「即身仏」さんのページ

総レビュー数: 106レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月22日

読んでいて、ほっとする日常系の漫画。
宮子・吉野家先生を除く登場人物の何気ない行動が我々がいわゆる「それやっちゃうよね」「あるある」と思っちゃうリアクションなのが可愛らしいく、読んでいて思わずニヤリとしてしまう。大阪の人である乃莉の関西人リアクションが関西人の自分でも納得の出来だったりします(笑)

現時点では、どうも時間の進み方が遅くなっているのはどうかとも思いますが、作者がどういう風にケリをつけるのか楽しみにしております。

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[投稿:2010-11-03 23:31:53] [修正:2010-11-03 23:31:53] [このレビューのURL]

原作者はどんな事があろうと、土下座してでもこの漫画を続けさせるべきだった。というか、この件で原作者の愚かさが実によく分かった終了劇。というのを決して言い過ぎだとは思いません。

コンビニにてこの漫画を表紙買いしたのですが、すっかりこの漫画の魅力に取り付かれて全巻購入した程、作者の伊藤悠さんはこの小説の魅力を十二分に引き出していた。だから、この漫画が突然連載終了した時は本当にショックでした。えぇ。
原作者はノータッチである程度まで伊藤悠さんに任せれば良かったのに。と言える位です。そしたらこの漫画はもっと凄い漫画になっていたと想像出来そうなものを・・・。

原作者は嫌いでも作品に罪は無い。本当に不遇な作品でした。その分の8点です。

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[投稿:2010-11-03 23:09:45] [修正:2010-11-03 23:10:23] [このレビューのURL]

同じパニックモノであろう週刊少年チャンピオンで連載された「BM ネクタール」比較すると、この漫画が登場人物を格好良く動かしたいだけの都合の良い漫画なんだと思う。

良い所を挙げるとすれば、主人公初め、出てくる人間の心の弱さとか心理状況とかが「それなり」に表現出来ているかな?とは思いますが、 この漫画に流れるバックボーンが感じられず、ただ作者に都合の良すぎるように見える。つまりは世界観が狭く、まるで箱庭で起きているようにさえ感じる。で、その小さな世界で「かっちょいい」主人公等が「かっちょよく」ゾンビ共をなぎ倒していく。それいいのなら面白い漫画でしょうが、自分にはやっぱりどうかと思うので低い評価とします。

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[投稿:2010-11-03 22:48:49] [修正:2010-11-03 22:48:49] [このレビューのURL]

競馬系の漫画の中では一番サラブレッドを美しく描けている漫画家です。馬自身のお話というより、馬に関わってきた人達のお話といった意味合いの方が強い漫画であります。ただ、それ以上の感慨を呼ぶかというとそうでも無く、飽くまで馬と人とのドキュメンタリー漫画の域を抜け出せていないと感じます。ただ、それなりに良く出来ている漫画では有ります。

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[投稿:2010-09-30 23:53:46] [修正:2010-11-02 08:28:15] [このレビューのURL]

安彦良和や貞本義行の絵を軽々と違和感も無く描ける位の人なのに、描いてるのは物凄く品の悪いギャグなんですが本当に本人と見分けが付きにくい位なのが凄い(笑)内容は下品なんだけど、絵自体はリスペクトを感じさせる位なので、見ていて怒りとかは沸いてこなかった記憶があります。

とにかく、馬鹿馬鹿しいんだけど面白い漫画です。

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[投稿:2010-10-31 15:04:09] [修正:2010-10-31 15:09:08] [このレビューのURL]

群集の戦争漫画の中ではこの漫画が最高峰の出来だと思う。

本格的に面白くなるのは主人公の(李)信が隊を率いて奮戦・駆け上がっていく過程であり、その闘いは実に苛烈。何よりも不敵な秦の大将軍・王騎の存在は強烈であり、明らかに主人公の存在を喰っていたと思える位の個性・存在感があった。

無論、戦だけで無く謀略や政治闘争などもじつにしっかりと描かれていて、個人的には「蒼天航路」以来のスケールのでかい歴史漫画と見ています。

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[投稿:2010-10-30 14:05:11] [修正:2010-10-30 14:05:11] [このレビューのURL]

敢えて最終巻だけのレビューとさせていただきますが、いかにテーマとかがあろうが、オチが旧劇場版エヴァンゲリオンのデッドコピーというのは漫画家としてはやってはいけないでしょう。過程も酷かった。ただ逃げる・隔離させるとか云う訳ででも無くそのプロセスに進ませるためだけに殺す。正直物語の放棄にしか思えなかった。作者も望んでいなかったと(個人的に)思う。

現在連載中の「のりりん」を非常に伸び伸びと描いているのを見て、なおさらそう感じるのです。

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[投稿:2010-09-23 01:49:25] [修正:2010-10-30 13:48:49] [このレビューのURL]

悪魔を題材にした漫画ですので、グリモアの罰でトカゲやカマキリになってしまったりと結構えげつないオチがありますが、基本ギャグ漫画ですのでそういった暗い面は引きずらずに笑い飛ばせてしまいます。

とにかく、この漫画に出てくるキャラクターは人・悪魔・天使・神・作者・編集者分け隔て無くクズ揃いです(笑)特に主人公?である悪魔のアザゼル篤史に対する残虐行為が(人外故に)実に凄まじいのですが、外見がえらくファンシーな姿で召還されてるのとアザゼルさんが実にアホなので残虐性を殆ど感じず、まるでこの漫画の風物詩の如く当然の風景に感じます(笑)

ブラックなギャグ漫画である筈なのですが、そういった後ろ暗さは感じられないおもろい漫画として読めます。

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[投稿:2010-09-30 23:45:09] [修正:2010-10-30 13:46:17] [このレビューのURL]

つの丸先生の漫画にしては一番シビアな世界観の漫画。

1話目にして、虫とは言えとにかく登場キャラクターがバタバタ死んでいく様は連載時に読んでいて実に衝撃的でした。作者本人も言ってましたが、確かにスズメバチの恐ろしい存在ながらも造形が美しかった。とにかく主人公側との力差が圧倒的で、下手なファンタジー漫画よりもハードな印象がありました。とにかく重厚。重厚だからこそマイノリティとして見られて打ち切られたのでしょうが、読後は悪くない印象を持っていたので、そこらの打ち切り漫画よりは「重い」からこそ読み応えのある漫画だったかと。

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[投稿:2010-10-02 21:25:32] [修正:2010-10-30 13:44:48] [このレビューのURL]

この作者の漫画らしく、淡々とした描写ながらえげつない事をさらっと描いているのが印象でそこが魅力。しかし話の流れがスローでいつ終わるのか分からないのがちょっと残念。良作なのは間違い無いけど、ずっと追いかけていく程の漫画かというとちょっと違う。そこら辺が惜しい漫画。

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[投稿:2010-10-30 13:40:02] [修正:2010-10-30 13:40:02] [このレビューのURL]