「Seal」さんのページ

総レビュー数: 207レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年12月17日

おそらくMASTERキートンの原型となった作品だと思うが、こちらもなかなか良い。
基本的に一話完結で読みやすい。
MASTERキートンを未読の方はこちらを先に読むといいかもしれません。

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[投稿:2008-10-16 20:18:35] [修正:2008-10-16 20:18:35] [このレビューのURL]

久々に本棚の奥から引っ張り出して見た。
やっぱり面白い。
浦沢漫画の中では一番好き。
人物設定が面白いし、ストーリーも比較的分かり易い。
独特の淡々とした味があるが、時には淡白に感じることも。

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[投稿:2008-10-16 20:13:50] [修正:2008-10-16 20:13:50] [このレビューのURL]

格闘漫画はこの作品抜きには語れないだろう。
殴られた痛みが紙面からぐいぐい伝わってくる作画は迫力満天。
だが物語の展開は意外性に乏しく想像の範囲を超えなかった。
異端かもしれないが自分は2部の最凶死刑囚編の方が意外性があるという面では好きだ。

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[投稿:2008-10-12 19:03:44] [修正:2008-10-12 19:03:44] [このレビューのURL]

5点 ねじ式

この漫画の評価は難しい。
が、一つ言えるのは間違い無くこの作者は一種の天才だということ。
表題作「ねじ式」の不条理さは自分の理解と想像を超えていた。
読んでいるとまるで他人夢の中に入り込んだような錯覚に陥る。
10点か5点かで迷ったが、理解しきれないものは語れないので「可も無く不可も無く」という評価にさせていただく。
そもそも理解しようとするのが間違っているのかも。
読んでみて面白いかは保証できないが、漫画好きなら一度は読んでみて欲しい作品である。

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[投稿:2008-10-12 17:33:55] [修正:2008-10-12 17:33:55] [このレビューのURL]

自分の中では久々のヒット。
プロット、構成共にほぼパーフェクト。
10巻全88話で物語を完結させることが初めから計算されていたように見えた。
そう思わされるほどに無駄なエピソードが無く、全ての会話や回想に意味があった。

物語の軸になっているのは二人のクライマーの絆。
そこにヒロインが絡んでの恋愛要素も加わるのだけど、自分としてはザイルパートナーの絆、男同士の友情の方に読み応えを感じた。
ヒロインの心情には正直共感し難かったが、女性が描く女性像だし女ってああいうものなんだと思う。

作画も、登攀中の目も眩むような高度感や山の怖さ、美しさを丁寧に表現してあったと思う。
皆が皆酸素ボンベ無しで8000m峰に挑む超人揃いなのはどうかと思うが、実際無酸素登山じゃないと山を征服した事にならないって考えの登山家は多いと聞く。
山好きな自分としてはずっと手元に置いておきたい漫画だ。

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[投稿:2008-10-12 17:26:35] [修正:2008-10-12 17:26:35] [このレビューのURL]

なんだかんだで面白いから読み続けてるけどさすがに飽き始めている。
しかしこれだけ長い期間ネタに詰まらず書き続けている事に敬意を表して+1点。

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[投稿:2008-10-10 18:04:03] [修正:2008-10-10 18:04:03] [このレビューのURL]

相変わらず絵に力があって魅せてくれる。
でもストーリーにはあまり惹き付けられない。
やはりこの時代を舞台にした漫画は多いし、登場人物がどういう運命をたどるかがわかってしまっているのが少々痛い。
ただ、この作者は歴史的事実に自分なりのフィクションを付け足して単なる歴史物にはしていないのはさすがだと思う。
古田織部にスポットを当てるという試みは斬新だし、よく調べてあると思う。
新たな角度から戦国後期を見れるという点ではおもしろい。

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[投稿:2008-10-10 17:56:47] [修正:2008-10-10 17:56:47] [このレビューのURL]

他のレビューサイト等で「きれいなカイジ」と呼ばれている理由がわかりました(笑)。
賭博覇王伝というタイトルだが、通常思う浮かぶようなギャンブルは無く、頭の回転の速さや状況判断を要求される試練に主人公が挑んでいく。
さすが福本漫画だけあって、主人公の前に現れる数々の試練、問題は洗練されていて読み応えがある。
カイジよりストーリー全体のテンポはいいが、謎解きで少々冗長気味ななる箇所がある。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-10-06 18:53:44] [修正:2008-10-06 18:53:44] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

設定や結末など、エヴァンゲリオンに影響を受けているのは間違いないでしょう。
主な登場人物は中学生くらいの子供達だが、残酷な描写や性的な描写をタブー無く描いている点は他の作品とは一線を画している。
しかしこの作品のような所謂「セカイ系」ってやつはどうしてどれも似たような結末を迎えるのでしょうか?エヴァしかり最終兵器彼女しかり。
読んでいる時はそれなりに惹き付けられていたが、自分にとっては読後にさして心に残るものは無かった漫画でした。

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[投稿:2008-10-06 18:37:50] [修正:2008-10-06 18:37:50] [このレビューのURL]

今まで読んだことが無かった作品だが、このサイトでの評判がいいので借りて読んでみた。
が、この漫画は日常を描いたエッセイのような形式なので一気に読む作品ではありませんでした。
神戸に住む大学生の主人公の約3年間の日々を描いているが、一話一話なかなか読ませてくれるエッセイだ。
平穏な日常だけでなく、震災の思い出や、大切な人の死等のエピソードを描くことで全体として起伏ができている。その時々の人物の内面描写がリアルで素晴らしい。
絵はパッと見は弱々しいなって思ったけど、ベタもトーンも使わず町並みや人物をあそこまで描いているんだから作者の画力は高いと思う。人物の書き分けもしっかりできている。

最初にも書いたが一気読みするには退屈な作品だと思う。
でもたまに本棚から取り出して読んだりする分にはオススメです。読めば読むほど味が出てくるだろう。
当方大阪在住ですが神戸で遊んだことは無いので、今度時間がある時に買い物がてら神戸を歩いてみたい。そんな気分にさせてくれた漫画です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-09-29 19:05:47] [修正:2008-09-29 19:05:47] [このレビューのURL]