「そのばしのぎ」さんのページ

総レビュー数: 194レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月04日

ブラックですね。
復讐ならまだしも、由紀子さんに言い寄ってきただけの男を「お前に由紀子は渡さない」という理由で呪いをかけたり、どんだけ根暗な奴なんだと(笑)

やどかり一家なども、押し付けられた酔っ払いのおじさんの事を考えると、「そんな解決方法でいいのか?」と疑問に思った。

初期の遊戯王はこの路線でしたね。

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[投稿:2010-09-15 20:59:36] [修正:2010-09-27 10:23:07] [このレビューのURL]

この時代まで、正義は正義らしく、悪は悪らしく描かれていた。
その概念をくつがえしたという意味で功績は大きい。
ただこれ以降あまりにも多くの作品でその構図が世襲されており、そういった新鮮味を感じる事はできないと思われる。

ジンメンや魔女狩りは名シーンだと思う。
ただ、永井豪はデビルマンを引きずりすぎ。
真デビルマンのような番外エピソードは良かったけど、バイオレンスジャックやデビルマンレディとリンクするのは蛇足に思える。

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[投稿:2010-09-25 02:54:37] [修正:2010-09-25 02:54:37] [このレビューのURL]

展開がほとんど「あしながおじさん」の部分もあるが、名作である。
ただこの作品の場合、内容よりも版権問題によって辿ってきた歴史があまりに悲しい。
どんなに内容が良くても、どんなに話題になろうとも、いや、ヒット作だったから故に、歴史から消された漫画。
できれば円満な解決が望まれる。

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[投稿:2010-09-24 23:38:06] [修正:2010-09-24 23:38:06] [このレビューのURL]

円谷プロ&梅図かずおの世界の奇妙な融合。
ウルトラマンの話ではあるけれど、どれもまるで梅図氏のホラー短編漫画のような錯覚を覚える。
バルタン星人などのお馴染みの怪獣も出てくるのだが、どこか妖怪や化け物のよう。

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[投稿:2010-09-15 18:58:09] [修正:2010-09-23 22:35:35] [このレビューのURL]

6点 火の鳥

ライフワークとはいえ、共通のテーマが流れている訳でもない。
火の鳥が出てくる必要があったのか?と思える編も多い。
羽衣編などは初掲載時の台詞を全部書き直して、全く違う話になってしまっていたり、それに続く望郷編なども迷走してしまっている。
個々の編で読むと面白い話もあるのだが、組曲的な総合評価はできない。

ただ、手塚治虫の漫画家生活を語るに欠かせない漫画ではある。

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[投稿:2010-09-23 16:44:15] [修正:2010-09-23 16:44:15] [このレビューのURL]

6点 童夢

「真っ赤なトマトになっちゃいな」というのは当時の仲間内で流行った名台詞でした。
現在では評価する事は難しいかもしれません。反対に言えば現在は少なからず影響を受けている漫画家が多いと思います。
手塚治虫が「大友克洋みたいな絵はかけるけど、諸星大二郎の絵は描けない」と引き合いに出すくらい、当時大友克洋のような絵を描ける漫画家は当時いなかった。
特に複雑なストーリーらしき物もなく、超能力を持つ少女と老人の闘い、ひたすら破壊される建築物が描かれているだけです。それだけで息を呑んだ物でした。
ただ漫画という表現が限りなく映像に近づいた作品です。

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[投稿:2010-09-21 23:52:44] [修正:2010-09-21 23:52:44] [このレビューのURL]

特に1980年代のニューウェーブな音楽シーンが反映された一冊。
坂本龍一、デヴィッド・シルヴィアン、デュランデュラン、カルチャークラブ、リッチー・ブラックモアなど実在のアーティストをネタにパロディ化。
デヴィッド・シルヴィアンもボーイ・ジョージも今はすっかりオジサン化してしまっているが。
ボーイ・ジョージが女装ファッションで颯爽と現れ、お茶の間歌番組では教授と忌野清志郎がキスシーンをPVで披露して家族はみんなドン引きするなど、衝撃的な時代だった。
「JUNE」の創刊が1978年らしいから、この頃はBLなどの始まりだったのかね?

音楽ネタ、アーティストネタばかりなので、興味のない人には意味不明な漫画であろう。

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[投稿:2010-09-21 20:40:10] [修正:2010-09-21 20:40:10] [このレビューのURL]

漫画として面白い事に異論はないけど、自分の中では名作という程の印象はない。
管理人さん、五代君に魅力を感じないからかな。
結局、管理人さんは美人だから、五代さんは頼りなくて放っておけないから・・・という理由だけで惹かれあって最後まで行っちゃった気がする。

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[投稿:2010-09-20 14:51:52] [修正:2010-09-20 14:51:52] [このレビューのURL]

映画ロボコップが1987年。あれはサイボーグなので、スタンス的には桑田次郎の8マン(ロボットではあるが、刑事東八郎の記憶が移植されている)の方が近いのかもしれない。

Kは純粋にロボットで身体は鋼鉄だが、背広にハンチングキャップと人間臭い。
人間の心を理解しようと詩を書いてみたり恥ずかしがったりする。
そして事件でもロボットであるが故にミスをおかしてしまう。

物語の本筋にマザーの正体の謎もからんで、面白かったのだが、
ラストは「世界を巻き込んだ姉弟喧嘩だったんかい」とツッコまざるを得なかった。

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[投稿:2010-09-20 13:18:49] [修正:2010-09-20 13:18:49] [このレビューのURL]

琉球編は自分もいまひとつ物足りなかったけど、
全体的に物語としては面白かった。

ただ、いるんですよね。史実と勘違いしちゃっている人。
無名に近かった武将を発掘したはいいけど、持ち上げすぎ。

信繁が長渕剛だったのには笑った。

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[投稿:2010-09-18 22:57:15] [修正:2010-09-18 22:57:15] [このレビューのURL]