「columbo87」さんのページ

総レビュー数: 284レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年04月28日

連載時期としてはリバース後にあたる、オリジンを書き直した作品。なるほどそれでリバースのが先に邦訳されたのか。
長期シリーズだけに設定を変えつつのオリジンは3度目ということで、アメコミの特殊性が伺えるところ。
人物の関係性を描くのが非常に巧みな作品であると感じた。アビン・サーとシネストロ、そしてハルの師弟関係、恐怖を克服し、与えられた力をいかに使うのかを解くシネストロの姿は驚き。というか普通にいいやつじゃねーの、反発しながらも認め合っていく仲というのは実に少年漫画的。
ハル・ジョーダンという人間についても、母や兄弟に対する責任、父の仇と怒りの対象にしていたフェリス親子との決着の仲で成長していく様が清清しく描かれており、彼の魅力を引き出していると感じた。
ブラッケストナイトに繋がる伏線やいまだによくわからないキャラのヘクター・ハモンドとの因縁を残しつつ三部作映画の一作目のような感じで完結するシリーズ。非常に読みやすく、邦訳グリーンランタンを初めて読むならこれが一番であろう。

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[投稿:2011-09-09 12:10:35] [修正:2011-09-09 12:10:35] [このレビューのURL]

グリーンランタンに関しては全くの予備知識無しで読んだ。かつて最高のグリーンランタンと呼ばれ、暗黒面に堕ち、いまでは復讐の精霊と恐怖の化身との間に解け合い不安定な存在となっているハル・ジョーダン。彼の復活と再生を描いたエピソードである。
復活にいたるまでの背景、膨大な設定を知らないまま読むと、はっきりいって大筋をつかむので精一杯である。人物相関などは附属の解説を読めば把握できるようになっている。

今作は、これまで購入したアメコミの中で最も少年漫画的展開、バトルを楽しめる作品であった。特に過去の仲間達が揃って宣誓を行う場面は何度読んでも痺れる。
読んでいて思ったのはなんとなくスターウォーズみたいだなーという所。色々な宇宙人を集めた警察機構、故郷を滅ぼされ、(黒幕のたくらみによって)暗黒面に堕ちてしまう主人公など、映像化されたときにその辺りの既視感からパチモンとして倦厭されるのではないかなどと思わされる。
 それはともかくとしてグリーンランタン:リバースは堕ちた英雄の復活のカタルシスを味わえる作品である。贖罪と再生への物語であり、他の邦訳コミックスにない戦闘中心のストーリー展開や映画作品のようにダイナミックな構成が見事な傑作であるということは、間違いがない。

しかし、やはりオリジンからパララックスへ堕ちる課程を観ないと最高のカタルシスは得られないのだろうと思わせられる。なぜこれを一番最初の邦訳にしたのだろうか?

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[投稿:2011-09-02 20:58:21] [修正:2011-09-02 20:58:21] [このレビューのURL]

ライダーと漫画を同時に冒涜した汚物

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[投稿:2011-08-23 16:37:20] [修正:2011-08-23 16:38:05] [このレビューのURL]

最近読み返した。当時はエログロが受け付けなかったが衝撃的ではあった。

管理社会の怖さとか、人間の尊厳とか恐ろしさ、結構色々描こうとしている、どれも案外素直な描き方で好感が持てるが、このテーマならもっとエグくしても良いのではないか。ユートピアの話もありがちでは?
大体が生理的心理的なものとして個人レベルで問題描写を完結しているのは少しもったいないように感じる。まぁ作者の人間性か。

ラストも駆け足で終わったが、世界観などが個人的に好みなのでまぁ良し。

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[投稿:2011-08-23 13:48:07] [修正:2011-08-23 13:48:07] [このレビューのURL]

歴史活劇として非常に完成度の高い名作。
善悪どちらともつかない人物描写には好感が持てますし、物語の重厚で、それでいて偶に驚くような裏切りのある部分が魅力的である。
ヴァイキングらと海賊兼傭兵とかしていたときが結構すきだったので、奴隷になった今どういう風にカタルシスをくれるのかなーというところ。プラネテスの時みたいに過度に精神的な面にいってしまうのだろうか、まぁこの話にはそれに見合うバックボーンがあるので許容できますが。

クヌートの劇的な変化の描写はちょっと微妙、これから悪役にされそうな雰囲気ですな。狂王としては描いてほしくないところだがどうなるか。

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[投稿:2011-08-23 13:32:47] [修正:2011-08-23 13:32:47] [このレビューのURL]

これを読んで思い出すのはヒカルの碁でしょう。
音楽を好きにさせてくれる妖精に見初められ、魔法のヴァイオリンを与えられた主人公。
その中で知り合った音楽特待生みてーなやつらとドキッ!!恋愛あり!!
魔法のおかげで練習とかあんましないけどすげーみとめられる!音楽が好きになっちゃった!
妖精「音楽好きになったならもう用は無いから、じゃあね」
主人公「えっ、いまから本番・・・」
観客「なにあれ、あいつ下手すぎwww」
そんなことされたら音楽嫌いなるわボケ!!!という漫画

でもこのあとは自分の努力でどんどんうまくなっていくんだろうなーとか思うとつまらないのでこれ以降よまない。


追記:読み終えたけどあんまうまくなってなかったわ

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[投稿:2011-07-23 23:25:56] [修正:2011-08-23 13:09:06] [このレビューのURL]

漫画自体は特に面白くは無いのですが、この漫画が強烈に印象に残っているのは最終回の素晴らしさ。

リアルタイムで連載を追ってきた中で最も笑える打ち切られ方(次点で孔雀王か)、先月号までなんだったんだよ!と大爆笑、回想形式で大真面目(に当時は見えた)に語る衝撃の事実などは一見の価値あり。

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[投稿:2011-08-23 13:04:57] [修正:2011-08-23 13:04:57] [このレビューのURL]

岸本斉史の弟・・・といわれたくない漫画。

この漫画では弟が兄より強く
NARUTOでは兄の方が弟より強い
そんな感じが楽しい漫画。

盛り上がってきたところでどう見ても打ち切りな終わり方をしたのは
ガンガンの路線変更の犠牲になったのだ・・・と邪推してます

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[投稿:2011-08-23 12:59:53] [修正:2011-08-23 12:59:53] [このレビューのURL]

5点 YAIBA

結構冒険活劇としては展開が熱く、アレが剣道かどうかはおいといて楽しく読める漫画。剣の特殊能力とか設定が話が進むごとに大分変わった漫画という印象、荒いところもあるがまぁ良作。

自分はヤイバが「かぐやに地球をのっとられるくらいなら地球ごと破壊してやる!」という選択をガチで行ったところで最低なやつだと思ったので(龍神に至ってはかぐやが地球を守るため犠牲になることを予想していたという外道っぷり)評価はこんなもん、というか全体的にあいつ嫌いだわ。

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[投稿:2011-08-23 12:56:03] [修正:2011-08-23 12:56:03] [このレビューのURL]

連載時に思っていたより話が長くなったので途中で読まなくなっていましたが、最近読み終えました。だいたい想像通りの良い終わりかたをしてくれたので満足。
当時はシリアス展開で急にはさまれるギャグが度を越えているという批判が結構ありました。
作風として楽しめるかどうかで評価が分かれるのでしょうが、ギャグがないとこれはだいぶ暗すぎる話になってしまうのではないかしら。


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[投稿:2011-08-23 12:50:37] [修正:2011-08-23 12:50:37] [このレビューのURL]