「blackbird」さんのページ

総レビュー数: 185レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年03月31日

この作者は人によって好き嫌いがとってもはっきりしています。
特にここ数年の作品は、女性の自立を強くうたっていて、その説教臭さがたまらなく嫌と感じさせてしまう。

この作品も、まさに説教臭さバリバリ。嫌いな人は本当に一度読んだだけでだめ!と手を放す。逆に好きな人はバイブルのように何度も涙を流す。

「スポコン少女マンガ」時代から、作者の漫画を愛読してきましたが、この主人公の有&田中君にはイライラしましたね。
有がうじうじしているのは、まあ真面目に地味に生きてきた女の子として、分からないではなかったんですが、結局田中が最後の結論を出した時には「たなかぁぁぁ!!!!」と放り出したくなりました。

5点は・・・母の美津子の生き方、考え方がかっこ良かったからです。

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[投稿:2011-04-07 16:43:14] [修正:2011-04-07 16:43:14] [このレビューのURL]

最初は本屋さんのゆったりした空気感が楽しめていいかなと思いましたが、読み進めると、だんだん飽きてしまいました。

もう少し本のエピソードとか、何か起伏が欲しかったかな。
でもそうするとこの雰囲気が壊れてしまうのだろうか。

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[投稿:2011-04-06 23:59:42] [修正:2011-04-06 23:59:42] [このレビューのURL]

よつば最強!!

そして、周りの大人も最高!

こんなにゆったりと長く続くのに、ずっとひと夏の話。
それでも引き込まれる。
まだずっとこの夏が続いてほしいなあと思ってしまう。

疲れた時に手に取ってほしい。
丁寧に描きこまれた一コマ一コマに、ほっとします。

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[投稿:2011-04-06 23:56:27] [修正:2011-04-06 23:56:27] [このレビューのURL]

少女マンガだけど、文科系スポコン漫画。
でも、絵がきれいなので、暑苦しさはない。

競技かるたの世界を世に知らしめ、
丸覚えするしかなかったような百人一首の歌の意味を教えてくれて、
もっとかるたの世界を知りたいと思わせる作品。

確かに恋愛は少ないかもしれませんが、そこはそれ、「しのぶれど・・・」のような太一の思いがどうなるか、楽しみにしています。

原田先生、須藤さん、名人、クイーン、女帝など、これまた魅力的で濃いキャラが厚みを持たせています。
コミカルな部分と、セリフもなくぐっと読み手を引き込む場面、
その塩梅や構成がとっても上手くて、掴まれます。

「敗北感」の描写力は圧巻です。

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[投稿:2011-03-31 00:38:47] [修正:2011-04-06 01:06:48] [このレビューのURL]

日常の中で当たり前に作る食事。

余り物や計画だてて無駄なく、栄養のバランスのとれた食事を作る事がどんなに面倒で難しいことか。
筧氏のように、誘惑に負けずに、安い素材で美味しいものが作れるって羨ましい! 
そして、家に帰ってきた絶妙なタイミングで夕飯ができているなんて、パートナーも幸せですね。

クールな弁護士、筧氏が、たまたまスイカを分けたい!!と同じ事で悩んでいたおばさんと「食べ物シェア」仲間になっちゃうところが面白い。

ところどころにゲイの話がちょこっと挟まれるが気にならない。へえ?そう思うんだ、と思う程度。

お腹がすいている時には読めません・・・

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[投稿:2011-04-06 00:20:35] [修正:2011-04-06 01:04:22] [このレビューのURL]

ストーリーがあるような、無いような、
落ちがあるような、無いような、とにかく不思議な漫画。

子供だけで暮らす二人を、下町のご老人たちが見守り、
「我も我も」と関わりたがったり、触れて元気になったりする姿がほほえましい。

かといって、二人が大人に完全に気を許している訳ではなく、
警戒している姿も面白い毒。

最後、一足飛びの展開だったのは何故なんでしょうかね。

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[投稿:2011-03-31 22:46:32] [修正:2011-04-06 01:04:01] [このレビューのURL]

本当によしながさんは美味しいものを食べるのが好きなんだなあという事が伝わります。

食べ物の絵もとても上手(食べ物漫画では薀蓄よりも重要!)。
表現もストレート。

「にくづきに旨いと書いてあぶらと読む」
「オヤジは誰でも心の中にマイすし屋を持っている」
といった表現が面白い。

気に入った男の子に、自分のお気に入りの店をけなされて、怒りで別れてしまう。
それでも「気に入った店をけなされるのは耐えられない、我が人生に一遍の悔いなし!!」と言い切るよしながさんに10点差し上げたい!
まさに食いしん坊の気持ちを表しています。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-04-06 00:10:10] [修正:2011-04-06 00:10:10] [このレビューのURL]

バレエの技術的なこと、指導法、勉強との両立、女の世界の嫉妬やねたみ、
そして、エリートとして周りの期待を背負って歩む者の孤独など、
今までのバレエ漫画とは一線を画す作品。

同じ山岸先生の昔のバレエ漫画、「アラベスク」とは、まったく違います。

また子供に対する衝撃的な描写があったり、
いじめなどの、中学生位が当たり前に接する問題を描いたり、
さすが山岸先生、そう突っ込んできますか!と、驚きを隠せませんでした。

日本でバレエのプロを目指すことの現実がぎっしり詰まっていて、
涙なくしては読めません。

特に伝説となっている10巻は、わかっていても何度も泣きます。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2011-03-31 00:56:37] [修正:2011-04-04 23:48:26] [このレビューのURL]

97年連載開始で、まだ終わっていないのは、作者が病気になったから連載が不定期になったからということらしい。

それにしても、不愛想にもほどがあるだろうという上司・柘植。
どこにでもいそうなOL・沙耶。
周りからすると不思議な組み合わせのこのカップル中心に、いろいろな恋愛話が進むが、面白く読めたのは前半。
後半になると、このまま結婚はさせない、というような、ただ引き伸ばされているだけと感じるだれた展開。

最終的にどうまとめるかで、また点数は変わるのかもしれないが、それよりまず終わるのかどうかが不安。

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[投稿:2011-04-04 23:35:21] [修正:2011-04-04 23:35:21] [このレビューのURL]

独特な絵ですね。
ちょっととっつきにくかったけど、京都の老舗和菓子屋の話だったので読んだところ、また京都の、何とも言えない独特な言い回しや習慣を勉強させていただきました。そして、やっぱり自分は京都には住めない!!と改めて思うのでした。

三姉妹それぞれのコンプレックスや憧れ、嫉妬などがうまく描かれている。みんな違うキャラなのですが、どの子にもそれぞれ魅かれる。

そして、その三姉妹の成長過程に多大なる影響を与えた母(女将)の力・キャラが強烈!

老舗の跡継ぎを決めていくのって、大変なんでしょうね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-03 23:12:45] [修正:2011-04-03 23:12:45] [このレビューのURL]