「橙木犀」さんのページ
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漫画を本格的に読み込むようになったのは、高校3年生も終わり頃からです。
弟に勧められて読み始め、弟と文通友達と一緒になって、感想を互いに言い合ったり、新しい漫画を紹介しあって楽しんできました。でも、自分の好きな漫画を他の人に紹介して、一緒に楽しんでみたいとも思うのです。
基本的に、少年漫画・少女漫画・青年漫画・社会人漫画なんでも好きです。
レビューは長い傾向にありますが、漫画に対する気持ちからくるので、よければ読んでやってください。

8点 坂道のアポロン
クラシック畑だった薫が惹きつけられ、千太郎に引きずられるようにのめり込んでいくジャズと、少年少女のすれ違いがちな切ない想いに彩られた作品。
作品紹介にあるように、まさしく“眩しくてほろ苦い、直球青春物語”です。
主人公の薫や、彼を振り回す千太郎の内面に影を落としている家族の秘密も気になりますが、やっぱりドキドキするのは千太郎の幼馴染みの律子も含めた3人の関係。
最初利己的な側面を見せていた薫の恋が、律子の素朴な優しさと一途な想いの強さに触れ、好きな人を丸ごと受け入れて支えたいと願う愛に昇華されていく様子は読んでいて凄くときめきます。
海の水面に降り注いできらきらと輝く、太陽の光のような彼らの関係から、いろんな意味で目が離せません(笑)
みんなが幸せになってほしいと、読んでいてしみじみ感じます。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-01-07 08:29:51] [修正:2009-01-07 08:29:51] [このレビューのURL]
8点 青空エール
もう、爽やかさと甘酸っぱさが最高な作品!
夢に向かってひたむきに頑張る、つばさのいじらしさにグッと来て、真っ直ぐにつばさを信じて励ます大介の男らしさにときめいています。
そして、1巻の中で“頑張ることに許可や資格が必要なのか”という視点を突きつけられたことに、衝撃を受けてしまった…。
私もつばさのように要領が良い方ではなかったので、正直かなり胸にグサッと来ました。
でも、ダメな自分をきちんと認め、前に進もうとするつばさを見て、とても励まされます。
今のところ、二人はそれぞれの目標に向かって互いに励まし合う関係で、まだまだ恋愛未満ですが、どちらかと言えば大介の方がつばさを意識しているように感じます。つばさは無意識のうちに彼に惹かれている感じかな。
初々しい二人がどんな風に関係を深めていくかが、気になって仕方ない(笑)
互いの友人同士の恋愛模様も、どうなるかが楽しみです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-12-30 20:36:13] [修正:2008-12-30 20:36:13] [このレビューのURL]
8点 月光条例
「うしおととら」「からくりサーカス」にあって、この作品に足りない何かがあるような気が、3巻の現時点ではしています。
でも、それを補って余りある熱さが、この作品の魅力だと思います。
読んでいて一番印象深かったのは、1・2巻の条例執行後に、お伽話の登場人物達に向けた月光の笑顔。
普段すごい凶悪面やひねくれ顔なのに、すごく格好いい素敵な笑顔を浮かべていて、最初目にした時、かなりドキドキしてしまいました(笑)
どのような流れで物語が紡がれていくのか、今のところ全く分からないのですが、藤田先生の力を信じて最後までついて行こうと思っています。
ただ、3巻でのエンゲキブの暴走ぶりには、ちょっとひいてしまったかな…(汗)
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-12-29 21:08:35] [修正:2008-12-29 21:08:35] [このレビューのURL]
8点 おとめ妖怪 ざくろ
半妖の少女達と陸軍少尉がペアを組み、妖怪達が起こす不可思議な事件に立ち向かう…ということですが、主な内容はペア同士の心の交流(恋愛含む)です。
割合的には、交流話:事件関連(戦闘描写)=7:3といったところでしょうか。
私自身が一番好きなのは、勝ち気でお転婆な主人公のざくろと総角景(あげまき けい)のペアですね。ざくろが見た目王子様な景にときめいたものの、ヘタレで怖がりだという彼の本性(笑)を知って幻滅するという、マイナスの状態からの関係。
でも、任務や日々の生活を通し、思いやりがあって誠実で優しい景の別の面を知っていくことで信頼関係が深まり、恋愛の兆しも見せ始めています。意地を張って反発したり、赤面したりと色々な反応を見せるざくろに対して、景の方は朴念仁なので恋愛に関しては今ひとつ…。ゆっくり関係を育てていってほしいものです。
他にも、少女漫画調の純愛カップルな芳野葛利劔(よしのかずら りけん)&薄蛍(すすきほたる)や、明朗活発な双子の鬼灯・雪洞(ほおずき・ぼんぼり)&自信家だが素直な面もある花桐丸竜(はなきり がんりゅう)のペアなど、それぞれに関係がどうなるかが楽しみですね。
気になっているのが、人間側の勝手な改暦によって妖怪達が問題を起こすようになったという話。人間側は妖怪をないがしろにしたからだと考えているようですが、私はそれだけではない気がする…。それに、ざくろの名前の漢字が一般的な「柘榴」ではなく「西王母桃」なのも、深読みしたくなります。ざくろとざくろの母親の秘密も物語の主軸のようなので、自分なりに想像しながら展開を追っていきたいです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-12-12 08:33:29] [修正:2008-12-12 08:33:29] [このレビューのURL]
7点 キミタカの当破!
初っ端から主人公のキミタカが(色々な意味で)あまりに痛々しく、まるで自分も嘲られ傷つけられているような気持ちがしたため、読み進めるのが正直辛かった。
でも、一話目を読み終えた時、キミタカの心の強さを信じて良かったとしみじみ思いました。
どこか抜けてて空回り気味なキミタカが時折見せる、覇気に満ちた表情を見るたびに、彼の成長を見届けたいという気持ちになりました。
ただ、ヒロインとの関係は…、どうなるんだろ?
8点、9点の作品に成長することを願って、現時点では7点にしておきます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-11-27 17:17:43] [修正:2008-11-27 17:17:43] [このレビューのURL]
8点 デカワンコ
この作品はキャラ描写やストーリー性よりも、随所に見られる爆笑展開が見所だと思います。
なんていうか、ボケと突っ込みの応酬が最高で(笑)
次はどんな展開で笑わせてくれるかを楽しみに、ページを繰っていますね。
まだ1巻目なので当然といえば当然ですが、人間関係の描写がやや淡泊かも。
ヒロインのワンコがどんな風に捜査一課強行犯第6班に馴染んでいくのか(もしくは引っ掻き回していくのか)が、楽しみでなりません。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-11-26 23:11:34] [修正:2008-11-26 23:11:34] [このレビューのURL]
7点 これは恋です
男性教師と女子生徒の恋愛ものはかなりメジャーなテーマではありますが、この作品では主人公は教師側。
主人公の綾(あや)は爽やかで生徒からも人気が高く、良識もちゃんとある、いわゆる好青年。
ヒロインの遠藤伽良(えんどう きゃら)のことを好きだけど、いけないことだと必死に押さえ込もうとし、実は綾が好きな伽良も「もしかしたら(自分のことを)…」という予想を自分で打ち消してしまっているので、現状は両思いながらすれ違い気味。
互いに色々思い込みや誤解などをしたりもするので、互いの気持ちに気づくまで相当かかりそうな予感がします。
でも、シリアスにならずにふんわりとした雰囲気なのは、絵柄と二人の互いに対する気持ちの持ちよう、そして綾の同僚で友人でもある辺名の存在が大きいと思います。
かなり変人で、綾と真逆に生徒から(いろんな意味で)怖がられている辺名ですが、校長先生のパンを盗み食いしたり、様々な言動で生徒をびびらせたり。正直、次に彼が何をするのかが読んでいて楽しみでもあります。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-11-25 22:55:33] [修正:2008-11-25 22:55:33] [このレビューのURL]
8点 幻想水滸伝V 黎明の城
幻想水滸伝Vのオフィシャルコミック。
原作のゲームが凄く大好きだったので、発売を知ったときはめちゃくちゃ嬉しかったです(^^)
主人公の王子・アーディルの表情と心の動き。そして成長の様子は見所です。自分の存在意義を見いだせず、苦悩しながらも自分にできることを模索するアーディルを、読みながら応援せずにはいられません。
真剣な表情や苦悶の表情を浮かべることの多いアーディルが、2巻目で少年らしい明るい笑顔を見せてくれます。一瞬、ドキッとしちゃいました(笑)
話の展開は基本的にゲームと同じようですが、人間関係(ぶっちゃけ、アーディルと妹・リムスレーアの仲)が原作のゲームと真逆だったり、本来まだ登場していなかったイベントに登場するキャラがいたりします。でも、すごく自然な展開なので、私は良いと思っています。
*一つ注意点があります。原作ゲームをしたことがなく、ネタバレが嫌な方は、先にゲームを一通りクリアしてから読んだ方がいいと思います。
2巻目の後半にサイドストーリーとして、ストーリー展開の後のエピソード(色々ネタバレ)が収録されているからです。作者がアンソロジーコミックスで描いたものだそうです。
ネタバレが別に気にならないなら、かなり興味深く感じられると思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-10-27 17:19:00] [修正:2008-10-27 17:19:00] [このレビューのURL]
7点 町でうわさの天狗の子
トラックをひょいと持ち上げるほど力がつよくて、人より(かなり)たくさんご飯が食べられることを除けば、ヒロインの秋姫はいたって普通の女の子。
顔に気持ちが表れやすくて、タケルを好きな気持ちが溢れて妄想に走ってしまったりと、読んでいて思わずクスッと笑ってしまうような可愛さがあります。
大好きなのはタケルなのですが、心乱されるようなことがあったときや切羽詰まったときに頼ったり甘えたりするのは幼馴染み。表紙絵などから、最終的に秋姫が恋をするのは瞬のような気がしてならない。あと、彼女が人間のままで居るのか、それとも天狗になる選択をするのかが、なんとも気になるところです。
もうひとつ気になるのが瞬の内心。
天狗になることを決めた理由や秋姫に対する硬化した態度の原因によっては、作品の雰囲気がほのぼのからシリアスに変わってしまうかも…(汗)
修行している神社の神様の娘で、幼い頃はあれほど仲が良くて優しくしていた秋姫に対して、えらくぶっきらぼうで手厳しい。言葉少なでほとんど表情が変わらないので、彼の内面がもっと描かれて欲しいなと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-01-11 11:29:48] [修正:2008-01-11 11:29:48] [このレビューのURL]
7点 メテオド
最初はNARUTOと結界師を足して2で割ったような印象を受けました(絵柄とか、キャラとか)。
読んでいくにつれて、この作品自体に惹かれていきましたが(笑)
主人公の十威は登場時、人間味があまりなくて、なんとなく感情移入しにくかったのですが、周りの優しさや思い遣りに触れて、だんだん可愛さが増してるように感じます。
相棒のリンハオ(通称:リン)はぶっきらぼうなライバル役かと思いきや、それだけじゃない。気遣い屋で結構情に厚い(笑)
人間として心に足りないものが多いメテオドである十威と、(十威のお目付役であるグッさんを始めとして)周囲の人間との橋渡し役に活躍しそう。
*2卷現在、既にグッさんの(精神的・実務的)サポート役を務めてるし。
ヒロインの楓は一般人で唯一、十威がメテオドだと知っています。今のところ、十威に人としての感情や心を伝えるという立ち位置。「一般人で唯一、十威がメテオドと知っている」という設定をどう活かすかで、彼女の存在感が変わってくるような気がします。
本誌では後ろの方に掲載されることの多いメテオド。
打ち切りにならないよう、微力ながら応援しています!
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-12-19 08:46:47] [修正:2007-12-19 08:46:47] [このレビューのURL]
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