「即身仏」さんのページ

総レビュー数: 106レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月22日

同じ女装モノの漫画だったら、志村貴子の「放浪息子」や金田一蓮十郎の「ニコイチ」の方が断然優れている。

とにかく、主人公が悪い意味で生々しい。感情移入出来ない位に。そこが致命的な漫画だと思う。更に画も同人誌かと思う位に荒い。ギャグ漫画ならともかく、ストーリー漫画でそういう描き方もどうかと。

本質的には、実力と言うより話題性のみで有名になった漫画だと認識しています。

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[投稿:2010-10-27 00:02:40] [修正:2010-10-29 08:28:08] [このレビューのURL]

青木杏という存在は父母という絶対的な存在によって荒んでしまった社会の中にある悪意の象徴そのものであり、その影響を受けながらも立ち直り前へ進む者や、平松かの子の様に無慈悲な現実に押し潰されて自分の殻に閉じこもってしまう、という哀れで情け容赦の無い描写はまさしく厳しい社会の縮図そのもの・または皮肉や警鐘と言う風にも思えた。

救いがあるとすれば井之上広海が現実に打ちのめされながらもそれを受け止めて青木杏の存在を認める描写にあると思うが、この作品の真の意味は甘ったれた環境に居続けると駄目になってしまう。目を覚まさないと平松かの子みたいになってしまうぞ!だから、己を磨き、慎め。という警告なんだと。

とにかく読後感においてはカタルシスを追求しないけれども、とにかく考えさせる為の劇薬みたいな漫画なんだと思う。こういう漫画も有りだな、と。

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[投稿:2010-10-27 00:27:34] [修正:2010-10-27 00:37:31] [このレビューのURL]

「農家の常識は社会の非常識」とはよく言ったもので、作者が農家出身から来る農業に対するリスペクトや現状の農業政策に対する不満等を軽く笑い飛ばしながら見れる良作。
これを読んで素直な気持ちで「お百姓さんって凄いなぁ」と思いました(笑)

何故に荒川弘が売れっ子漫画家なのか、この漫画を見れば良く判ると思う。

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[投稿:2010-10-24 00:53:38] [修正:2010-10-26 23:38:19] [このレビューのURL]

人間の愚かさ・業の深さを描いた作品。

特に心に残ったのは、時代に翻弄されて周りの人間を傷つけてしまったアドルフ・カウフマンと(強制とはいえ)カウフマンがカミルの父親を殺した事を知り復讐の為にカウフマンの妻と子供を殺害し、同じ事をしてしまったアドルフ・カミルの決闘で、人間の業の深さを表現していると読んでいて思った。しかし、カウフマンを殺したカミルがカウフマンに対して哀悼の意をつぶやいたように、本当はこんな筈じゃなかったというを理解していた。それを見てもほんの少し救われた感じがするのです。

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[投稿:2010-10-26 23:31:15] [修正:2010-10-26 23:31:15] [このレビューのURL]

原作者が元名ジョッキーらしく、レース中の騎手の心境や、お手馬に乗れない葛藤とかがなかなかリアルだったし競馬漫画としての完成度が高いが、原作者の憂さ晴らしの場面があったのは非常に余計。

その原作者も今は堕ちるとこまで堕ちてしまったのは非常に悲しい。

ただ純粋に評価すればこの点数です。

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[投稿:2010-10-26 20:37:28] [修正:2010-10-26 23:13:02] [このレビューのURL]

う?ん・・・。確かに面白い漫画なんですが、聖人を笑かしの対象にするのはやっぱり不謹慎ではありますね。自分にも最低限の信仰心があるという事なんだろうか・・・。それでも面白い漫画なんですよね・・・。実に評価に困る漫画であります(苦笑)

一応、純粋に面白い漫画だ、という事でこの評価に。

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[投稿:2010-09-23 02:22:58] [修正:2010-10-26 20:19:02] [このレビューのURL]

こちらも「聖☆お兄さん」と同じく神様を題材にした漫画ですが、仏教・キリスト教よりマイナーで、しかも神々が実に人間臭いギリシャ神話なのであんまし違和感とかは感じず。とりあえずちゃんとギリシャ神話とかの薀蓄とかはあるものの、そんなに深い感じはせず。今の所はこいつら馬鹿だな、と笑い飛ばしながら見れる流れですが、主人公の青年が爆弾を背負い込んだ状態なので、展開次第でどう転ぶか分からない。という面白さはあるが、絵柄のHさ以外は「聖☆お兄さん」のスケールダウン版といったところでしょうか。今後の展開次第。

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[投稿:2010-10-26 19:55:04] [修正:2010-10-26 19:55:04] [このレビューのURL]

2点 幕張

ギャグ自体はかなり笑える。いじり方が上手い・・・んだけど、天下の週刊少年ジャンプでの過激な身内の暴露ネタとかは正直やり過ぎだと思った。これだけ酷かったら打ち切られて当然。と言える位やりすぎた。ギャグで笑う話なのに近しい他人を卑下して貶めて笑いを取るというやり方は、漫画家として人間としてやってはいけない行為だと思う。

例え面白かろうとも、こういう作品は評価してはいけない。

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[投稿:2010-10-26 07:23:16] [修正:2010-10-26 07:23:16] [このレビューのURL]

0点 MAR

お手軽にそこら辺の漫画やアニメ・ゲームから表層だけをパクった漫画。これが連載された時の主人公を見て「FF7のクラウドだよね、これ」と思ったです。肝心の中身も読者の心を打つ代物でもありません。

前作の「烈火の炎」でもそうでしたが、この作者の漫画家としての引き出しの異常な少なさはどうかと思う。この人の存在が漫画家全体の平均点を下げてるとしか思えないです。

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[投稿:2010-10-24 00:25:00] [修正:2010-10-25 18:54:35] [このレビューのURL]

7点 咲-Saki-

生粋の麻雀漫画というより、キャラクター漫画と言った方がしっくり来る漫画。とにかくキャラクターが実に可愛く出来ていて、出てくる登場人物が結構個性的というかキャラが立ってるのは大きい。そして何より池田華菜が実にいい!

麻雀漫画としては物足りないけれど、それを補って余りある魅力のある漫画だと思います。ただ、ちょっと(それなりに健全ですが)エロさがあざとい感じなのはマイナスですが・・・。

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[投稿:2010-10-24 01:22:54] [修正:2010-10-24 01:22:54] [このレビューのURL]