「団背広」さんのページ

総レビュー数: 137レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年05月03日

たまに10点つけたくなるくらい面白い回があるんですが、おいおいこのオチかよ…みたいなのもあるので5点。
しかし凄い。何が凄いってやる気がなくて人気連載ってところが。
俺はメカ沢が好きです。アニメ版の声が渋くて笑った。


(05.9/11追記)
前までは5点にしていたが、最近出てきた「バンチョーちゃん」が最高に俺のツボにハマってしまい、それだけでこの漫画のすべてを許したくなった。つーわけで7点!
まぁ、10点つけたくなる回があるってだけでも面白い漫画ってことだしね。7点つけてもいいだろ、野中英次なんだしさ。

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[投稿:2005-05-04 21:58:17] [修正:2005-05-04 21:58:17] [このレビューのURL]

うわー沙村広明のマニアックな趣味満載!そのネタが半分以上わかってしまう俺にはもうコアヒット!!
下手なギャグ漫画より笑えるぞこりゃ。とにかく仕込みが満載で、無意味に過剰な演出が連発してきてゲラゲラ笑える。
このメチャクチャなノリは「小林サッカー」に匹敵するものがあるような気がしないでもない。言い過ぎか?

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[投稿:2005-05-04 21:51:24] [修正:2005-05-04 21:51:24] [このレビューのURL]

4点 GANTZ

この作者とは基本的に肌が合わないのだが、これだけは一応ずっと読んでいる。…って立ち読みだけど。

まぁ相変わらず発想は奇抜で面白いのだが、作者のキャラクターに対する愛を感じられないのがどうもね…オッパイに対する愛はビンビン感じるけど。
パクリみたいなキャラばっかなのもなんだかねぇ…あの映画のアレとかあのゲームのアレみたいなのとか、そんなんばっかり。しかもどれもこれもステロタイプな描き方しかしてくれないので、感情移入しづらくて殺されても「ふーん」くらいにしか感じられない。

しかしリアルなんだかリアルじゃないんだかよくわからんような雰囲気は奇妙で、確かに独特。だがこの人を食ったような露悪性が鼻につくこともある。個人的には微妙だ。

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[投稿:2005-05-04 21:42:53] [修正:2005-05-04 21:42:53] [このレビューのURL]

いやぁ、みんな点数厳しいね…同情票として7点くらい入れようかと思ったが、まぁ客観的に見て3点…

しっかりギャグに専念していればまだマシになると思うんだがなぁ。
にしても、この漫画を読むとなんか友達の書いた漫画読んでるような居心地の悪さを感じるのはなぜだ。趣味が似てるからかねぇ?

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[投稿:2005-05-04 20:57:03] [修正:2005-05-04 20:57:03] [このレビューのURL]

グロくてエグくて凄まじい壮大なファンタジー・オペラ。
ファンタジーと言うだけでちょっと食わず嫌いしてしまう人がいるかもしれないが、中身はそう言っていいのか迷うほど血と臓物に溢れた凄惨な話ばかり。だがそれでも嫌悪感を感じず読み進めることができる凄いパワーを持った漫画。
本当の意味での中世ファンタジー漫画って、もしかしたらこの1本だけなのかもしれないな。作品に賭ける気合が違うもの。

いやぁ、点数だけど、これはもう満点つけるしかないよ。本当のプロの仕事だし、何年も何年もかけてこの分厚くて濃すぎる漫画ずっと書いてるんだから。作品の内容については言わずもがな、だしね。

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[投稿:2005-05-04 20:49:33] [修正:2005-05-04 20:49:33] [このレビューのURL]

9点 レベルE

これは富樫義博にとってのジョジョ4部だろう。つまりやりたい放題好き勝手やってるってこと。
とにもかくにも富樫節全開なので、ブラックジョークやアイデアの奇抜さ、リアルな恐怖なども他の作品と比べて群を抜いている。面白すぎ。
まぁ半分以上バカなんだが、それでもバカにできない凄さがあるというこの矛盾!
うーむ、やはり富樫義博はあなどれん。

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[投稿:2005-05-04 20:35:16] [修正:2005-05-04 20:35:16] [このレビューのURL]

「悪魔に魂を売った男」とすら言われる伝説的ブルースマン、ロバート・ジョンソンの伝記…
と言ってもロバート・ジョンソン、RJについては知らない人が多いだろう。彼についての説明は1巻の巻末で永井隆さんが詳しく解説しているのでここでは省くが、音楽の歴史を語るにおいて絶対に外せない人物であるということは断言しておく。

この漫画は、そのロバート・ジョンソンに詳しくなくても、むしろ音楽に詳しくなくても普通に読める。
なんてったって主人公のRJがギターも弾けないただの音楽好きな農夫として描かれているんだから、下手な知識なんかかえってあるほうが邪魔だ。
絵は写実的でホント上手いし、演出だって冴えまくってる。まだ1巻しか出ていないが確実に傑作になるであろう作品だ。

この奇怪で重厚なドラマ、マジですごいぜ。もし本屋でページの外が青く塗られたこの本を見つけたら、是非手に取って欲しい。

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[投稿:2005-05-04 20:27:44] [修正:2005-05-04 20:27:44] [このレビューのURL]

8点 HELLSING

ナチの残党ゾンビ軍団とバカみたいに強い吸血鬼と斬られても死なない改造神父が戦いまくって血出して肉出して大暴れ!!という筋書きの上質スプラッター漫画。
ブラックジョークにダークな展開、歌うようなセリフに徹底した暴力描写と読んでいて地獄の底で踊っているような感覚すらするヤバいグルーヴを持つ作品。
ハマるとマジでヤバすぎる。ちなみにこの作品の本領が発揮されるのはnoriさんも書いているように4巻からなので、つまんなくてもできれば4巻までは読んで下さい。4巻以降から読み始めるのもアリ。

で、点数ですが、自分は日常生活にすでに影響が出ているので8点。友達と「踊れ踊れフリークス!」「豚のような悲鳴をあげろ!」とか言い合って遊んでます。バカだな俺ら。

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[投稿:2005-05-04 19:54:40] [修正:2005-05-04 19:54:40] [このレビューのURL]

ギャラリーフェイクが美術版ブラックジャックなら、ダブルフェイスはズバリ現代版「必殺仕事人」!
超人的な技術を持つ天才手品師Dr.WHOOが世の悪人どもに裁きを下す痛快娯楽漫画!!
途中で消費者金融の話や手品に関するトリビアとかで休憩しつつ、悪徳商法で儲ける連中、ゲーム感覚で万引きするクソガキ、暴力で物事を解決するヤクザとかの嫌な奴らをDr.WHOOがガンガン裁いていく!これは読んでいて実に爽快なカタルシス!これこそ漫画の醍醐味だ!!
個人的にはギャラリーフェイクよりも好き。っていうか大好き。

にしても細野先生は目の付け所が面白いよね。このダブルフェイスも、わかりやすく表現するなら「特命係長只野仁」+「バットマン」+「まじっく快斗」だもんなぁ。
パクリだとか言ってるんじゃなくて、スタンリー・キューブリックも言ってたことだがアイデアの本質は「いかに既存の物を上手く組み合わせて新しく見せるか」。ダブルフェイスはそれに思いっきり成功しているってのを言いたいのよ。

いやぁ、愉快な漫画です。手品が好きなサラリーマンの人とかもしいましたら、是非読んでみて下さい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-05-04 19:45:20] [修正:2005-05-04 19:45:20] [このレビューのURL]

これは美術版ブラックジャックです。
主人公が天才的な技術を持つヒーローで、そのくせ反体制的でいかがわしい商売をやっている、なんてところもソックリ。
オリジナリティがないわけではないんですが、ブラックジャックを現代風にアレンジしたらこうなるだろうなぁと思ってちょっとニンマリ。

話の形式が古くはドラえもん、最近ならこち亀で代表されるような一話完結形式で、気軽に良質なドラマを楽しめるというのも好感度大。
しかもこの作者は昔グーグーガンモ描いてた大ベテランの人ですから、もう話の作り方が上手い上手い!
マンネリになるのを避け、色々なパターンの話を作って読者を飽きさせないよう努力している、この姿勢は素晴らしいです。地味なことだけど、でもそれができる漫画家は少ない。稀有なことです。

本当は7点にしようかとも思ったけれど、これだけ長い間一話完結の良質なドラマを作り続けたその根気を評し、1点足してこの点数。
何か面白い漫画ないかな、と思ってる人は読んでみて下さい。これならハズレにならんでしょう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-05-04 19:23:03] [修正:2005-05-04 19:23:03] [このレビューのURL]