「そのばしのぎ」さんのページ
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ネット上には漫画にしろ映画や音楽にしろ、色々な素人レビューが溢れかえってます。
そんな中で読んで面白いなと思っていたのが映画「シベリア超特急」やエド・ウッド作品のレビュー。
Z級とも言われるこれらの映画。映画の内容は本当にお粗末なのですが、書かれたレビューを読んでいると、レビュアーも監督も観客も本当に映画が好きなんだなという気持ちが伝わってくる。映画に対する愛があります。
作品の好き嫌いだけ書くのであればチラシの裏でいい。
どこの誰かもわからない他人の好みに興味は持てません。
評論家気取りで上から目線というのも、勘違いしているようで非常に恥ずかしい。
物を語るのに無知を披露するのもおかしな話。
常日頃、反省はしているのですが、気が向いた時に勢いに任せて書いてたりします。
点数は適当につけています。点数評価は不要な気もします。

10点 ペイネ・愛の本
ドローイングで描かれた一コママンガのペーパーブック四冊を収録した物。
甘ったるいです。一コママンガなのに、下手なラブストーリーよりよっぽど甘ったるいです。昔のフランスのバカップルです。でもとても洒落ている。
ペイネはマンガ家としてより、イラストレーター、画家としての仕事が多いため、ドローイングのみのこの本は中々貴重。谷内六郎、やなせたかし、みつはしちかこ・・・この辺は皆ペイネの影響を受けているが、その源流となっているのがよくわかる。
ただ、ひとつ注文がある。各章の冒頭に詩人串田孫一氏が解説を寄せている。
これが自分の事をつらつら書いていて邪魔すぎる。気持ち悪い。
ハリーポッターシリーズのあとがきでも訳者が自分の成功譚を自慢げに語っていて、何か勘違いしている印象を受けたが、訳者が前面に出てどうする。
まして大半が見るだけで理解できる一コママンガだ。余計な解説なんて蛇足としか言いようがない。
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[投稿:2010-10-03 11:37:42] [修正:2010-10-03 11:46:11] [このレビューのURL]
6点 えむえむっ!
ラノベのコミカライズとは思えないテンポの良さ、成功例のひとつだと思う。
原作で読むと、主人公のマゾ発動時の無意味なセリフが鬱陶しくて仕方がない。1、2回読めば充分で、あとは略して欲しい。
この辺のセリフは読まなくても差し支えない内容だが、文字ベースであると読まざるを得ない状況になる。
原作の8巻あたりで人間関係に大きく変化が出てくるが、そこに至るまで太郎さんのセリフを読み続けるのはかなりつらい。
これがマンガという表現になるとセリフと絵による描写に分かれるため、スルーしていてもほとんど気にならない。
むしろマンガの方がよい出来ではないかと思う。問題は月刊誌ペースなので進行が遅い事。終わらないのではないか?
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[投稿:2010-10-03 05:13:33] [修正:2010-10-03 05:13:33] [このレビューのURL]
6点 ハウスジャックナナちゃん
筒井康隆×赤塚不二夫という夢の競演。
原作は七瀬シリーズの「家族八景」。人の心を読む超能力を持つ七瀬が、住み込みのお手伝いさんとして、あちこちの家庭を訪れ、家族の持つ問題とつきあたる話。
元々、ひみつのアッコちゃんという少女漫画も描いていた赤塚不二夫ではあるが、基本3頭身なのでこのナナちゃんのように長身の美人キャラというのは非常にレア。
脇役はみな普通のギャグマンガキャラだが違和感はない。
ついでにバカボンのパパがエキストラで出てきたりもするが、あの七瀬もタジタジである。
ギャグマンガ調でありながら、話はシリアスなので、かなり異色の作品となっている。こういう物もいいんじゃないだろうか。
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[投稿:2010-10-03 04:40:16] [修正:2010-10-03 04:40:16] [このレビューのURL]
6点 I”s <アイズ>
思春期の逆走しがちな恋愛感情は非常によく表現できていると思う。
しかし、一貴って高校生にしてはあまりにも無気力すぎやしないだろうか。
終わりの方はほぼニート化しているし、主人公が反感持たれるのも納得いく。
電影少女にしても、他の作者の類似のラブストーリーを読んでも
大概自分の進路について真面目に考えているし。
あえて駄目人間を主人公に持ってきた方が読者層が広がると見たのかもしれないが。
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[投稿:2010-10-02 01:28:20] [修正:2010-10-02 01:28:20] [このレビューのURL]
2点 ハチミツとクローバー
ごめんなさい、褒めるべき点が見つからず途中で挫折しました。
自分も美大でしたが、この漫画には全然リアリティを感じず、
キャラクターに感情移入もできませんでした。
この辺の評価の違いは性別からくる物か年齢の違いなのか。
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[投稿:2010-10-02 01:09:07] [修正:2010-10-02 01:09:07] [このレビューのURL]
5点 ねこぢるうどん
子供の持つ感受性でもって残虐性まで表現してしまう漫画家。
表現は直接的なのでガロ系の漫画の中でも一般に受け入れられやすい部類ではあるが、残酷な表現や差別表現と取られる部分も多いので、己の倫理観を重視する人にはお奨めできない。
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[投稿:2010-10-02 00:47:41] [修正:2010-10-02 00:47:41] [このレビューのURL]