「即身仏」さんのページ

総レビュー数: 106レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月22日

恐らくは伊能忠敬であろう主人公が蝦夷地測量に行くまでの間のお話であり、江戸を散策しながら日々を過ごす漫画ではありますが、江戸の情緒・風俗を感じさせる見せ方だったり、鳥やトンボの視点で江戸を見るかのような表現なのは谷口ジローだからこそ出来る繊細な表現だと思います。

静かな作風ながらも、決して存在感が薄いという訳ではない良作です。

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[投稿:2011-05-08 09:18:23] [修正:2011-05-08 09:18:23] [このレビューのURL]

7点 トリコ

モンスターハンターの豪快さ+刃牙の登場人物の喰いっぷりを錬金?して出来た漫画という感じですが、作者自身の力量が高いのでなかなか面白い漫画として出来ていると言う印象であります。

流れとしては少年漫画らしい、良くも悪くも単純明快な表現ではありますが、見せ方が巧い為にそこまで気にならずに読ませる。バトルだけで無く奇想天外・荒唐無稽なグルメ漫画としても成り立っているという美味しい所取りといえる。ここは上手い。

現時点でも間違い無く週刊少年ジャンプを背負う漫画の1作品なのは確定的でしょう。

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[投稿:2011-02-15 00:32:22] [修正:2011-02-15 00:32:22] [このレビューのURL]

ギャグ漫画としては爆発力のあった漫画。

特に田中の黒さがたまらないんですよね。ある意味一番の大物(笑)とにかく馬鹿なんだけど馬鹿は馬鹿なりにじつにくだらなく楽しく生きていやがる、そんな漫画であります。

自分は凄く大好きな漫画でした。

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[投稿:2011-02-15 00:25:24] [修正:2011-02-15 00:25:24] [このレビューのURL]

かの有名な「恐怖新聞」のリメイク漫画でリメイク元は未読ではありますが、なかなか読み応えのある漫画です。

恐怖新聞や他の悪霊共に命を狙われながらもそれらを退けていく様や、えらく癖の強い登場人物達のせいで週刊少年チャンピオンを読む時はつい、目を通してしまいます(笑) ここら辺の豪腕っぷりはさすが西条真二。といった所でしょうか。 

作者特有の「濃さ」はあるものの、それが作風との相乗効果でバッチリ気になりません。 作者久々の良作です。

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[投稿:2011-02-01 23:42:14] [修正:2011-02-01 23:42:14] [このレビューのURL]

この作者の持ち味であるバカバカしいギャグが実に心地良い漫画。

「ランジェリータウンの住人はアホばっかり」と作中で書かれている様に登場人物共は見事なまでにアホばっかりなのですが、ほとんどがいわゆる邪気の感じられないアホばっかりなので素直に楽しめます。終わり方も、子供からちょっとだけ大人の階段を上ったかの様な爽やかな終わり方なのも非常に好印象でした。良作です。

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[投稿:2011-01-29 19:35:08] [修正:2011-01-29 19:35:08] [このレビューのURL]

7点 以下略

ネタはヒラコーの漫画らしく生半可なオタク知識ではこの漫画のペースに付いて行けない位に内容が濃過ぎます。作者の前の作品である「進め!!聖学電脳研究部」よりもディープです。

特にヤクザの子分を監禁してオタク漬けにする際にベルセルクの「触」だけを飛ばして読ませるというやり方はまさに「悪魔」であろう(笑)

もしこの漫画の描かれてある内容に100%付いていけるならその人は幸せでしょう。それ位、強烈な漫画であります。

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[投稿:2011-01-20 08:19:43] [修正:2011-01-20 08:19:43] [このレビューのURL]

この漫画が掲載されているのはガチエロ漫画雑誌ではありますが、この漫画自体は言う程エロでは無し。寧ろ良質な漫画であったりします。

基本的には日常系の漫画で、とにかく元気というか図々しいけどもどこか憎めない主人公の綿貫真琴(まこちゃん)を中心に個性的な友達や強敵(とも(笑))・子供達を優しく見守る理解ある大人達や、穏やかな文調ながらツッコミが的確なナレーション等、作り込みに隙の無い漫画であります。

掲載紙がアレなのであまり名前が売れていない現状ではありますが、他の人にお勧めできる良心的な漫画だと思います。というかお勧めです。

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[投稿:2011-01-15 19:11:06] [修正:2011-01-15 19:11:06] [このレビューのURL]

画やストーリー設定は確かに荒い。荒いんだけどこの漫画に対する熱意というものが感じられるのは非常に好感が持てる。それが無かったら分不相応の漫画として酷評されてたと思う。
絶望感も確かにあるけど、「GANTZ」の現時点連載中のカタストロフィ編や「度胸星」の火星探査員スチュアートと高次元体・テセラックとの死闘、プレイステーション2のホラーゲーム「SIREN(サイレン)」の半端無い絶望感と比較してもちょっと足りなく感じる。しかし、作者の頑張り次第ではそれらに肩を並べられる作品になる可能性は充分あると思うので、これからに期待できる作品であると思う。

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[投稿:2011-01-01 11:40:32] [修正:2011-01-01 11:40:32] [このレビューのURL]

画風も濃いわ凄惨な描写も多いわと、一見さんお断りの漫画ですが、描いてある内容自体は歴史やその時代にいた人物の描写に対して真摯な姿勢で描いているのは好感が持てる。が、前述した通り読むのが非常に重たい漫画であるのは否めない。そういう意味では惜しい漫画。

7点に修正。

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[投稿:2010-11-04 19:09:23] [修正:2010-12-11 22:27:44] [このレビューのURL]

剣が両刃の剣とか化獣等の攻撃方法(ビーム)がちょっと画一的・テンプレート化ながらも、キャラクターに関しては海賊スイートマドンナ等面々のキャラクター設定が実にしっかりと掘り下げて描写されていたのが印象的で、個人的なお気に入りのキャラクターは海賊クロウバードのキャプテン・グラフ。いっつもロバーツにおちょくられ、部下達にも何だか放っておけないと思われてる三枚目なキャラクターながらも、やる時はやるといった男らしさが良かった。

個人的には米原秀幸氏の作品の中では一番の作品だったと。

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[投稿:2010-10-20 23:32:23] [修正:2010-11-20 20:47:05] [このレビューのURL]