「かずー」さんのページ
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趣味は漫画にゲーム、スポーツをすることです。
子供と趣味が一緒なので、いつも一緒に遊んでます。
レビューは好きな作品中心なので、少し甘めになると思います。

6点 イリヤッド 入矢堂見聞録
・アトランティス大陸
・ムー大陸
・ギリシャ神話
・西洋考古学
これらに興味のある方なら必見でしょう。
私はそれらのカテゴリに興味がなかったので、話の内容が非常に難しく
感じられ、残念ながら眠くなる作品でした。
ただ何度も読めば理解が深まり、面白いんだろうなあ・・・。
と感じられる、真面目な展開で良作マンガと感じられました。
上記カテゴリに通じてる方の評価を是非ともお聞きしたいです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-06-15 10:31:44] [修正:2010-06-15 10:49:24] [このレビューのURL]
8点 サンクチュアリ
熱くそして真剣に考えさせられる秀逸マンガ。
ジャンルとしては政治&ヤクザ。その世界を奥深くエグっている。
絶対に読んで後悔はしないと思うが、ヒューマンドラマが嫌いな人や
暴力的描写が苦手な方、重く熱いテーマが嫌いな方には合わないです。
作者の池上遼一は私は大好きだが、本サイトではあまり人気がないのか
レビューが非常に少ないのが残念。
秀作揃いの作家なのでこの作品はもちろん、他の池上作品も是非とも
読んでもらいたいと思っております。
お奨めです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-05-18 12:49:30] [修正:2010-05-18 12:49:30] [このレビューのURL]
10点 へうげもの
後世に残る名作。迷わずそういう評価を与えたいほどの傑作です。
まだ連載中なので 「候補」 と付けたほうが良いのかもしれませんが。(笑)
しかし、まさか古田織部を主人公に据えた戦国物語を創作するとは・・・。
その切り口、独特のタッチで描かれた数々の戦国武将、史実を織り交ぜた
独自の歴史観・背景、非常に 「人間臭い」 心理描写、「ほうけた」 人物の
ユーモア溢れる行動・・・。
もうグイグイと 「へうげもの」 ワールドに引き込まれてしまいます。
歴史(戦国)に興味がある人もそうでない人も
芸術(文化)に興味がある人もそうでない人も
全ての人にお勧めしたい作品です。
これからの連載も大注目。
「名作」 の評価に恥じない展開を期待しています。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-05-17 11:17:03] [修正:2010-05-17 11:17:59] [このレビューのURL]
9点 ブラック・ジャック
巨匠・手塚作品の中でも火の鳥、陽だまりの樹と並ぶ面白さ。
子供のころ夢中になり、おっさんとなった今読んでも面白いと感じる。
こういった作品を名作と呼ぶのだと思う。
基本1話完結ながら、ブラックジャックの出生秘話や、膨大な報酬を何に
使うのか?、といった疑問ソースが入れてあり、全巻通しても骨太感がある。
キャラクタの創世も見事。
生と死の倫理観をキッチリと取り上げ、安楽死を請け負うキリコという
キャラを登場させたり、何と言っても名コンビ?ピノコの登場のさせ方
なんて、誰があのようなストーリーを作り出すことが出来るのか!
さすがはマンガの神様と称される手塚治虫氏渾身の作品である。
いくら年月が経とうとも色あせることのない名作であると感じます。
文庫版でも買って子供にも読ませよう、という気持ちになりました。(笑)
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-05-11 12:56:08] [修正:2010-05-11 13:14:14] [このレビューのURL]
10点 寄生獣
いやー、面白いですね。
SF好きにはたまらないです。
レビュー点数が高かったのと、岩明均氏の七夕の国が面白かったので
本作品を読んでみたのですが、ビックリしました。
表紙とか見ると、私のようなホラー嫌いには手を絶対に出さない作品
なのですが、決してホラーは前面にでていない。
しっかりと練り込まれたストーリーと、夢中になれる展開の上手さには
ただただ脱帽する限り。非常に優秀な作家さんだと感じます。
個人的にホラー嫌いなので、少しグロい描写にマイナス1点。
でもそんなに嫌悪感はありません。
<後記>
読み直したが、初めて読んだときよりも面白さを感じ、そして感動した。
いやはや全く素晴らしい作品だなあ・・・。
前回のレビューで 「グロ描写」 にマイナス1点をしたが、今回取り消し。
全く気にならない。
改めて名作中の名作と評価し直します。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-02-03 11:19:42] [修正:2010-05-11 13:07:54] [このレビューのURL]
8点 20世紀少年
いや素直に面白いでしょう。
伏線広げすぎて回収できてないとか、ドラマ仕立てであっちこっちに
話が飛んで分かりにくいだとか、つかみは上手いのに尻すぼみだとか。
確かにその通りだとは思いますが・・・。(苦笑)
個人的にはそれが 「浦沢ワールド」 だと思って楽しんでいます。
特にこの20世紀少年は、何度何度も読んでその良さが分かるスルメ作品。
1・2度読んだだけでは、頭がこんがらがったまま消化不良になるのでは?
ただ映画化はどうかと思う。
あの難しいストーリーを映画で見ただけでは真価は分からないと思うが・・・。
キャスティングも非常によいし、映画も 「スルメ」 のジャンルかな?
まあ私が浦沢ワールドが好きなだけかも知れない。
何度も読んで 「ハッ」 となる作品が好きなだけかも知れない。
とにもかくにも私には面白いマンガです。
そう言う意味では、同氏のミステリーものが合わない人は本作も絶対に合わないと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-05-06 16:32:18] [修正:2010-05-06 16:32:18] [このレビューのURL]
5点 はじめの一歩
ボクシング漫画としてのクオリティは間違いなく高いし画力も秀逸。
キャラの立て方、ドラマ性の創作など、随所に作者の力量の高さを感じます。
ただねえ・・・。
これだけ引き延ばされるとやはりダレる。
当初の伏線であった 「宮田戦」 「マルチネス戦」 なんて、90巻を超えた現在でも、
遙か彼方先であると感じてしまう。200巻くらい目指してるの?
ピークは鷹村の世界初挑戦(vsホーク)まで。
以降は本当にダレた展開です。
ただ読んで素直に面白いと感じるのは、作者の優秀さゆえか。
あと前半が秀逸とはいえ、ボクシングに関わるエピソードや技術的見解は、
ほとんどが守村大氏の 「あいしてる」 からの転用かと思われる描写。
他デンプシーロールやフリッカーなどの描写も他作品からの転用を疑わせる。
あまりにも露骨で、よく文句がでなかったものだと思う。
個人的には、「失笑」 レベルを超えてやや怒りを感じてしまう。
読んで損はないし面白いと思うが、露骨な引き延ばし展開や、前半に見られる
他作品からの転用を疑わせる内容に、減点をさせていただいた。
点数的には 「だれる部分もあるが、ところどころ楽しめる作品」 という
評価レベルに準じ5点にさせていただくが、先述の減点材料を考慮すると
もっともっと下の点数を付けたいほど、問題点を抱えた作品です。
惜しい作品だと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-04-09 11:06:24] [修正:2010-04-09 11:37:19] [このレビューのURL]
9点 編集王
熱い。とにかく熱い漫画。
最初はウザく感じるかもしれないが、すぐに夢中になること間違いなし。
主人公カンパチに感情移入するのはもちろんですが、いわゆる 「テーマ主人公」 の
描き方・扱い方が非常に上手く、そちらにも強烈に惹かれてしまう。
完全に悪役キャラで憎々しかった人物が、あれよあれよ格好良く見えてきた。
そんな状況がとても心地よく感じていきます。
さすがに土田世紀氏、人間味溢れるキャラを描かせたら天下一品。
いわゆる漫画編集部内部の問題点を取り上げた作品で、本当にあったような
現実感を感じる、笑いあり涙ありの良質ヒューマンドラマです。
人生山あり谷ありを心から体感できますよ。(笑)
自信を持ってお奨めできる秀作だと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-04-09 09:43:09] [修正:2010-04-09 11:15:57] [このレビューのURL]
9点 暁星記
久々に凄いSF漫画に出会った。映画アバターも真っ青かな?
遠い未来、人が住めるようになった 「金星=暁星」 における原始社会での
いわゆる生存競争を描くだけの漫画だと思っていたら・・・。
まあそれだけでも面白いと思ったのですが。
いやはや驚きました。
非常に深いストーリーに綿密に練られた伏線と回収。
作者の豊かな想像力に感服します。
ラストも良くできています。
しっかりと伏線を回収した部分と、読者に判断を委ねた部分のバランスが絶妙。
画はクセがあり微妙ですが、下手ではないので問題ないと感じます。
何度でも楽しめそうな、見事な秀作と評価。
お奨めです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-04-01 17:14:20] [修正:2010-04-02 08:35:21] [このレビューのURL]
7点 生存〜Life〜
サスペンス&ヒューマンドラマ。
ドキドキ夢中になれる良作だと思います。
かわぐち作品を読み漁っていたところに本作を見つけ、原作が福本伸行となって
いてビックリ。こういったコラボが存在することを、恥ずかしながら知らなかった。
非常に豪華ですねえ。
ストーリーは、3巻完結ながら前半と後半にキッチリ分かれています。
犯人捜索と、時効に向けた立件=時間との戦い。どちらも非常に面白い。
短い話しの中にギッシリ中身が詰まっており、読み応えたっぷりです。
お奨めです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-03-17 17:26:35] [修正:2010-03-17 17:27:26] [このレビューのURL]