「そのばしのぎ」さんのページ
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ネット上には漫画にしろ映画や音楽にしろ、色々な素人レビューが溢れかえってます。
そんな中で読んで面白いなと思っていたのが映画「シベリア超特急」やエド・ウッド作品のレビュー。
Z級とも言われるこれらの映画。映画の内容は本当にお粗末なのですが、書かれたレビューを読んでいると、レビュアーも監督も観客も本当に映画が好きなんだなという気持ちが伝わってくる。映画に対する愛があります。
作品の好き嫌いだけ書くのであればチラシの裏でいい。
どこの誰かもわからない他人の好みに興味は持てません。
評論家気取りで上から目線というのも、勘違いしているようで非常に恥ずかしい。
物を語るのに無知を披露するのもおかしな話。
常日頃、反省はしているのですが、気が向いた時に勢いに任せて書いてたりします。
点数は適当につけています。点数評価は不要な気もします。

6点 アイリスZero
殺人など事件の起きないミステリ形式学園SF。
主人公以外の人間は全て特殊な目を持っており、嘘を見抜く、危険を察知するといった特殊な能力をそれぞれひとつ持っている。
そんなルールの上で、学園内で起きる出来事・謎を解決していく。
描き手によってはすぐインフレ化してしまう設定だが、
地道に展開しており、読ませる作品となっている。
1巻巻末にてオイロケ・ゼロを宣言しており、正統派の漫画として頑張っているのではなかろうか。
アイデアがどこまで続くのか楽しみである。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-07 13:08:41] [修正:2010-11-07 13:09:39] [このレビューのURL]
1点 ドロヘドロ
ごめんなさい。絵柄は非常に独創的で良いのですが、
話の上では読み続けたくなる要素を全く感じませんでした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-06 20:05:11] [修正:2010-11-06 20:05:11] [このレビューのURL]
2点 イキガミ
架空法律を作らずとも病気で余命宣告されている人はいくらでもいる。
命の尊厳を語るにはあまりにも安っぽく、薄っぺらいヒューマニズムで挑戦すべきテーマではない。
どこかのドラマから引っ張ってきたようなシチュエーションばかりで、リアリティが全然感じられない。
作者は友人や恋人、家族などを失った事があるのだろうか?
他の要素がからんでいたらエンターティメントとしても成り立っただろうが、直球勝負する以上、そういった批判は避けられない作品。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-01 05:51:17] [修正:2010-11-06 19:58:42] [このレビューのURL]
3点 涼宮ハルヒちゃんの憂鬱
セールス的にはツガノガクの描く本編よりこちらの方が売れてるのでしたっけ。
ただ中身的には二次創作同人の域を出てないし・・・。
他のスピンオフも合わせて、角川も必死だなぁという印象が。
原作がちゃんと発表されて、漫画本編がもう少し上手い人なら完全にスルーされてるのではないでしょうか。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-04 21:39:40] [修正:2010-11-04 21:39:40] [このレビューのURL]
2点 イビツ
岡田和人の同名漫画(あちらはひらがなタイトル)とほぼ同時に出た為、読んでしまった。
都市伝説がらみのオカルト話かと思ったけど、精神に異常をきたした少女の猟奇殺人の話だった。
しかし、ホラーやミステリ的な意味で怖い訳でなく、単純にスプラッタ。気持ちは悪いけど怖くはない。
ハナから異常に見える人間よりも、一見普通に見えて異常な人間の方が怖いのではないだろうか。
スプラッタに耐性なければ衝撃的なのかもしれないが。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-04 21:22:41] [修正:2010-11-04 21:22:41] [このレビューのURL]
2点 モテキ
モテ期、草食系という言葉が出てくるが、漫画のテーマからは、ずれている気がする。
主人公のコンプレックス克服という観点から読むには、あまりにもその原因など土台が希薄。
ハーレム物の漫画は多いけど、シチュエーションは同じでありながら何かが違う。
男性心理が表現できる女性作家がそれほど希少とも思えないので、「女性作家の描いた男性視点」というレッテル貼りはしたくない。描けないのか、女性読者を対象にしたため、描く気がなかったのだろう。
女性誌向けの内容をイブニングで連載したから異色さが際立ったと思える。
読者層の性別分布には興味がある所。
個人的な感想だが、主人公は異性の知人とセックスする事しか考えていないし、行動原理もなくただ周りに流されるだけ。惚れる理由を要約すると「つき合えそうだから」ぐらいに見える。
何より登場する女性に何ら魅力を感じない。人生で重要視される願望は人それぞれだが、この漫画には恋愛こそ人生という人しか出てこない。彼女どころか友人としても欲しくない。
そういった意味では、ぶっとんだ人ではあるが仕事に人生かけてきた漫画家の先生に一番リアリティを感じた。
共感できないというより、行動や思考パターンが相容れないのでイライラして読むのが辛い。一巻でこれはキツいと思ったが、レビューのために読んでみたが最後まで同じ調子だった。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-10-16 16:31:18] [修正:2010-11-04 20:58:42] [このレビューのURL]
6点 とらドラ!
漫画→アニメ→原作の順に既読。
アニメなり原作なり見てみようという位の気にはなる。
ただ今後、物語の前半・後半で展開ががらっと変わってくると思うので、現時点では評価をつけづらい。かけ足気味なストーリー展開だが、果たして完結までたどり着けるだろうか?
漫画でも現実でも結構珍しい存在ではないかと思うが、
掃除・食事など家事の好きな竜児というキャラクター、
現代ではなかなか理想的な存在ではないかと思う。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-09-15 17:15:25] [修正:2010-11-04 20:54:08] [このレビューのURL]
6点 ルサンチマン
現実サイドの主人公像が格好悪いを通り越して、汚い・下品・高齢と救いようがなく、ギャグ漫画ならともかくストーリー物としては通常はありえない人物。絵だけ見ると敬遠してしまう。
どんな漫画でも通常は、いくらダメ人間やもてない人物として描かれても、読者目線ではそれなりに格好よく描かれている物だ。
一見すると、こんなキモいおっさんの話なんて読みたくねーよ、というのが人情。
そしてストーリー自体もSF小説や映画などではありがちな設定。
しかしながら読んでみると、この前述の意外性のあるキャラクターが活きてきて、他には類を見ない個性的なSF作品となっている。
ラストはとても打ち切りとは思えないほど、うまいオチをつけている。
描ききれなかった部分も若干感じるが、全4巻、物足りない位でちょうど良かったのではないだろうか。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-02 22:12:27] [修正:2010-11-02 22:12:27] [このレビューのURL]
「銀河鉄道の夜」と言えば宮沢賢治の有名な童話のひとつであるが、
実際には途中の原稿が紛失されており、完全な形では現存していない。
また、何度も推敲を重ねて書かれており、初期形と最終稿では、
展開が異なっている。
初期稿では物語の最後にこのブルカニロ博士なる人物が登場し、
夢の四次元鉄道について講釈をたれる。
ゆえになぜジョバンニが銀河鉄道に乗り込む羽目になったのか
理屈としてわかりやすくなっているのだが、賢治はこれを蛇足としたのだろう。
最終稿ではばっさり削って読者の想像にゆだねたのだと思う。
本来は最終稿だけ読めば良い物なのだが、敢えてこのアウトテイクまで漫画化してしまった所にますむら氏のマニアぶりが伺える。
音楽でもそうだが、異なるテイクを聴き比べる事により、作品のできる過程を感じ取る事ができる。マニアの楽しみなので公的には不要な物ではあるが、こういうお遊びは嫌いではない。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-01 21:34:30] [修正:2010-11-01 21:34:30] [このレビューのURL]
5点 寄生獣
レビュー評価は高めだし、ヒストリエの作者だし、と期待して読んで割には、肩透かしを食らった印象が拭えない。
漫画として悪くはないが、ストーリーもクリーチャーデザインも
合格ラインを平均的にクリアした感じ。
食物連鎖にしろミギーとの友情にしろ、中途半端な描写に終わってる。
超能力やスーパーマン化する設定などは必要だったろうか?
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-10-31 17:12:31] [修正:2010-10-31 17:12:31] [このレビューのURL]