて頂いていると、
確かに、うん、
導入部の1巻は、名作に出会えたワクワク感に満たされましたね。
しかしラストの怒涛のカオス展開からも、完璧な作品とは決して思わないのですが、
確実に言えるのは、この作品はこの作者でしか描けない様なオリジナリティ、エネルギーに満ちているという事。
アフタヌーン好きなら通っておくべき良作です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-12-05 21:08:55] [修正:2016-12-05 21:08:55] [このレビューのURL]
7点 COWA!
鳥山明で一番好きな作品です。
ストーリーもキャラクターデザインもタイトルロゴも、一話目が丸々フルカラーで掲載されているのも最高です。
最初から14話完結の約束なので、人気や盛り上がりを気にせずに、鳥山明が本当に描きたいものを、描きたいように描かせてもらってるのではないでしょうか。
子供の純真無垢な可愛さ、そしてキャラ同士の掛け合いの面白さは、
まさにお化けの男の子版「よつばと!」を彷彿させる読み応えです。
愛に溢れ、無駄が一切なく綺麗にまとまった名作だと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-12-05 21:03:15] [修正:2016-12-05 21:03:15] [このレビューのURL]
7点 ジョジョの奇妙な冒険
めちゃくちゃ好きな作品です。
しかし、全体でならすと、意外にも7点でした。。。
1部 5点
2部 5点
3部 8点
4部 9点
5部 8点
6部 6点
波紋よりスタンドシリーズの方にハマった口です。
全体的に言えるのは、この作品の魅力はあくまでもキャラクター、世界観、演出力、勢いです。
逆に言うと細かい矛盾を見つけて、完成度どうこうを気にしてしまう方は、合わないと思います。
私もどちらかと言うと、ストーリーの一貫性や完成度等を重視するタイプではありますが、ことジョジョに関しては、そういったものを度外視する勢いや世界観があります。
それがハマるかどうかと言ったところでしょうか。
初めての方は3部からまずお試しを、と言いたいところですが、
1?2部の波紋シリーズを好まれる方も多くいらっしゃるので、
短編集「死刑執行中脱獄進行中」で荒木先生の世界観を試すのが一番良い様に思いますね。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2016-03-05 10:53:25] [修正:2016-03-05 10:53:25] [このレビューのURL]
7点 幽☆遊☆白書
言わずと知れた、漫画界における「最高に魅力的な4人組」と言えば、この漫画じゃないでしょうか?
結構、限定される条件下ですが。笑
それぞれの関係を、「馴れ合いより、刺激を」と蔵馬が端的に表した様に、暑苦しさも無く、良い関係性が築かれています。
また、この作品の男女関係は非常にドライです。
それらだけに、中学生設定はどうしても違和感がありますね。
内容としては、確か単行本でいうと13巻くらいまでの、暗黒武術界編が終わる辺りまでは、正直今読んでもそこまで面白くないのでは?と思います。
暗黒武術界トーナメントの勝ち抜きチーム戦という手法は当時、斬新だった様に思いますが。
能力バトルやキャラクターの立ち方含め、仙水編からが面白くなってきます。
魔界三竦み編の最初の政治的なパワーバランスが好きでした。
しかし遊助の存在や、権力に固執しない隠れた強者がいっぱい出てきた影響を受け、ボスキャラの黄泉や骸が、権力争いのしがらみから解放されたシーンも良かった。
昔面白かったけど、今読んだら微妙という過去の名作は多くありますが、仙水編以降は今読んでも面白いので、
漫画好きでこの漫画を見逃している方は、一読の価値はあると思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-03-05 10:51:13] [修正:2016-03-05 10:51:13] [このレビューのURL]
7点 ドラゴンボール
漫画から派生してアニメ、映画、ゲーム、ガシャポン、カードダス、様々な媒体で熱狂してきた思い出補正が強く、最も評価が難しい作品です。
絵の上手さ、
シンプルな設定、
コマ割りのセンス、
カラーの美しさ、
キャラの分かりやすさ(裏表が無く、悪く言うと思考の浅さ。笑)、
何よりこの作品は、フォルム(デザイン)の格好良さが半端無いですよね。
ドラゴンボールの美しさ、
超サイヤ人のデザイン(個人的には3が至高)、
ナメック星の世界観(色合いもなんか凄い)、
ナメック星での戦闘服、
漠然としてますがピッコロのデザイン(色やターバンやマント)、
フリーザ、セルのデザイン、
それらが時間、国境、文化を超えて人々を魅了している原因の一つだと思います。
個人的に、フリーザ編以降は惰性です。
あと、この点数は、
カラーの美しさやサイズが大きい事での迫力アップ等を踏まえた、完全版での点数です。
通常版なら6点。まぁどうでもいい事ですが。笑
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2016-02-20 22:18:26] [修正:2016-02-20 22:18:26] [このレビューのURL]
7点 おおきく振りかぶって
野球の事はそんなに詳しくないのですが、
目的・目標達成と、そのプロセスをここまで指導、実行している高校野球漫画は他に無いのではないでしょうか。
熱さ、勢い、必殺技、そんな漫画的描写に頼らず、
「成功・目標達成の技術論」を丁寧に語り、実践している。
だから合宿も含む練習描写が細かく、多い。
仕事でもスポーツでも、本当に強くなる人、成果を出すプロセスを知っている人なら、非常に読み応えがある作品だと思います。
チーム内での友情やライバル関係等の心理描写も非常に丁寧です。
作者の高校野球愛がひしひしと伝わり、少なくとも私は野球漫画の中で最も面白いと思います。
ただ、主役チーム以外の試合をダラダラと読むのは疲れるので、やめてほしいですが。。。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-02-20 22:15:07] [修正:2016-02-20 22:15:07] [このレビューのURL]