「ごまあぶら」さんのページ

総レビュー数: 411レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年04月20日

これはおもしろい。
よつばと系のおもしろさだろうか。

見ていてキャラが動くだけでほほえましい。

各人が自分の欲望で動いてドタバタするさまは嘘がなく、心安らぐ。
アホなキャラは全員。
しっかりした人もいるが、実はしっかり考えてない。
これ最高のコメディの条件。

でも、心揺らぐ人情の話もちゃんとかけてる。
この強み、これからヒットしていくのではないだろうか。

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[投稿:2007-02-20 18:04:37] [修正:2007-02-20 18:04:37] [このレビューのURL]

きもちがいい作品。

すがすがしいし、ういういしい。
でもちょっぴり「進研ゼミ」の漫画のノリ。


主人公の周りの人間模様がいい感じになっている。人情ものとして友達の性格に共感できるというのはかなりの強み。そして主人公を神とすることができる。
穢れない人を汚して洗濯する手法もカタルシスを得やすいし、ピュアな人を描けるのはめったにいないので応援したくなる。
ただ、続刊するとどういう風に話を持っていくのかが気になるところ。

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[投稿:2007-02-20 17:49:10] [修正:2007-02-20 17:49:10] [このレビューのURL]

どうしても狂四郎と比べてしまうため、まっとうな評価が出しにくいです。
面白いのだけども、説明等が鼻についてしまいます。
アホな主人公を出したいのでしょうが、まだ弱いため、ひ弱すぎていらいらします。
第二部に入ってからはまだ見ていないためどうなるかはわからないです。
マリアの性格も少し弱く見え、狂四郎よりも強い目的、意識がないため感情移入しにくく、どこに行くのか迷ってしまいます。

こうしてみると、狂四郎が本当に名作だと思ってしまうのです。

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[投稿:2006-10-26 13:34:05] [修正:2006-10-26 13:34:05] [このレビューのURL]

G戦場へヴンズドアで作者の方向性というか、演出の仕方が出来て、どんな作品を作っても安定して見られるようになった気がします。
天国ではあまりそうは感じなかったから多分そうなのでしょう。

で、これ。
また、いい演出の仕方してます。
一巻ではフラストレーションがたまりますが、発散の仕方もわかっているし、うまく息を抜かせています。
練がかわいげがないのが残念ですが、キャラはみんな立ってるし、人間味あふれるように他の人を作っているからのめりこみやすいです。
ストーリー上では大きくドラマを作ってても、いつものことだからと淡々として流れてしまう感じがあるのがいかんところではあります。
盛り上がりが小さいのです。

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[投稿:2006-10-26 13:29:13] [修正:2006-10-26 13:29:13] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

これには相当びっくりしました。
大事なシーンの後、当たり前のように「なかったこと」になっているんです。
クスリで眠らされてレイプされる話の後、その話に出てくる人たちは一回も出てこないし、それ自体何の関わりもなく過ぎ去っていくのです。
そのようなことがたくさんあって進んでいきます。

中身は最初の巻から引き込まれていきました。
日常を書いているはずなのに、気付いたら非日常にいる。そんな毎日。
空気がBECKに似ていると思ったときもありました。ただ、こっちは残酷すぎます。

人間の嫌なところを書いて、否定して、自分のいいようなところだけを肯定して、主人公が一人の人間として偶像をかき消していて。
抉るのがほんとにうまい作者でした。

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[投稿:2006-06-29 14:39:10] [修正:2006-06-29 14:39:10] [このレビューのURL]

この作者は外れがないなあ。
どことなく切なくさせてくれる。
どことなくあったかくさせてくれる。
やさしい。
やわらかい。
でも、怖い。
抜けているキャラを描かせたら日本一だわ。
わざとらしくないし。
いいひとを描かせても日本一だわ。
わざとらしくないから。

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[投稿:2006-05-25 09:55:14] [修正:2006-05-25 09:55:14] [このレビューのURL]

噂通りのイカレよう。
狂いっぱなしは、むーざんむーざん。

臓物撒き散らし、むーざんむーざん。

脳漿落ちてきて、むーざんむーざん。

切り刻まれて、むーざん。
素手で身体をもがれて、むーざん。

壊れたカラダ、ココロ、ひとひとひと、むーざんむーざん。


死狂い。

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[投稿:2006-05-15 08:07:03] [修正:2006-05-15 08:07:03] [このレビューのURL]

ナルホドの良作。
専門的な分野でありながらも身近にある菌にスポットを当てた漫画。
現実風邪を引くなど以外には注目しにくいところに目を向かせるとはたいしたものです。
とても難しい話をしているときもありますが、ちゃんと解説してくれて、その解説が「説明」になっている訳ではなくわかりやすいのです。
画力が高く、なによりドラマがあまりないのがよかったです。
揺さぶりとかがない心理状態は見ていて心地がよく、すんなりと読むことが出来ます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-04-07 05:31:52] [修正:2006-04-07 05:31:52] [このレビューのURL]

早速ですが、レビュー放棄します。

中身については語るまでもないというほど有名。
で、上の点数は漫画としての評価。

しかし、そんなものに何の意味もない。
3点つけられようが、10点じゃないと納得いかない説得されようが、この作品で小学校時代みんなとわくわくどきどきを共有できたという過去の事実は変らないのです。

カードダスを集めました。
映画も見に行きました。
ジャンプを読んでました。

自分のスタンスを保つ故に点数は7点ですけど、存在自体はいろいろな意味も含め10点です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-02-24 00:06:35] [修正:2006-02-24 00:06:35] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

これはまたうれしはずかしハーレム。
しかも実際あんまりうれしくないだろうなあ、これを体験できたら。
イッキ読みしたのですが、これは確かに一気に読むのが一番正しいと思います。
なにかが常にめぐるましく変化していきます。
主人公の心理だったり、一花の精神状態だったり。
冬目景のイエスタデイをうたってに近いような気がしました。
ただ、こちらの方はいろいろと痛いところが多くて、怖いです。
社長さんが言ってた様に一花は本当に怖い人種だと思いました。
半分計算で半分天然で、我が道を行っているだけで他人に迷惑がかかるという。
本人に自覚がないのも問題ですし、実のイラつきがとてもよくわかりました。
そういう人物の設定がうまく出来ていて、なおかつだれないまま終わらせたのはすごくよかったです。
一個だけ気になったのは、最後前の遥子とのシーンに違和感あり。
今の三人の関係を容認してるからこそ成り立っていたような気がして、彼女の性格ならば簡単に実に身を投げないと思ったのです。
まあ、望まれれば簡単に体は投げれそうですが、心がそうなるとは思わなかったのです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-02-15 05:05:24] [修正:2006-02-15 05:05:24] [このレビューのURL]