「そのばしのぎ」さんのページ

総レビュー数: 194レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月04日

「インフルエンザ編」「農薬編」がなければもう少し高評価できた。
完全フィクションだからこそ、主人公サイドが法律無視したり無茶な展開でも笑えるが、どこぞの教授やら研究家などのノンフィクションを持ち込んだりしたら、「何で漫画の話と現実を一緒くたにしてるの?」と思う。

思想云々以前に、表現したいのであれば権威は持ち出すべきではない。
エンターティメントなのかドキュメンタリーなのかは区別すべきだ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-09-21 22:06:04] [修正:2010-09-23 15:41:01] [このレビューのURL]

6点 童夢

「真っ赤なトマトになっちゃいな」というのは当時の仲間内で流行った名台詞でした。
現在では評価する事は難しいかもしれません。反対に言えば現在は少なからず影響を受けている漫画家が多いと思います。
手塚治虫が「大友克洋みたいな絵はかけるけど、諸星大二郎の絵は描けない」と引き合いに出すくらい、当時大友克洋のような絵を描ける漫画家は当時いなかった。
特に複雑なストーリーらしき物もなく、超能力を持つ少女と老人の闘い、ひたすら破壊される建築物が描かれているだけです。それだけで息を呑んだ物でした。
ただ漫画という表現が限りなく映像に近づいた作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-21 23:52:44] [修正:2010-09-21 23:52:44] [このレビューのURL]

5点 DEATH NOTE

デスノートのアイデアや、Lというキャラクターは面白いのだが、いわゆる頭脳戦と言われている部分がご都合主義に話を展開しているようにしか思えない。
木を見て森を見ず、というか普通のミステリならあっさりと敵の罠にはまって死んでしまいそう。
まぁ、でもストーリーは最後にきちんと片がついて好感は持てる。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-09-21 21:37:18] [修正:2010-09-21 21:37:18] [このレビューのURL]

特に1980年代のニューウェーブな音楽シーンが反映された一冊。
坂本龍一、デヴィッド・シルヴィアン、デュランデュラン、カルチャークラブ、リッチー・ブラックモアなど実在のアーティストをネタにパロディ化。
デヴィッド・シルヴィアンもボーイ・ジョージも今はすっかりオジサン化してしまっているが。
ボーイ・ジョージが女装ファッションで颯爽と現れ、お茶の間歌番組では教授と忌野清志郎がキスシーンをPVで披露して家族はみんなドン引きするなど、衝撃的な時代だった。
「JUNE」の創刊が1978年らしいから、この頃はBLなどの始まりだったのかね?

音楽ネタ、アーティストネタばかりなので、興味のない人には意味不明な漫画であろう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-21 20:40:10] [修正:2010-09-21 20:40:10] [このレビューのURL]

10点 少女椿

高得点をつけてはいますが、この漫画、常識人の自覚がある人には決して勧められない。
グーグル検索もしない事をお奨めします。
エロ・グロ・畸形・児童虐待、あらゆるタブーが含まれた漫画です。
にも関わらず、耽美派文学作品のような読後感は異常。

ちなみに1992年にはアニメが作成されています。
J・A・シーザーが音楽やってたりします。
当然ながらTV放映などできません。それどころか児童ポルノ、猥褻物関係で上映禁止までくらっています。もったいない話です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-09-20 22:30:43] [修正:2010-09-20 22:30:43] [このレビューのURL]

以前、みのり書房からホラー漫画が一杯て出ました。
この黒田みのるの漫画も沢山あった。
小学生の頃に古本屋で買いあさっては色々読んだ。
背景やmobキャラなどは結構いい加減だったけど、大概は女の子が主役で少女漫画風の美人。

この漫画といえばエクソシスト。当時はあまり気にしていなかったけど、エクソシストと言いつつ、やってるのは悪魔祓いではなくむしろ除霊。
手を構えてかざすと悪霊どもが苦しんで離れていきます。
(この辺で勘の良い人は気づくと思いますが)

そんな漫画も忘れた頃、新聞で黒田みのる氏の名前を見かけました。
漫画家としてではなく「ス光光波世界神団」の教祖として。
ペンダントにエネルギー込めて信者に高額で販売とかやってました(笑)
朝日だった筈だが今思うと何でそんな記事が載ってたのか不思議。

死後の世界の物語を描いたりと、ホラーというより心霊漫画でしたが、
真光系宗教の宣伝漫画だった訳ですね。

まぁでも普通にフィクションとして読んでいれば面白いです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-20 17:00:46] [修正:2010-09-20 17:00:46] [このレビューのURL]

アニメもありますがほとんど別物です。
人類と、高い知能を持った昆虫種族のギドロン、ギドロンが人類を改良して作り出したミクロイド達の戦い。後半は、世界中の昆虫が一斉に人類に襲いかかりパニック物として描かれています。

ヤンマの兄ジガーはギドロン側につき、ヤンマと行動を共にするアゲハはジガーの婚約者と、一筋縄ではすまない愛憎関係が成り立っています。

マナブの好きになった女の子がギドロンに摂り付かれ、マナブは彼女ごとギドロンを倒すのだけど、今の漫画だと大概死亡フラグが立つのは初めからどうでも良いキャラ扱いされていて、こんな悲惨な展開ってない。

手塚治虫という古典ですけど、今読んでもパニックSF物として面白いんじゃないかと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-20 15:39:42] [修正:2010-09-20 15:39:42] [このレビューのURL]

漫画として面白い事に異論はないけど、自分の中では名作という程の印象はない。
管理人さん、五代君に魅力を感じないからかな。
結局、管理人さんは美人だから、五代さんは頼りなくて放っておけないから・・・という理由だけで惹かれあって最後まで行っちゃった気がする。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-20 14:51:52] [修正:2010-09-20 14:51:52] [このレビューのURL]

幕末と竜馬について一番わかりやすい漫画ではないだろうか。
一部フィクションも入ってはいるが、時代背景としてうまく活かされている。
登場人物が皆、実際の写真に似せて描いてあるのも面白い。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-20 14:32:41] [修正:2010-09-20 14:32:41] [このレビューのURL]

2点 ONE PIECE

序盤の数巻でギブアップしたけど、今までにどこかで読んだような話ばかりで、何が面白いのかわからなかった。
商業的に成功しているのは間違いないですが、だからと言って決して万人が受け入れる物ではないと思います。
世界最大のベストセラーは聖書ですが、人類が皆クリスチャンな訳ではありません。
その辺の強要はご勘弁願いたい。

ナイスレビュー: 4

[投稿:2010-09-20 14:17:06] [修正:2010-09-20 14:17:06] [このレビューのURL]