「そのばしのぎ」さんのページ

総レビュー数: 194レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月04日

架空法律を作らずとも病気で余命宣告されている人はいくらでもいる。
命の尊厳を語るにはあまりにも安っぽく、薄っぺらいヒューマニズムで挑戦すべきテーマではない。
どこかのドラマから引っ張ってきたようなシチュエーションばかりで、リアリティが全然感じられない。
作者は友人や恋人、家族などを失った事があるのだろうか?

他の要素がからんでいたらエンターティメントとしても成り立っただろうが、直球勝負する以上、そういった批判は避けられない作品。

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[投稿:2010-11-01 05:51:17] [修正:2010-11-06 19:58:42] [このレビューのURL]

セールス的にはツガノガクの描く本編よりこちらの方が売れてるのでしたっけ。
ただ中身的には二次創作同人の域を出てないし・・・。
他のスピンオフも合わせて、角川も必死だなぁという印象が。
原作がちゃんと発表されて、漫画本編がもう少し上手い人なら完全にスルーされてるのではないでしょうか。

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[投稿:2010-11-04 21:39:40] [修正:2010-11-04 21:39:40] [このレビューのURL]

2点 イビツ

岡田和人の同名漫画(あちらはひらがなタイトル)とほぼ同時に出た為、読んでしまった。
都市伝説がらみのオカルト話かと思ったけど、精神に異常をきたした少女の猟奇殺人の話だった。
しかし、ホラーやミステリ的な意味で怖い訳でなく、単純にスプラッタ。気持ちは悪いけど怖くはない。

ハナから異常に見える人間よりも、一見普通に見えて異常な人間の方が怖いのではないだろうか。
スプラッタに耐性なければ衝撃的なのかもしれないが。

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[投稿:2010-11-04 21:22:41] [修正:2010-11-04 21:22:41] [このレビューのURL]

漫画→アニメ→原作の順に既読。
アニメなり原作なり見てみようという位の気にはなる。
ただ今後、物語の前半・後半で展開ががらっと変わってくると思うので、現時点では評価をつけづらい。かけ足気味なストーリー展開だが、果たして完結までたどり着けるだろうか?

漫画でも現実でも結構珍しい存在ではないかと思うが、
掃除・食事など家事の好きな竜児というキャラクター、
現代ではなかなか理想的な存在ではないかと思う。

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[投稿:2010-09-15 17:15:25] [修正:2010-11-04 20:54:08] [このレビューのURL]

現実サイドの主人公像が格好悪いを通り越して、汚い・下品・高齢と救いようがなく、ギャグ漫画ならともかくストーリー物としては通常はありえない人物。絵だけ見ると敬遠してしまう。
どんな漫画でも通常は、いくらダメ人間やもてない人物として描かれても、読者目線ではそれなりに格好よく描かれている物だ。
一見すると、こんなキモいおっさんの話なんて読みたくねーよ、というのが人情。

そしてストーリー自体もSF小説や映画などではありがちな設定。
しかしながら読んでみると、この前述の意外性のあるキャラクターが活きてきて、他には類を見ない個性的なSF作品となっている。

ラストはとても打ち切りとは思えないほど、うまいオチをつけている。
描ききれなかった部分も若干感じるが、全4巻、物足りない位でちょうど良かったのではないだろうか。

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[投稿:2010-11-02 22:12:27] [修正:2010-11-02 22:12:27] [このレビューのURL]

「銀河鉄道の夜」と言えば宮沢賢治の有名な童話のひとつであるが、
実際には途中の原稿が紛失されており、完全な形では現存していない。
また、何度も推敲を重ねて書かれており、初期形と最終稿では、
展開が異なっている。

初期稿では物語の最後にこのブルカニロ博士なる人物が登場し、
夢の四次元鉄道について講釈をたれる。
ゆえになぜジョバンニが銀河鉄道に乗り込む羽目になったのか
理屈としてわかりやすくなっているのだが、賢治はこれを蛇足としたのだろう。
最終稿ではばっさり削って読者の想像にゆだねたのだと思う。

本来は最終稿だけ読めば良い物なのだが、敢えてこのアウトテイクまで漫画化してしまった所にますむら氏のマニアぶりが伺える。

音楽でもそうだが、異なるテイクを聴き比べる事により、作品のできる過程を感じ取る事ができる。マニアの楽しみなので公的には不要な物ではあるが、こういうお遊びは嫌いではない。

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[投稿:2010-11-01 21:34:30] [修正:2010-11-01 21:34:30] [このレビューのURL]

5点 寄生獣

レビュー評価は高めだし、ヒストリエの作者だし、と期待して読んで割には、肩透かしを食らった印象が拭えない。
漫画として悪くはないが、ストーリーもクリーチャーデザインも
合格ラインを平均的にクリアした感じ。
食物連鎖にしろミギーとの友情にしろ、中途半端な描写に終わってる。
超能力やスーパーマン化する設定などは必要だったろうか?

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[投稿:2010-10-31 17:12:31] [修正:2010-10-31 17:12:31] [このレビューのURL]

序盤の展開が残酷すぎて読むのが辛い漫画です。
連載当時は痛々しすぎて読むのを止めてしまった。
お父さんが単身赴任から帰ってくると、家族がみんな壊れている。
家族の絆を再生しようと奮闘するお父さん、ただひたすら空回り。
見事に現代の家族や社会を象徴する内容となっている。

性描写・暴力描写がある以前に、精神的に来る内容なので、
無理して読む必要はないと思うけど、
機会があれば読んでみる価値はある漫画だと思う。

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[投稿:2010-10-31 08:10:40] [修正:2010-10-31 08:10:40] [このレビューのURL]

実際に妹がいると、まずタイトルで敬遠する漫画だと思うが、
アニメ化ついでに原作ともども読んでみたら意外と普通に読めた。

ただ、原作一巻分、漫画だとタイトルの台詞が出てくる2巻まで一気に読まないと、桐乃のオタクとしての半端なさ、行動の傍若無人ぶりは鬱陶しい事仕方ない。
もちろんそれがあるからこそ、このタイトルが活きるのだと思うが。
やはり単行本などである程度まとめ読みした方が良いと思う。

絵は何も原作通りでなくても構わないと思っているが、
この作者の描く女の子の顔がどれも犬などの動物顔に見えて仕方ない。
そこは少し残念。

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[投稿:2010-10-31 07:06:36] [修正:2010-10-31 07:06:36] [このレビューのURL]

同作者の3作品を続けて読んでみたのだが、一番読みやすい作品ではある。
ちさ×ポンのように「そんな都合の良い男いねーよ」という主人公ではないし、不幸に酔ったうざったいヒロインでもない。

ただ、主人公は既に「ご隠居様」と言うような性格じゃないし、
何で島津じゃだめなんだ?
ツッチーがイケメン?理想の男性像?
矢治が怒る理由、全然意味わからないし。
などなど、キャラクターの性格づけは結構いい加減な印象も受ける。

それに加えてまたここから新キャラ登場?
ちょっとグダグダ入ってる気がする。

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[投稿:2010-10-31 06:38:08] [修正:2010-10-31 06:38:08] [このレビューのURL]