「かずー」さんのページ

総レビュー数: 66レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月28日

 
面白くて一気に駆け抜ける。
そして続きが読みたくなる。そんなマンガ。 

特異なキャラや、度肝を抜く展開で一気に読者を引きつける手法は
新井氏の得意とするところだと思うが、本作品も例外ではなく序盤で
過激にヒートし、一瞬にして 「キーチ!ワールド」 に引き込まれる。

全般通して 「こんな子供たちなんて存在する訳ねえ!」 と突っ込みたく
なるものの、作品のテーマが非常に大きいこと(社会への批判・挑戦)や、
主役(キーチ)を最初に 「スーパーマン」 として認識されられていること
から、嫌悪感はほとんど感じない。

新井作品の中では 「シュガー」 と並ぶ面白さだと思う。

続編の 「キーチVS」 にも期待!
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-17 16:46:52] [修正:2010-02-17 16:47:32] [このレビューのURL]

 
子供の時読んで夢中になり、大人になって読んでも面白かった作品。

大地震などの災害に注意して、対策を考えている方は必ずハマります。
またキャンプやアウトドア、釣りなどに興味がある人もハマると思います。

特に前半の無人島編は、いわゆる 「文明人」 の少年が、サバイバル生活を
行って、人間として成長していく様が非常に面白い。

自分がそのような状況に置かれたらどうしただろう、罠や武器は自分で
作れるだろうか、イワナや熊の肉、旨そうだけど、調味料なしで食えるか、
など、自分に置き換えてのめり込んでしまいます。

無人島を脱出し、少しずつ人との接触が増えていく過程で、サバイバル的な
「無中度=面白度」 は下がっていきますが、それでも人の極限状態での心理
状態などがよく描写されており、アウトドア的サバイバル生活編とは違った
面白さがあると思います。

かなり昔の作品なので古くさい部分もありますが、全般を通して
1970年代の作品とは感じない、力強く夢中になれる作品です。

お奨めです。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-16 19:59:22] [修正:2010-02-16 20:02:00] [このレビューのURL]

 
やはり何度読んでもラオウの昇天までですね。

そのラオウ昇天までも伏線と回収に無理がある点は散見されるが、
以降はちょっと酷いなあ。ドラゴンボールのようなギャグ要素が
ないだけに、ちょっと嫌悪感が残る。

全体的な評価は素直に楽しめる良作、というのが妥当に思えます。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-16 19:31:07] [修正:2010-02-16 19:31:07] [このレビューのURL]

6点 MONSTER

 
面白いし夢中になれる作品には間違いない。

ただ伏線張りすぎで、途中話の相関関係が分からなくなったり、ちょっと
頭がこんがらがったりする。かなり気合いを入れて読まないと・・・。

また張りすぎた伏線を回収できたか疑問が残るし、ラストが少し拍子抜けの
ような気がする。最終的にラスボス(敵)の伏線の張り方に疑問が残った。
だから拍子抜けするのかなあ、と感じました。

良くも悪くも浦沢ワールド全開。
アンチ浦沢以外は読んで損のない作品です。
 

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-02-16 19:16:46] [修正:2010-02-16 19:16:46] [このレビューのURL]

 
とにかく面白い。
クセのある画はすぐに慣れると思います。

金融という世界、特に裏側を良く掘り下げていますので、自分の現実世界に
役立つ情報も満載。決して社会は甘くないんだよ、と認識させてくれます。

確かにそんなことあるか、解決策が甘いよ、と突っ込める部分はあるのですが、
キチンと法律の裏付け(抜け道?)を提示しているので、現実的にあり得る
という感覚を得ることが出来ます。

思いっきりクセのある画 (というより 「下手」 な画です) を敬遠せずに、
一度は読んでみられることをお奨めします。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-15 10:07:31] [修正:2010-02-15 10:07:31] [このレビューのURL]

 
ほんとにイラつく主人公ですね。(苦笑)
クセのある画がイラつきに拍車をかけています。

ただストーリーは秀逸だと思います。
よく取材していると思うし、医療現場の現実を垣間見た気になれる。

この内容はほんとなのか、大げさに捉えているの?、それとも本当・・・?

日本の医療世界に興味が出てくること間違いない。
そう言う意味では素晴らしい漫画だと思う。

画と主人公のキャラを受け入れられれば、かなり夢中になれる漫画だと思います。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-15 09:58:15] [修正:2010-02-15 09:58:15] [このレビューのURL]

 
読むほどにのめり込んでいくいく作品。
大いにお奨めしたい。

基本的に 「愛」 をテーマにしており、主役の父親の物語から始まり、主役
である鉄太(ケンタ)のSEXあり、単純な喧嘩あり、抗争ありの、純粋な
ヒューマンドラマである。

途中からボクシング編となりバイク編へと、その内容は大きく変貌していく。
但し基本テーマはやはり 「愛」。そこは不変。

特にボクシング編はかなり本格的で、「はじめの一歩」 も、この漫画を参考に
したのではないかと思われる描写がたくさん出てくる。

極論で 「はじめの一歩」 の序盤は、この 「あいしてる」 をパクったもの、
と断言する人もいるくらいである。

最近、マンガ喫茶等でも見かけることが少なくなった作品ではあるが、
是非とも見かけたら読んで欲しい作品である。

「あつい! つよい! まもる!」
このフレーズがクセになること間違いない!
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-10 19:53:33] [修正:2010-02-15 09:50:10] [このレビューのURL]

どなたかもレビューされていますが、前半はそれなりに感情移入
出来るものの、後半はもうウザイだけ。私的にはイラつきました。

現実になぞらえた熱い展開は理解できるものの、表現が極端すぎて
逆に現実感を感じられず、わざとらしさが鼻につきました。

向かう方向性も不明確で結局何を訴えたかったのか?
後半の彼女が犯される展開は、どういう意味があるのか?復讐??
全体的に宮本の人間的成長を描いている、というのは分かるが、
どうにも非現実的すぎて、納得できないストーリー構成だった。

画的にもちょっと汚くて好みではない。

同じ熱い漫画なら、花沢健吾氏の方が面白い。個人的には。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-03 12:13:35] [修正:2010-02-15 09:30:35] [このレビューのURL]

 
本格的ボクシング漫画であり恋愛物語。

専門的な技術論、スピード感、ドラマ性、どれをとっても一級品の出来で、
人気のあるボクシング漫画と比べても引けをとらないばかりか、こちらの
方が素晴らしいとも言えると感じる。

基本的にはヒューマンドラマ要素が強く、本格的ボクシング展開と同時に
微笑ましくもあり、じれったくもあり、時に切なくもある、引き込まれる
ラブストーリーも展開されている。

ヒューマンドラマが好きな方にはお奨め。

本格的なボクシング漫画を所望される方にもお奨めできる秀作だと思います。
 

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-10 20:03:15] [修正:2010-02-10 20:03:15] [このレビューのURL]

 
政治に興味を持つには最適な漫画。

魑魅魍魎とした部分、政治家として辛い部分などを、素晴らしく上手に
エンターテーメント化していると思う。

確かに偏った部分や極論などが展開されるが、そんなに気にならない。

現状の日本(ちょっと前の時代かな)が抱える問題を、真正面からテーマ
として取り上げており、楽しめる上に勉強にもなるという、一石二鳥の
作品だと評価する。

まず深く考えずに一気に読んで、そのあと内容を理解しながら読み直す。
それが苦もなく楽しくできる面白さがこの漫画にはあると思います。

お奨めです。
 

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-02-10 19:38:25] [修正:2010-02-10 19:38:25] [このレビューのURL]