「即身仏」さんのページ

総レビュー数: 106レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月22日

いくら小学生向けの漫画だからって、これは酷いな。とチラ見してて思ってた。何でもラッキーで勝利すると言う発想自体、考えがすれているというか甞めている。話自体もどこか捻くれている風な印象がありましたし、読んでいて作者のキャラクターや作品に対する愛情も希薄に感じました。

こんなのが子供向けなら、(古い話ですが)小学生向け雑誌に複数連載していたドラえもんやあさりちゃんに対する冒涜とも受け取れます。そう言えちゃう位、(全くではありませんが)ほとんどスカスカの漫画でした。

追記・スーパースターマンの扱いの酷さはどうかと思った。

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[投稿:2010-09-25 02:01:13] [修正:2010-12-11 22:35:38] [このレビューのURL]

画風も濃いわ凄惨な描写も多いわと、一見さんお断りの漫画ですが、描いてある内容自体は歴史やその時代にいた人物の描写に対して真摯な姿勢で描いているのは好感が持てる。が、前述した通り読むのが非常に重たい漫画であるのは否めない。そういう意味では惜しい漫画。

7点に修正。

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[投稿:2010-11-04 19:09:23] [修正:2010-12-11 22:27:44] [このレビューのURL]

「ORANGE」の成功に過信したとしか思えない位、無駄にハンデを背負いすぎた勿体無い漫画。

連載時に読んでいてフラストレーションの溜まっていく進み方だったし、
(ORANGEの時にも見られましたが)サッカーより野球の方がテレビ放送が多く世間一般に対する認知度の違いを風刺したの影響なのか、野球を必要以上に悪い印象を与える描写が野球好きの読者に喧嘩を売ってるんじゃないのか?とすら思った。
描きたい事を前作で描いた影響もあったかもしれませんが、連載初期の時点で多くの読者を敵に回してしまった事で、この漫画の失敗は決まっていたのかもしれないと思う。

厳しい評価ですが1点、で。

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[投稿:2010-11-19 23:29:09] [修正:2010-12-11 22:20:33] [このレビューのURL]

みつどもえ自体、存在は知ってたしたまに読んでみると面白いのは分かってたんですが、前作の「子供学級」の内容があまりにも酷かったという嫌な記憶がありましたので熱心には読みませんでしたが、アニメ化ということもあり全巻揃えて読んだ所、ギャグ漫画としてもなかなか造りが良く出来ていました。

ただ、最初の方(1巻途中・短期集中連載の頃)はまだ試行錯誤している感じもあって内容・画力共に非常に荒っぽいのですが、巻数が進むにつれてキャラクターが立ってきたのもあり、等加速的に面白くなっていくのが分かる様に、作者の努力の跡が感じられるのも相まって非常に好印象です。

ギャグ漫画は非常に辛いジャンルではありますが、まだまだ走り続けて欲しいと思わせてくれる良作だと思います。

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[投稿:2010-09-22 19:08:27] [修正:2010-12-08 23:59:11] [このレビューのURL]

剣が両刃の剣とか化獣等の攻撃方法(ビーム)がちょっと画一的・テンプレート化ながらも、キャラクターに関しては海賊スイートマドンナ等面々のキャラクター設定が実にしっかりと掘り下げて描写されていたのが印象的で、個人的なお気に入りのキャラクターは海賊クロウバードのキャプテン・グラフ。いっつもロバーツにおちょくられ、部下達にも何だか放っておけないと思われてる三枚目なキャラクターながらも、やる時はやるといった男らしさが良かった。

個人的には米原秀幸氏の作品の中では一番の作品だったと。

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[投稿:2010-10-20 23:32:23] [修正:2010-11-20 20:47:05] [このレビューのURL]

「釣りバカ日誌」や「深夜食堂」目当てにビッグコミックオリジナルを読んでいますが、この作品にも惹かれるものがあります。

実の所は有能で己の中に確固たる正義があるんだけれど性格的にかなりいい加減なおっさんである九頭元人が実に面白いし、周りの人物、果てはそのお話だけに出てくる人物達が騙されやすかったり擦れていたり欲深く反省していなかったり純真だったりと、とにかくお話共にしっかりしているので見ていて嫌な気持ちにはならない。絵柄は紙細工みたいだけどお話の骨格が実にしっかりしているからだと思う。

間違い無くお勧めの漫画である。

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[投稿:2010-10-26 23:53:34] [修正:2010-11-20 09:48:49] [このレビューのURL]

掲載誌で読んでいた記憶あり。

最初の方は江川節ながらもそれなりには読ませてくれたのですが、最後の方になると読者を完全に置いてけぼりにしていた様に感じ、いつ本筋に戻るんだろうと不快感を感じながらも読んでたら、あさっての方向に行ったまま打ち切り。

読者を完全に無視した流れだったので打ち切りは当然の措置だったと思う。「まじかる☆タルるートくん」の時も読んでて思ったのですが、この人の漫画は中身があるようで実は空っぽなんですよね。だから、それ以降の漫画も碌に完結できないんでしょう。

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[投稿:2010-11-03 19:09:34] [修正:2010-11-20 09:47:04] [このレビューのURL]

飽くまでも、この漫画はファンタジーです。

現実っぽい構成ではありますが、主人公の指導方法を現実でやったら普通は上手くいく筈がありません。連載誌において巻末の目次の所でも作者はそういう事を書いていたという記憶があります。ただ、漫画自体は非常に読ませる代物であるのは間違い無く、過剰なまでの狸の化かし合いとも言える進め方は痛快なものがありますが、これも過剰な描き方の出来る漫画だからこそでしょう。

面白いんだけど、野球漫画としてはちょっと毒が強すぎるかと思う。
この人の漫画でまともな野球漫画を見たければ「ショー☆バン」(この漫画の原作をしていた)を見るべき。

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[投稿:2010-11-19 23:39:12] [修正:2010-11-19 23:39:12] [このレビューのURL]

作風が恐ろしく繊細ながらも実にマニアックなネタをさらりと見せてくれる漫画。漫画としてのレベル自体は非常に高いと言える。

主役のパタリロが破天荒で凄い超人的であり非常に俗物なのが良い。あのバンコランすらも手玉に取るというかおちょくりまくり。それ位キャラの強い個性・周りの個性も強く、素直に凄い漫画と思う。

ただ、ホモ描写がうわ、って思う時があったり(笑)そういうのに免疫があれば、この作品は凄い名作だと。

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[投稿:2010-11-16 00:27:45] [修正:2010-11-16 00:27:45] [このレビューのURL]

内容自体は大した事無い、井之頭五郎という男性が腹が減ったので近くにある店で食べ物を食べるという流れの漫画なんだけど、その注文の仕方が、酒の飲めない日本人である井之頭五郎の食欲と言うか、どこか食い意地が張ってる性分のせいで余計なものを頼んで食べ残してしまったり、焼肉屋で調子に乗って注文しすぎて満腹になりすぎてしまったりとある意味微笑ましい失敗をしたりとかが実に愉快。

料理漫画の中でもこの漫画の料理が一番美味に見えるし食欲がそそる。更に思いがけず美味い食べ物を食べた時の井之頭五郎の表情が実に説得力があり、ここら辺の見せ方は流石は谷口ジローと言える。素直に巧い。

内容自体は平々凡々なのではあるけれども、作・画共にレベル自体が高いのでそれだけでも面白く感じてしまう。そんな良作であります。

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[投稿:2010-11-16 00:12:13] [修正:2010-11-16 00:12:13] [このレビューのURL]