「フクポル」さんのページ

総レビュー数: 247レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月26日

<所持歴:全巻>

他の方も書かれてますが、見分け難いキャラが数名いたのはマイナスですが、
それでも柔道という、失礼ながらメジャーとは言い難いスポーツを
魅力的に描いた本作は、十分良作の域だと思います。
スポーツ漫画に何を求めるかによって評価は変わると思いますが、
自分は楽しめました。
所々にあるギャグパートも笑えます。
サンデーコミックスの表紙折り返しにある4コマも秀逸。

柔道への見方が少なからず変わったので、この点数で。
自身が柔道をやってたら、+1点は確実です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-02-22 13:17:29] [修正:2010-02-07 21:54:22] [このレビューのURL]

9点 リアル

<所持歴:全巻。収集中>

好きな作家が出来ると、その人の作品ってどうしてもフィルターかけて見てしまうんですよ。
自分の中でも、確実に「井上雄彦フィルター」ってのは存在します。
が、そうなるとどうしても作品のみの客観的な評価ってし難くなります。

で、この作品もフィルター通せば当たり前の様に10点な訳です。
頑張ってフィルター外してみると・・・それでも9点は堅いです。

車イスバスケというものの存在を知り、興味を抱かせて貰ったのも事実ですし、
ご都合主義でないリアル(現実)、それに直面した三者三様の葛藤など、
それらを表現出来る作者の技量の高さも間違いなく本物。


これでまた「井上雄彦フィルター」が強固なものになってしまいました。


ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-03-21 05:54:46] [修正:2010-02-07 21:52:54] [このレビューのURL]

9点 AKIRA

<所持歴:全巻>

昔から大好きな作品。初めて見た時は圧倒された。

この辺が好き、ココの描写が凄い、など細かい事が言えない。
「好きやからしゃーないやん」
もう理屈じゃない。
抽象的ですんません。

ただ、今の少年誌マンガに慣れたら受け入れ難い作品やろなぁとは思う。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-03-25 16:18:23] [修正:2010-02-07 21:52:08] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻。収集中>

絵で語ることが出来る数少ない作品。
(原作を超えて)暴走してるという批判もあるけど、自分は原作を知らんし、
史実についても詳しい訳ではないんで、どんだけはっちゃけてても気にしない。
素直に面白いので、それで良し。

ただ、又八はウザイ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-05-16 22:18:08] [修正:2010-02-07 21:51:44] [このレビューのURL]

9点 寄生獣

<所持歴:全巻>

全10巻と、さほど長くは無いが、展開・締め方が秀逸。
マンネリ化してダラダラと続いている作品は是非見習って欲しい。

本作のテーマを大きく哲学的にとらえるか、普通にエンターテイメントとして見るかは人それぞれやけど、どちらにしても完成度は高いと思う。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2008-11-04 23:23:20] [修正:2010-02-07 21:51:13] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻。収集中>

単行本派の自分にとっては、この発刊ペースは最早拷問に等しい。
面白いだけに、余計にそう感じる。

4巻まで読んでて「もしかしたら」と思い、待ちに待った5巻を読んで確信した。
「寄生獣を超える」と。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-02-26 23:17:05] [修正:2010-02-07 21:50:47] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻。収集中>

重々しい絵柄、設定、残虐描写など賛否が分かれるでしょう。

**
どんどん熱中してページをめくるのが止まらない、
次のページを見るのが楽しみっていうドキドキワクワクな作品は
結構ありますが、これほどページをめくるのに「ある種の覚悟」
が必要な作品は、そうそうありません。
何度となく読み返してますが、触のところはいつも読み飛ばしたくなります。
けれど読んでしまう・・・そして胸が痛くなる・・・
そんな作品はコレとデビルマンくらいです。
**

好きな人はとことんハマり、そうでない人はある種の嫌悪感すら感じるかも。
自分は前者です。

内容等については皆さんが書かれてるのと同じですので割愛。
この膨れ上がった世界を上手く纏められるか。
収拾付かなくなってる作品は多数ありますが、
纏めて欲しい、キッチリ完結して欲しいと願う作品は今の所これだけです。
外野から勝手に心配しつつ次巻を待ちます。



ついこの前読み返して、**〜**の部分を追記しました。
1巻から33巻まで徹夜で読破し、改めて面白さを痛感。
てことで、点数も8点→9点に変更しました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-22 15:01:43] [修正:2010-02-07 21:49:59] [このレビューのURL]

<所持歴:全巻。収集中>

高評価に惹かれ既刊全巻大人買いしました。

さて、自分は史実を全く知りません。
ゲームで三国志をやったことがある(超有名な武将を数人言える)程度のしょぼくれた知識しかありません。
それよりも何よりも、ぶっちゃけるとそんなに興味もありません。
なので、どれくらい史実に忠実か、とかはサッパリです。

そんな自分なので、歴史物というより単純に「(戦国)アクション」として読みました。

ところで、自分達が知ることが出来る史実は、時間軸に打たれた
「点」でしかありません。
実際は途切れることの無い「線」ですが、実際に自ら見聞き出来ない今となっては
史実を「線」で知る事は不可能です。
しかし、マンガに限らず歴史物というジャンルで作品を作るには、
その点と点を結び「線」にしないといけません。
その線は単純に点を直線で結んだものか、あるいは湾曲した曲線なのか。
その線をどのように描くのか(アレンジするのか)は作者次第。
そして作品が面白くなるかどうかも、「線」次第です。


本作に話を戻すと、面白いです。
その「線」が、太く力強く、鮮明です。
で、何となく「ベルセルク(黄金時代)」の印象を受けました。
政はグリフィス、信はガッツのイメージ。
それが悪いんではなく、ベルセルクが好きな自分にとって本作はドンピシャだった、と。

絵は上手いというよりは、勢いがあり迫力があります。。
それが作品と非常に合っていて、そういうのも含めて「トータルで見た画力」は高いです。

ベース(史実)を知らないので、純粋に展開に高揚感と期待が生まれます。
知ってれば、また別の楽しみが生まれているかもしれません。
そして、ベースがあるだけに、際限なく風呂敷広げるってことはないと思うので、ある意味ベルセルクより安心して見てられますw


引き合いに出したベルセルクが受け付けない人、ポップでライトな作風を好む人は避けた方が賢明です。


人を選ぶかもしれませんが、高評価は納得です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-09-18 01:48:18] [修正:2010-02-07 21:48:21] [このレビューのURL]

8点 COBRA

<所持歴:全巻(ジャンプコミックス版)。現在は売却>
→創美社の愛蔵版全12巻と、集英社のフルカラーコミックを10巻まで
あと、MFコミックのマジックドール前後編を購入
多分、これで書籍化されてるものは全て網羅されてる…はず


リアルタイムで読んでた時から好きだった作品。
段ボールで作ったサイコガンを左腕に付け、
ツレと「ごっこ」をしてたのが懐かしい。

画力はずば抜けて高いです。
そして今のジャンプでは考えられない絵柄。特に登場する女性キャラ。
物凄くスタイル良くて、不自然な位に露出度が高い。
ハイレグ・Tバックはデフォ。
けど、そんな抜群の身体なのに頭が爬虫類ってのは何と言ってよいのやらw

ま、そんなんひっくるめて好きでしたが。

内容に関してはDr.Strangeloveさんのおっしゃる通り。
名作です。

**追記**
冒頭の所持歴にも追記した通り、ごっそり買い直しました。
ジャンプコミックス分しか読んでないので、フルカラー版
などは新鮮な気持ちで読めました。
(まぁ既存作品のカラー化も多数含まれてましたが)
絵がキレイなのはまぁ当然のことですが、新作も
記憶にあるコブラと(良い意味で)何ら変わることもなく
あの頃のままのヒーローがそこにいました。7点→8点に変更

いくつものバージョン?が出版されているのはエエんですが
それにより「何を買えばエエのか」が分かり辛い。
1から揃えるには、恐らく自分の購入したもの(上記参照)が
ベストではないかと。(多分)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-03-09 16:32:52] [修正:2010-12-30 01:46:31] [このレビューのURL]

8点 海猿

<所持歴:全巻、現在は売却>

先に「め組の大吾」を読んでしまってるので、やっぱり
「大吾の海バージョン」ってのが最初の印象。
大吾が作者(曽田先生)の作風もあって天才化・超人化して
強大なカリスマ性を持っているのに対し、大輔は言ってみれば
普通の人(ちょっと語弊があるかもしれませんが)
けど、だからといって作品自体のインパクトは失われておらず
その出来栄えはかなりの高水準です。

映画(LIMIT OF?)を観たことあるので、その元になった話を
読んだ時、「映画は結構上手く作ってるな」と感じました。

大吾の超人っぷりにちょっと引いてしまう人は、むしろ
こっちの方が気に入るかもしれません。

点数は7.5点で四捨五入。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-18 15:15:25] [修正:2010-11-01 01:46:12] [このレビューのURL]