「そのばしのぎ」さんのページ

総レビュー数: 194レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月04日

話自体はベタな展開かもしれないが、画も見やすく、何より裁判員制度に関して非常にわかりやすく説明されている。
読み応えはあるのでもう少し続けて欲しかったが、5巻で終了は残念。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-09-19 08:52:32] [修正:2010-09-19 08:52:32] [このレビューのURL]

先日、「学園黙示録 High School of the dead」を観て、このマンガの事を思い出した。
ある日特殊な雨が振り続け、雨にうたれた人間は人類とは異種の生命体ワーストマンとなり、周りの家族などの人間を襲う。
襲われた者もまたワーストマンとなり増殖し、また環境に適応して進化し、水生となったり羽が生えて飛行可能になったりして侵略していく。
幸い難を逃れた人達が集まり、主人公であるリーダーも次々世代交代しながら地球での生存をかけて戦っていくという話。

敵の設定は若干違えど、シチュエーションはそのまんまロメロのゾンビ映画。ちなみに「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の公開が1968年。
小室孝太郎氏は手塚治虫の弟子だったという事で絵柄もよく似ていたが、話の展開もいろいろ人間模様を盛り込んであり面白かった。

こういった漫画があったせいか、学園黙示録がゾンビ物と言っても、兵器のリアリティやお色気だけでは物足りなくなってしまう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-09-15 20:41:51] [修正:2010-09-15 20:41:51] [このレビューのURL]

23巻まで続いていますが展開がめまぐるしく、全然衰えないですね。
唯一残念だったのは、霧島の性格が変わりすぎなのか、ミキの妄想だったのか、と思わせるような設定。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-09-14 22:13:12] [修正:2010-09-14 22:13:12] [このレビューのURL]

初読の時はその展開にぐいぐいと引き付けられる。
でもあの結末に一度辿りついてしまうと、読み直す気は全くおきない。
気分的には読まなかった事になってしまっている。
「誰が犯人か」という話で引っ張られていただけで、登場人物の人間関係、
行動や心理描写などに魅力を一切感じなかったかもしれない。
ミステリ漫画ではないとするなら、逆に大失敗ではないだろうか。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-09-12 14:42:54] [修正:2010-09-12 14:42:54] [このレビューのURL]

タイムトラベル、超能力、ロボット工学、異次元生命体と、毎回毎回ありとあらゆるSFテーマをネタに展開するラブコメディ。古典SFへのオマージュがてんこ盛り。

こういう物を読んでしまうと、今の時代もSFラブコメって多いけど、何でみんなどれもこれも似たり寄ったりの内容ばかりなんだろうと不思議になってくる。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-09-06 21:26:12] [修正:2010-09-06 21:26:12] [このレビューのURL]

タイトルのとおり和田誠の映画評論「お楽しみはこれからだ」の漫画版パロディ。
こういったレビューサイトでもそうですが、作品を知らない人に見所を解説し、「面白そうだな、読んでみようかな」と思わせる文章を書くのは非常に難しい事です。
ただし、それは文章力・表現力の問題のみにとどまらず、漫画というメディアの特性による部分も大きいと思います。

実際にこの本で取り上げられている漫画で印象に残っている物は、リアルタイムで読んだ物か古典作品。
「あんみつ姫」などのような、手塚治虫以前の黎明期の漫画を引っ張り出される分には問題ありませんが、それ以降の微妙な漫画を持ち出されても読める機会がないんですね。
そういった意味で、みなもと太郎氏と同じ時代を生きた人間でないと共感できない部分は多いのではないだろうか?と思えます。
BS漫画夜話などは結構続いたのはチョイスが良いのか、時代の移り変わりのせいか。

実はこの本を読んで一番印象に残っていたのが吾妻ひでおの「やけくそ天使」を取り上げながらも思い切り脱線しまくっていたダニエル・キースの「アルジャーノンに花束を」の話題。
吾妻ひでおも漫画も関係ないじゃん、とツッコミたくなる。
漫画は時代と共に消えるけど、小説や映画の名作は残ると言う事でしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-09-21 01:13:08] [修正:2011-09-21 01:13:08] [このレビューのURL]

すみません。作者の作品は知名度の高い「みなみけ」も未読だったのですが、真っ白な背景、顔のアップのみで変化のない構図、そんな設定が必要だったのだろうか?と思えるストーリー展開。
おそらくそういった部分がこの作者の持ち味だとは思うのですが、
入り込めない人はとことん受け付けない漫画だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-09-19 23:19:45] [修正:2011-09-19 23:19:45] [このレビューのURL]

youtubeなどを見ていて思いだしたのだけど、色んなミュージシャンがカバーしているアニメ版のED曲、ちのはじめの「やつらの足音のバラード」
作詞は作者の園山俊二、作曲がムッシュかまやつ。
天地創造・人類創生がモチーフですが、なかなか味わいのある曲です。

ヒッピームーブメントの時代だったからか、そういった主題歌にしろ漫画にしろ、自然回帰といった色合いが強く出ています。
アメリカでもハンナ・バーベラのフリントストーンのアニメが1960年から放送されていますね。

余談ですがPHSが出た頃からずっと携帯の類を使い続けてきましたけど、今年の頭に解約しました。最初は便利だったんですけどね。夜の8時9時に職場から「急な仕事入ったからもう一度出勤してくれ」なんて連絡が入るようになり段々おかしい方向に進んでしまいました。
無けりゃ無いで何とかなる物です。

似たような話で、最近何かと話題が多いのがツイッター。昔からネットを使ってる人は決してツイッターなんてやりませんよね。よく炎上なんて騒ぎになってるけど、うかつに垂れ流せばトラブルになるのは最初からわかりきった事。
一見便利に思える技術が人間を束縛する結果になってしまう。
皮肉な物です。だからちょっとこんな世界に憧れるのかもしれない。

ギャートルズと言えばマンモスのお肉やサル酒。
漫画で見るとすごくおいしそうに見えるんですよね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-09-19 17:43:11] [修正:2011-09-19 17:43:11] [このレビューのURL]

まず前半。ラヴクラフト路線でしょうか。毎回異形の魔物の暗躍する読み切りとなっています。しかしながら、それまでの氏のショートショートと比べると、週刊ペースになったせいかキレが悪いです。

九段先生の登場でスラップスティック要素も加わり、肩の力が抜けて勢いがついた感じがします。結局内容は夢幻紳士番外編ですが。
八千華の転校して来た一日を何週にも渡って続けたり、同じ一日の出来事なのに毎週主人公が変わったりなど、この辺のセンスは高橋葉介氏ならでは。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-09-19 16:17:09] [修正:2011-09-19 16:17:09] [このレビューのURL]

なぜか原作2作目からで、登場人物の相関関係などが一切説明されておらず、訳がわかりません。
また、漫画のせいではありませんが、アリスとナルミの構図がGOSICKと類似しており「またか」という気が。

そして気にかかるのが、暴力団?やくざ?四代目との馴れ合いを余りにも安直に描いている部分。

推理と言うより・・・結局何がやりたいのでしょうね?この物語は。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-09-19 13:32:29] [修正:2011-09-19 13:32:29] [このレビューのURL]