「即身仏」さんのページ

総レビュー数: 106レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月22日

「無敵看板娘」の続きの漫画ではありますが、正直言って、辻とか権藤とか茅原先生といった、前作からのキャラクターを何故にレギュラーから外したのか理解に苦しむ作品だった記憶があります。それ位、この作品で初登場したレギュラーの魅力が前作のキャラクターの魅力に負けていたと感じたものです。正直な気持ち、残念な続編でした。

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[投稿:2011-01-29 19:03:14] [修正:2011-01-29 19:03:14] [このレビューのURL]

この漫画家の漫画らしく、本当にくだらない。くだらないんだけどギャグ漫画として悪くないものは有りそうな感じはする。ただ、話自体は下品な下ネタであり話し自体も全くオチていない。この漫画家がどういうものなのかという意味合い以外ではお金を出して買う意味は無いだろうと思われる。つまりそういう漫画です。

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[投稿:2011-01-29 18:56:03] [修正:2011-01-29 18:56:03] [このレビューのURL]

若杉氏最大のヒット作。上手く流れに乗って実写映画まで出来た漫画。

画力自体は「西原理恵子の人生画力勝負」の2巻で漫画家屈指の下手っぴさを見せた通り、はっきり言って下手です。ただ、ギャグ漫画は画力だけで決まるものでは無く、話の転がし方は上手かったし、そのくだらないギャグ(褒め言葉)も実に良かった。しかし、巻が進む毎にギャグの勢い・切れが悪くなっていたのも事実で、最後は何とか走り切ったと言う印象でした。

ギャグ漫画全体のレベルで見たら中より少し上の出来かな?とは思うけど、とにかく売り上げ的には綺麗な位、流れに乗れた漫画だったと思う。

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[投稿:2011-01-29 18:50:28] [修正:2011-01-29 18:50:28] [このレビューのURL]

7点 以下略

ネタはヒラコーの漫画らしく生半可なオタク知識ではこの漫画のペースに付いて行けない位に内容が濃過ぎます。作者の前の作品である「進め!!聖学電脳研究部」よりもディープです。

特にヤクザの子分を監禁してオタク漬けにする際にベルセルクの「触」だけを飛ばして読ませるというやり方はまさに「悪魔」であろう(笑)

もしこの漫画の描かれてある内容に100%付いていけるならその人は幸せでしょう。それ位、強烈な漫画であります。

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[投稿:2011-01-20 08:19:43] [修正:2011-01-20 08:19:43] [このレビューのURL]

道路事情により陸の孤島になり結果寂れた温泉街が舞台ですが、建て直しとか壮大なお話などは皆無でありこの漫画家特有のギャグや人情話が繰り広げられる、いわゆる従来通りの作者の漫画。人情話は変に生々しい所があるしギャグは妙に馬鹿馬鹿しくて楽しい。そういう小慣れた造りなので普通に面白い漫画です。

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[投稿:2011-01-20 08:03:04] [修正:2011-01-20 08:03:04] [このレビューのURL]

この漫画が掲載されているのはガチエロ漫画雑誌ではありますが、この漫画自体は言う程エロでは無し。寧ろ良質な漫画であったりします。

基本的には日常系の漫画で、とにかく元気というか図々しいけどもどこか憎めない主人公の綿貫真琴(まこちゃん)を中心に個性的な友達や強敵(とも(笑))・子供達を優しく見守る理解ある大人達や、穏やかな文調ながらツッコミが的確なナレーション等、作り込みに隙の無い漫画であります。

掲載紙がアレなのであまり名前が売れていない現状ではありますが、他の人にお勧めできる良心的な漫画だと思います。というかお勧めです。

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[投稿:2011-01-15 19:11:06] [修正:2011-01-15 19:11:06] [このレビューのURL]

画やストーリー設定は確かに荒い。荒いんだけどこの漫画に対する熱意というものが感じられるのは非常に好感が持てる。それが無かったら分不相応の漫画として酷評されてたと思う。
絶望感も確かにあるけど、「GANTZ」の現時点連載中のカタストロフィ編や「度胸星」の火星探査員スチュアートと高次元体・テセラックとの死闘、プレイステーション2のホラーゲーム「SIREN(サイレン)」の半端無い絶望感と比較してもちょっと足りなく感じる。しかし、作者の頑張り次第ではそれらに肩を並べられる作品になる可能性は充分あると思うので、これからに期待できる作品であると思う。

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[投稿:2011-01-01 11:40:32] [修正:2011-01-01 11:40:32] [このレビューのURL]

1巻の頃からと比べると色々な意味で上手くなってます。
ミステリとかの部分については、そんなに優れている訳では無くそこそこといった感じか。
この漫画の秀逸な所は、丸子商店街や嵐山家といった面々の日常描写にあると思いますが、よつばと!とはちょっと違うかな、とも。

ただ、自分が何より嫌だと思うのは主人公の嵐山歩鳥。悪意の無い善良な小人物というのは理解出来るんですが、物語をかき回して動かすキャラの宿命なのか正直ウザいです。特に嫌だと思ったのは、真田が歩鳥に惚れてしまうきっかけ(真田の勘違い)とか数学教師で堅物の担任・森秋に対する仕打ち(笑)とかです。 ウザいけどちょっとだけ憎めない歩鳥に眼を瞑れば、結構楽しい漫画である事は間違い無いと思う良作であると。

8点に修正。

[追記]
しかし、お話が進むにつれて歩鳥の駄目さ加減が加速度的に進んでるような気がする・・・。この子、丸子商店街が無くなったら絶対将来苦労しそうで不安すら感じます。

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[投稿:2010-09-22 08:29:39] [修正:2010-12-30 15:28:14] [このレビューのURL]

スポーツ漫画としての純度を高めた描き方をすれば、もしかしたら名作として「化けた」のかもしれないけれど、作者の趣味丸出し丸分かりの、変態教師による「エロ漫画同然のレイプ未遂」と安物の昼ドラ並の陳腐なお話でこの一連のお話で、この漫画家の存在を完全に見限りました。カイザーのキャラの濃さやスキージャンプの描き方の魅力自体、悪くなかっただけに非常にガッカリ。

簡単に言うと「一兎を追う者は二兎も得ず」を地で行ったガッカリ漫画といえる。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-12-11 22:15:29] [修正:2010-12-29 10:49:08] [このレビューのURL]

森薫。ただそれだけの理由で購入したこの漫画であるが、いやぁ、この人は本当に凄いですよね。この人に関しては奥村編集長にスカウトされて正解だったんでしょう。だって、作者の好きなように描かせてくれるんですから。

とにかく、布に縫い付けられている刺繍が恐ろしく綿密。勿論それだけじゃあ面白い訳が無い。登場人物達も綿密さと比例して活き活きしていて良い。この漫画も風俗とかキチンと描写しているのも良い。
2巻でアミルを返せ返さないといった「動」の描写も迫力があって良い。良い漫画なのである。

しかし、3巻はどうやらスミスの嫁になる?(仮定)人のお話になろうとは。見逃せないですね。

8点に修正。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-23 01:20:09] [修正:2010-12-11 22:39:01] [このレビューのURL]