「チーズカバオ」さんのページ

総レビュー数: 75レビュー(全て表示) 最終投稿: 2017年07月23日

[ネタバレあり]

まぁ、言うまでもなく、完全に「セブン」のオマージュ的な作品。
逆に言うと、サスペンス映画のようなつくりを上手く漫画に落とし込んでいて、普通に面白い佳作。
意外とこういうコンセプトの漫画って、チープでレベルが低いものが多いので、地味に希少な作品だとは思う。

セオリー通り過ぎて、食い足りなさがある気もするけど、そもそもこの作品をサスペンス映画の名作と比較してあーだこーだ言うのは、寄生獣読んで「小説だったらもっとこのテーマを深く掘り下げている作品もある」みたいな、身も蓋もないことを言うのと大差ない気もする。
言わんとしていることはわかるが、多分そういう人たちはそもそも、漫画でそういう欲求を満たそうとすべきでないのかもしれない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-10-25 19:00:32] [修正:2018-10-25 19:56:39] [このレビューのURL]

6点 HELLSING

[ネタバレあり]

休載の多さとか、ページの少なさとか、後半のやる気のなさとか色々憤る部分はあるけど、やっぱり素晴らしいんだよね。8巻の途中までなら10点付けたいくらい。終盤のアーカードが◯◯るシーンも美しすぎるし。
だからこそ終盤のボス格キャラのやっつけ感が許せないから、意地でも高得点は付けたくない。可愛さ余って憎さ百倍ってヤツですな。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2018-10-03 21:30:35] [修正:2018-10-03 21:32:45] [このレビューのURL]

作者の描きたい場面や台詞が点在していて、その点を繋ぐために登場人物や物語を繋げているかのようなプロットになっている。
そのためか、作品全体としての展開が浮き足立っていて、地に足が着いていないような気がする。
しかしそれも含めて本作の個性であり、中々面白いと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-08-19 09:04:50] [修正:2017-08-19 09:04:50] [このレビューのURL]

長期連載になってきているが、ほとんどダレない安定の面白さ。
ストーリー構成や、脇役の背景に至るほど行き届いたキャラ造形の巧さ等、基本的な要素が高水準で纏まっているため万人に薦められる佳作。
しかし模範的漫画すぎるため、読み手を選ぶ劇薬的漫画に慣れた読者には、今一つ刺激に欠けてしまう感は否めない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-07-23 16:08:49] [修正:2017-07-23 16:08:49] [このレビューのURL]

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