「bugbug」さんのページ

総レビュー数: 518レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年01月22日

キリスト教と仏教に対する一般的な知識が最低限要求されますが
普通の人は大丈夫だと思います

イエスとブッタがもつイメージのギャップを利用するネタが
一番笑えると思いますね

完全に設定に任せたギャグ漫画ですので
作者のネタが尽きないうちは、笑えるだけ笑いましょう

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-01 03:42:41] [修正:2009-02-01 03:42:41] [このレビューのURL]

簡単に言うと、日本史の持つロマンを突き詰めた作品

日本史を作者の創作である、陸奥圓明流という小道具を用いることで
こうだったら素敵なのに。というファンタジーに落とし込んでいます
章ごとのクオリティが高く、歴史を自由自在に解釈できるファンタジーの利点を存分に生かし
そのロマンを存分に描き出しています

外伝的作品なんですが、格闘の描写は薄味で毛色は結構異なりますが
私はこちらのほうが好きです

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-31 20:50:09] [修正:2009-01-31 20:50:09] [このレビューのURL]

山田風太郎の原作は未読なうえでのレビューになりますので
ご了承いただければ

とにかく、エンターテイメントとしての完成度が群を抜いてると思います
短い巻数できちんと悲劇の恋の結末を描写しつくし
忍法合戦もどちらに転ぶか分からない緊迫感が最後まで持続します
これは、キャラクターの掘り下げを重視するあまり、本筋を見失いがちな多くの作品とは異なり
バッタバッタと登場人物が死んでいくので、テンポが良く、作品の持つ疾走感が持続するおかげですね

かなり限界スレスレの描写が多く
エログロ好きな人は特に楽しめるのではないでしょうか
嫌悪感を煽るものではありませんので、その趣味がない人でも大丈夫です

ベタを多用する画風で
ストーリーとのマッチングがかなり良い点も
このマンガを魅力的なものにしている一因だと思います

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-30 16:20:38] [修正:2009-01-30 16:28:10] [このレビューのURL]

デスノートは心理を駆け引きに使うミステリー漫画ですが
本作は人間の心理を笑いにつなげるギャグ漫画です

登場人物のくだらない思考が赤裸々に描きだされ
一見するとすごくつまらなそうなんですが
くだらない思考に、非常に深みがあり、考えながら読めます
それでいてきちんと笑いに繋がる。驚くほかありません

前作の高校アフロ田中とは毛色が大きく異なると思います
良く化けた

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-25 03:40:07] [修正:2009-01-30 15:42:02] [このレビューのURL]

生命倫理と人間愛
この二つが本作の根底にあるテーマだと思います

人間愛はヒューマンドラマとして描きだされ
さすがは御大。無理に派手な描写をせずとも見事にテーマを浮き上がらせる
法外な料金は、物欲主義に傾倒した現代社会へのアンチテーゼとして描かれていると私は考えます

生命倫理については
今なお、しきりに議論される題目を作品の中で問いかける
例えば尊厳死については、議論の果てが見えないし
きっと画一的な答えを用意することはできないでしょう

決して多くないページの中に、一つ一つ問いかけを詰め込む
一話読むごとに、手が止まってしまいます
サクサクっと読むには最も向いてない漫画じゃないでしょうか

「どんな医学だって、生命の不思議さにはかなわん。
人間が生き物の生き死にを自由にしようなんて、おこがましいとは思わんかね・・・」
本間博士の名言がズシリと胸にのしかかります

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-29 05:15:16] [修正:2009-01-29 05:18:29] [このレビューのURL]

7点 HAPPY!

主人公に同情と好感を抱かせ
ヒールキャラはどこまでも憎々しく
サブキャラはどこか抜けていて愛らしい

お話自体は普通のスポ根で、どうということはないはずなのに
不思議と面白い
作者の漫画家としての実力が高い証拠だと思います

最終巻で得られるカタルシスは筆舌にしがたいものがあり
ある種、爆発的な感動を呼び起こします
その点が良い読後感につながっていると思います

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-26 19:01:54] [修正:2009-01-28 22:22:33] [このレビューのURL]

7点 AQUA

ガンガンお家騒動で連載雑誌が変わり
タイトルも変更されていますが、基本的にはARIAと同じものです

知らない人は調べてみましょう

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-22 22:28:42] [修正:2009-01-28 12:52:28] [このレビューのURL]

7点 ブッダ

手塚治虫が持つ世界観の特徴に
「輪廻転生」というものがあげられるだろう
本作のテーマがまさにそれだが、作者がどうしても描きたくてしょうがなかったテーマの作品だと思う

手塚治虫という人間の人生観・哲学を
圧倒的なスケールと人間模様の背景の中に描き出す

小難しい理屈はよく分からなくても
心で感じることのできるマンガである

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-27 23:12:34] [修正:2009-01-27 23:12:34] [このレビューのURL]

登場人物はほとんどアホ面で
観客はみんな裸
くだらないギャグのオンパレード(笑えるけど)
なのに
どうしてこんなに泣けるんだ

競馬に関するドラマやロマンがすべて詰まっていて
それが王道スポ根と見事に融合した傑作であると思う

未読の方は騙されたと思って読んでみてほしい

この作品ほど、2部が蛇足で邪魔に思える作品はないことを
追記しておきます
1部で完結していれば・・・

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-26 23:32:12] [修正:2009-01-26 23:34:00] [このレビューのURL]

4コマ漫画の中では1、2位を争うくらい好きな漫画です

独特の視点で世の中の森羅万象を笑いに昇華させる
倒錯劇的な設定も匠です
お笑い芸人で言うと、アンジャッシュに近いかなと個人的には思います

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-26 22:11:10] [修正:2009-01-26 22:11:10] [このレビューのURL]