「フクポル」さんのページ

総レビュー数: 247レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月26日

<所持歴:全巻。収集中>

タイトル通り舞台は刑務所の中ですが、その中の医者にスポットを当てたジョブ(医療)系の作品です。

巻末に参考文献が多数挙げられてる様に、取材を重ねた上で描かれてると思われ、(言葉は悪いですが)いわゆる「塀の中」の医療面の実態が丁寧に描かれてます。
内容は「刑務所内の医療そのもの」というよりは、「医療面から見た受刑者の置かれる状況」という感じです。
なので、物語のメインとなるのは、あくまで「受刑者」

減点対象として挙げるなら、その絵柄。
正直地味で、それ以上にかなり不安定。登場人物の顔が全く定まってません。
これは今後に期待。



「命」に関わる仕事をする者には、何らかの責任がある。

これは、作中の台詞です。
そして、それをマンガ作品として世に出す場合でも、やっぱり「責任」はあるはずです。
エンターテイメントに執着し過ぎて、医療をテーマにしながら「命」を軽く扱う(描く)作品が見受けられますが(敢えて作品名は挙げませんが、小学館漫画賞を獲った獣医みたいなマンガとか)、本作はその心配は要りません。
(とは言っても、結果として読者に受け入れられなきゃそれも良し悪しですが)


掲載誌もマイナーなので、このまま埋もれていく気がしないでもないですが、それはちょっと惜しいかな、と。


期待を込めて7点。(絵柄のマイナスを含んで)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-08-29 23:13:14] [修正:2010-02-07 20:46:15] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻>

冬目景という作者を気に入ってるので、
フィルターを通した評価になってるかもしれません。

特有の灰色感と、それにマッチした絵柄、
何より「完結」してるということで高評価です。


(中身のあるレビューを書こうと、ずっと考えていましたが
幾ら時間を費やしても大した表現が浮かんでこなかった・・・)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-10-17 17:59:30] [修正:2010-02-07 20:45:27] [このレビューのURL]

7点 ANGEL

<所持歴:3巻まで(ヤンサン版)。気が付いたら無くなってた>

自分が知ってるのは、問題になった3巻まで。
シュベール版(連載再開後)は読んだことありません。
シュベール版は成年向けですが、連載誌自体はヤンサンなので多分レビューしても大丈夫・・・かな?


さて本作、幾ら青年誌とはいえ、ここまで凄い(性)描写はアリなのか?と
思っていましたが、案の定PTAに大目玉を喰らいました。
とにかく凄かったです。
スクリーントーンを駆使した描写は、いや、ホントにもうw
そのせい?もあって、ストーリー云々を語れる程深く読んでません。




正直に言います。

当時は大変お世話になりましたw
文字通り「夢中になって読みふけった」ので(違う意味で)、7点としましたw

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-10-17 18:35:38] [修正:2010-02-07 20:45:01] [このレビューのURL]

7点 からん

<所持歴:全巻。収集中>

メインは高校部活動(柔道)
が、舞台は京都のお嬢様学校

お嬢様学校の柔道ってどんなん?・・・と思いきや、
萌先輩のオトコ前っぷり大爆発でかなりの体育会系。

そんなスポ根路線の合間に、キナ臭いオトナの裏事情が
見え隠れするシーンがちらほらと。

序盤はあちこちで種(伏線)撒いてる状態ですが、
とりあえず気にせずにスポ根を楽しみましょう。
その内、芽が出て凄い事に・・・なるかは乞うご期待。


現段階でも面白いけど、「名作」になるかどうかはこれから。
てことで、現状は7点で。

あと、タイトルの「からん」ってどんな意味でしょう?
誰か教えて下さいw

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-12-02 00:25:26] [修正:2010-02-07 20:44:06] [このレビューのURL]

7点 エマ

<所持歴:全巻>

想いは募れど身分の違いによる様々な障害

皆さんが言われる通りのベタな展開で、
しかも自分はこういう話が苦手です。
最初の方はそうでもなかったんですが、終盤は
「やっぱりこうなるのか」という展開。

そりゃ、途中の障害があった方が最後のハッピーエンドの
喜びもひとしお・・・てのは分からなくもないですが、
単純に読んでて辛いのは嫌なのです。
(身分、というと大げさ過ぎますが、そんな感じの
「当人同士じゃどうにも出来ない」障害ってのを現実に
経験してしまったので、ラブストーリーものに関しては
せめてフィクションの世界ではそんなのは見たくないと
思ってしまうのです。)

まぁそんな自分勝手な感情を点数に入れてしまうと
4点5点とかその辺りになりそうですが、巻末おまけマンガの
はっちゃけぶりや、いたる所に詰め込まれた作者の
メイドラブっぷりが清清しく、自分の中にある
マイナス評価を全てカバーしてしまったと言っても
過言ではありません。
この作者の「ノリ」、大好きです。


8巻以降は番外編らしいのですが、本編はやはり10巻の
ラストを読んで初めて締め括られる気がします。
もし、10巻ラストの話がなかったら、点数はもう少し
低かったかも。


ところで、一部のキャラの見分けが付かないのは、
やっぱ自分のせいなんでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-18 15:07:02] [修正:2010-02-07 20:43:40] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻>

1話完結、日常を切り取ったほのぼのした話。
読み易いです。
気楽に読めるのは良いことです。
絵はまだ発展途上といったところなので、
作者の近年の絵(エマの終盤や乙嫁語り)と見比べると
画力の成長がかなり感じられます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-18 15:08:06] [修正:2010-02-07 20:43:13] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻。収集中>

メイドラブに勝るとも劣らない中央アジアラブな作品。
そして細部までキッチリと描かれた物凄い描写。アッパレ。
あとがきマンガのテンションも全く変わらず。アッパレ。

特にあの病的なまでの描き込みは素晴らしい。

中身は・・・これからの展開次第ではあるけれど、
多分期待してても良いでしょう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-18 15:10:03] [修正:2010-02-07 20:42:51] [このレビューのURL]

<所持歴:無し。誌上にて立ち読み>

湘爆臭があちこちに漂ってる作品。
善波はモロに江口やし。
が、それが悪いという訳でもなく、湘爆テイスト(特に後期の)が好きならば
多分これも気に入るのでは。

ヤンキー・族マンガではあるけれど、揃いのライダース、輪蛇のチームロゴ、登場するバイクなど
そういったチョイスはかなり気に入ってました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-02-18 18:23:31] [修正:2010-02-07 20:40:54] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻>

ラブコメ、と思いきや全体的にシリアスな場面が多く、
特に後半からラストにかけては流血・抗争?シーンも。
ドラマ化されたけど、確かに涙を誘うようなシチュエーションなど
ドラマ化し易そうな展開でした。

「ツルモク」のイメージが強いと肩透かしくらうかもしれません。
良作と言えるか微妙なところではあるけど
相変わらず絵が丁寧で見易いので6点。

やっぱり「ツルモク」は越えれないな、と。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-18 19:10:18] [修正:2010-02-07 20:40:04] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻。現在は売却>

題材は神と悪魔、そして神話。
絵はどことなく角ばった感じで、スプラッター的な残虐描写もあります。
個人的には全てツボで好きでした。

終わり方は打ち切り臭がプンプン漂うものでしたので
この部分でマイナス1点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-02-22 14:39:52] [修正:2010-02-07 20:39:15] [このレビューのURL]