「a6a6」さんのページ

総レビュー数: 160レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年09月19日

8点 DEATH NOTE

頭脳戦にありがちな「○○をすればどうか?」→失敗→「なら△△でどうだ」っていうループが無いのは良かったと思ってたけど、第二部では見事にそれをやってくれた。
第一部で終わっとけばとは思わないけど、どうせ二部始めたんだったらもう少しオチを考えて欲しかった。
ただこういう壮大なスケールの物語をきっちり纏めた例はかなり希有なのでそこは評価。
ストーリーはともかく、月やLだけでなく松田とか夜神総一郎とか脇役もかなり魅力のあるキャラが揃ってて良い。
説教とか作者の正義観の押し付けが殆ど無いのも個人的には○。

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[投稿:2006-11-15 18:00:43] [修正:2006-11-15 18:00:43] [このレビューのURL]

8点 幕張

ここまで笑った漫画はそうそうない。
パロディの人っていうイメージを持たれてるけど、木多漫画の真骨頂は下ネタギャグにあると思う。
個人的にあの最終回は好きじゃない。狙いすぎかと。

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[投稿:2006-11-11 18:29:18] [修正:2006-11-11 18:29:18] [このレビューのURL]

8点 BLAME!

雰囲気漫画。
俺は未来の世界とかそういうの大好きなのでこの漫画は合ったけど、
他の人も言うとおり万人に薦められる漫画ではないし、
名作といって祭るようなものでもないと思う。
この漫画の魅力は建造物にあると思ってる俺には、戦闘シーンは退屈極まりなかった。
やってることはループしてるので、もう少しストーリーを捻れたような気がしなくもない。
デザインセンスや世界観の作り方の上手さは申し分無いのだが、画力があともうちょっと高ければなあ。

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[投稿:2006-11-07 20:33:31] [修正:2006-11-07 20:33:31] [このレビューのURL]

かずはじめは本当に悪くて同情できない悪役を描くのが魅力なんだよね。
その特長を上手に使ったのがこの漫画で、淡々としてながらもかなり面白い。
で、そういう悪い人を主人公に置いた梧桐とか風天とかラックスティーラーは好きじゃない。なんでこうなったんだろう。

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[投稿:2006-09-26 19:05:20] [修正:2006-09-26 19:05:20] [このレビューのURL]

秋重学の漫画は川崎原作と金城原作のものが出来がよさ気。
バンドとか学校生活を切り取って一冊に収めた感じで、明確な目的とか起承転結は無い。
周りの性生活の乱れっぷりに全く付いていけていない主人公の悩みが作品を通しての見所?
絵や話や会話表現に特筆して優れるところは無いが、余韻があってなんとなく心に残る。
ダメな所は真面目な話を描くと、どうも無駄に重く見えてしまうとこ。
この漫画掲載時期がバラバラなんだけど、途中のをいきなり見た人は話を理解できたのだろうか?

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[投稿:2008-05-06 21:36:48] [修正:2010-02-26 14:53:46] [このレビューのURL]

個々の話の作り方はうまい。最初の数話・三巻おまけ漫画・リーゼントの話が好き。
ただし全体で見るとテーマを前に出しすぎていてやや鼻につく。
愛の大切さを分からせるような話が足りなかったかも。その分を説教で補ってたような感じ。
また二巻のハチもただ傍若無人なのではなく、なかなかいいことを言っていたのにも関わらず(周りのキャラが言う通り少々無理していたのは明らかであるが)結果的にタナベの主張に完全に取り込まれてしまったようであり残念さが残った。
また、4巻のおいちゃんや連合国のくだりは必要だったのだろうか?
最後にフィーの見せ所を用意し、現実の厳しさを伝える面はあったと思うが、全体から浮いている感じは否めないし、また単純に話が胸糞悪すぎる。
そういうとこもあるけど、モノローグの書き方や構成はうまく、読んだあとに色々残るような感じはした。

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[投稿:2008-08-03 00:25:38] [修正:2010-02-26 14:27:48] [このレビューのURL]

この漫画の大きな特徴は、家族一人一人が独特の世界観を持っていることにあると思う。
クレしんやちびまるこなんかは似たもの同士の集まりという感じだが、この漫画の登場人物は違った個性を持ってて、全員がそれぞれのボケとツッコミをするところが良い。
そしてギャグに徹したり、学園ネタや恋愛ネタやただ物思いにふけたり愚痴をこぼすだけの回など様々な範囲に及ぶ引き出しの広さも評価できる。
母がまあ一番目立っているが、母のキャラに頼りすぎない点からもこれらの良い所が読み取れる。
アニメ版はギャグ中心といった感じだがまた違った魅力があって好き。

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[投稿:2009-06-05 20:28:22] [修正:2009-06-05 20:28:22] [このレビューのURL]

ここ数年の「なんでもない日常を描いた漫画」の氾濫にはウンザリしてきていたのでこの漫画も最初はあまりいい印象を抱いていなかった。
が、十話辺りからこなれたのか、宗教をネタにしたものも含めギャグにキレが増してきてしっかりしたギャグ漫画として面白くなってきた。
メインキャラは二人のみで、どちらも濃くないキャラといえる(そこがヒットの理由でもあるのだが)ので、今後どうやってネタを出していくかは課題になりそう。

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[投稿:2009-02-22 22:24:02] [修正:2009-02-22 22:24:02] [このレビューのURL]

7点 MONSTER

(短い部分での)話の演出とか構成は凄く丁寧だし面白かった。
後半に風呂敷を広げてきてちょっと雑になった感じはあったがそれでも勢いで一気に読めた。
ただ結局何がしたかったのかがよく分からなかった。
人の命が平等でありえるか、というテーマは作品初期と末期でしか取り上げられてないし、
中盤で話がブレすぎたような感じもある。
あと緊張感が無い。
すぐ話をぶった切るし、キャラは死亡フラグをきっちり立ててから死ぬし、
何よりヨハンに関する掘り下げが何も無かったのが厳しい。
ヨハンに限らず、ダニエルといい赤ん坊といい、この漫画の悪役はとことんキャラが薄い。
主人公サイドのキャラクターはあんなに良く描けてるのに。(ニナは微妙だったが)
終わり方はかなり微妙だった。

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[投稿:2008-06-09 23:26:55] [修正:2008-06-09 23:26:55] [このレビューのURL]

7点 Palepoli

普通の4コマでもたまに見かける、
『面白いかどうかは別にして、無意味に凝りまくったネタ』
を全力でやった感じの作品。
レベルEとかの深い設定に惹き付けられた人は楽しめると思う。

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[投稿:2007-05-31 00:05:34] [修正:2007-05-31 00:05:34] [このレビューのURL]